ぽっちゃり女、マチアプでの悲劇。緊張で「寄行」に走った結果、まさか自分が“モンスター”側になるとは…

世田谷乃たらこ
更新日:2025-05-22 06:00
投稿日:2025-05-22 06:00

好きなカフェの質問に「ドドールですかね…」

 ここまででも大分悲惨なのですが、おそらくカフェデートはコーヒーやケーキも嗜みつつ、ゆっくりと食べ終わると同時に会話もひと段落して、1時間くらいで退店するのが相場だろうと思います。

 ただ私が獣のように丸のみしてしまったので、既にもう手持ち無沙汰。優しいAさんは「飲み物おわかりしますか?」と聞いてくれたのだが、逆に顔から火が出そうになり固辞してしまいました。

 私の奇行のせいで、急に滞りだす会話。Aさんも私の食べっぷりに焦らされたのか、数分後には完食。ああ、高級ケーキが……。

 お互いが「もう帰りたい」と思っているのは丸わかりでしたが、不幸にも高級カフェの雰囲気が即退店を許さず、二人とも空の皿とグラスのまま、なんとか身のない会話を1時間ほど繰り広げました。

 ほぼ何をしゃべったか記憶にありませんが、Aさんの「そういえば、たらこさんもカフェ巡りが好きってプロフィールに書いていましたよね。お気に入りのカフェはありますか?」という質問に、本当はカフェ巡りなんてしたことがないので「そうですね、ドトールですかね……」と正直に答えて、死ぬほど重い沈黙が流れたことだけ覚えています。

自分がまさかモンスター側に回るとは…

 初めてのマッチングアプリでデートは惨敗。お相手には問題がなく、むしろ私の準備不足&緊張しすぎのせいで、自ら負けルートを爆走してしまったといっても過言ではありません。

 ネット上にあふれる婚活体験談では「出会った相手がモンスターだった!」みたいなものはよく目にしますが、自分がまさかモンスター側に回る日が来るとは露とも思いませんでした。ええ。

 しかし、私はこんなことではへこたれません。ぽっちゃり街コンの楽しかった思い出は、こんな時でも背中を押してくれます。ということで、マッチングアプリ編はまだまだ続きます。

<本日の戦歴~>
恋愛度 ☆☆
楽しさ度 ☆☆
気まずさ度 ☆☆☆☆☆
収穫:オシャレな女性と思われたいがために、「カフェ巡り」とか嘘の趣味をプロフィールに書くのは悪手という反省

世田谷乃たらこ
記事一覧
30歳で婚活を始めたライター。最近メキメキと太ってきたことが悩みだが、特にダイエットもせずに悩んでいるだけ。婚活パーティーと飲み会が趣味。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


距離が近すぎ…!夫や彼氏の「アヤしい女友達」仰天の体験談
 あなたは「恋人とやけに距離感の近い異性の友達」について悩んだり、疑ったりしたことはありますか? 私はあります。  元...
深志美由紀 2020-06-07 06:00 ラブ
人気俳優・竹内涼真から学ぶ…ポイ捨てされそうな時の心構え
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。あの人気俳優の竹内涼真さん(27)との熱愛が報じられていたビズリーチのCM女...
山崎世美子 2020-06-08 11:45 ラブ
「この結婚は失敗…」コロナを機に別居に踏み切った妻の主張
 男女の関係では、交際相手や配偶者の言動に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-06-06 06:28 ラブ
感染対策で別居生活に…コロナを機に妻に嫌われた夫の言い分
 男女の関係では、交際相手や配偶者の言動に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-06-07 04:16 ラブ
バツイチって呼ばないで!言葉一つで自己肯定感を上げる方法
「バツイチ」――。この言葉、結構重い響きですよね。他意はなくとも、バツイチって言われるとうっすらと傷ついてしまいます。 ...
七味さや 2020-06-05 06:00 ラブ
好きな人へのアプローチ♡ 男性心理に効果的な8つの方法とは
 好きな人ができた時、自分からアプローチしていいのかと悩んでしまう女性は多いでしょう。でも、男性は意外と女性からのアプロ...
恋バナ調査隊 2020-06-05 06:00 ラブ
「オンラインデート」がアフターコロナでも残りそうな理由
 外出自粛により、さまざまな「リモート」での交流が予想以上に広がりました。仕事に始まり、料理、飲み会、運動など……。たぶ...
ミクニシオリ 2020-06-04 06:00 ラブ
性欲がない男性に隠れた7つの心理&上手に付き合う方法
 あなたは、どんな男性に惹かれますか? 「ガツガツしていて男らしい人がいい」と答える女性も多いかもしれませんね。しかし、...
恋バナ調査隊 2020-06-04 06:00 ラブ
緊急事態にも快楽優先…不倫男たちが家庭に告げた驚きの口実
 ステイホーム中にも、不倫に明け暮れた男性は、決して少なくない様子。非常事態を迎えて不倫を清算した人も多いなか、自由な時...
並木まき 2020-06-03 06:00 ラブ
プライド高め?関東出身女性の性格&特徴!好みの男性タイプは?
 関東出身の女性というと、「センスがよく、流行の先端!」「お嬢様が多い」というイメージを持っている方は多いでしょう。でも...
新しい恋愛様式! オンライン合コンをおすすめする5つの理由
 コロナ禍で3密を避けるため、合コンのオンライン化がものすごい勢いで進んでいる昨今。すでに多くの男女がオンライン上で出会...
田中絵音 2020-06-02 06:00 ラブ
男性の脈なしLINEの8つの特徴&恋を掴む挽回テクニック
 好きな人に女性からアプローチするって、なかなか勇気がいるものです。でも、LINEを使えば、恋愛経験が少ない人でも気軽に...
恋バナ調査隊 2020-06-02 06:00 ラブ
会えないからとガンガンLINEしてはダメ!その心理学的な理由
 気になる男性や大好きなカレにLINEでガンガン連絡し、返ってこないとモヤモヤしていませんか? ホレた人にLINEしたく...
若林杏樹 2020-06-01 06:00 ラブ
運命の男性ってどんな人?見極めるための7つの特徴とは♡
 理想の男性との運命的な出会いをする……そんなシチュエーションを夢見る女性は多いでしょう。でも、星の数ほどいる男性の中で...
恋バナ調査隊 2020-06-01 06:00 ラブ
私に未練があるの?彼女持ち元彼の“復縁本気度”が分かる一言
 付き合って4年、別れてから2年が経つ元彼がいます。  すでに元彼には2年、付き合ってる彼女がいます。元彼とは定期...
神崎メリ 2020-05-31 06:24 ラブ
ひとりは嫌…コロナ禍で彼と「結婚したい」と強く願うように
 男女の関係では、交際相手の言動に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があり...
並木まき 2020-05-31 06:29 ラブ