藤島ジュリー景子氏は一体、何をしているのか? TOKIO解散劇も「他人事」どこ吹く風と半生本出版

更新日:2025-06-28 17:03
投稿日:2025-06-28 17:00

 故ジャニー喜多川氏の連続性加害の被害者のひとりで、元ジャニーズのアイドルグループ「忍者」メンバーの志賀泰伸さん(56)がTOKIO解散発表を受け、SMILE-UP.(スマイルアップ)代表取締役の藤島ジュリー景子氏(58)へXを通じて25日に送ったこんなメッセージがネットで批判を集めている。

「(株)TOKIO廃業? ジュリー氏あなたが可愛がってきたグループの一つですよね? この状況に過去? の経営責任者として何を思われますか? こんな時に自己保身の告白本ですか? 内容はまだ分かりませんが…残されたタレント達よりも自身が大事? 被害者の方々にもっと寄り添って下さい」

 これが報じられると、《TOKIO解散とジュリー氏は何の因果関係もない》などのコメントもあがった。だが、旧ジャニーズ問題を取材するマスコミ関係者はこう言う。

「ジュリーさんがTOKIOの活動方針やメディア戦略をプロデュースし、マネジメントや事務所運営に関わってきたのは事実です。『株式会社TOKIO』の会社登記簿には取締役として筆頭に名を連ね、社長として経営面でもグループを支えてきました。令和5年(2023)9月30日に辞任し全権を城島茂が引き継ぎましたが、これは、叔父でもある事務所創業者ジャニー喜多川氏の連続性加害が世界的に報じられ、問題になった際に旧ジャニーズ2代目社長や関連会社から引責辞任していた頃と重なります。ですので、あのBBC報道と4ケタにのぼる被害者たちの告発がなければ、今も取締役のままでいた可能性もあるのでは」

 一部で「育ての親」と報じられるのも、それなりの理由があってのことなのだ。しかし藤島氏は今回の解散劇に対し何ひとつ対応していない。またスマイルアップ代表取締役として、被害者たちの補償にあたるとしてきたが、表立っての動きは一切報じられることもない。

■「我が子のように」育てたTOKIO解散も、被害者補償問題も「どこ吹く風」

「その補償をめぐって、スマイルアップと被害申告者との間で裁判沙汰が繰り広げられています。補償額などを決める『被害者救済委員会』は査定の詳細をかたくなに明らかにしないことからブラックボックス化ともいわれ、被害者側からは『なぜ被害者である自分たちが訴えられるのか』『寄り添う姿勢など皆無』といった反応が多数あがっています。実際、被害者の声に耳を傾けるような部分はないに等しい。現在のところ2回(4週)連続で申告者ゼロですから、さらに強引な幕引きをはかってくる可能性があります。なにしろ元ジャニーズ在籍者であっても『在籍確認ができない』などと否定し、その在籍の定義からしてブラックボックスなので、どうしようもありません」(関係者)

 そうした状況下において、藤島氏が半生を語った単行本「ラストインタビュー -藤島ジュリー景子との47時間-」(新潮社)が7月18日に全国一斉発売される。

「今回の国分太一のコンプラ違反問題、TOKIOの不祥事といい、旧ジャニーズ問題は今も続いているのに、そんなのどこ吹く風と本を出し、さらに復権なんて話も取り沙汰されている。どれだけ悠々自適なんだとの批判もあり、志賀さんの言葉にうなずいているのは被害者たちだけではありませんよ」(同)

 スマイルアップをめぐっては「東山紀之社長も本を出版するのではないか」との見方も関係者から出ていて、芸能活動再開の日も取り沙汰されている。

  ◇  ◇  ◇

 国分太一の裏の顔が徐々に明らかになっている。関連記事【もっと読む】国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇…では、本人の悪行について伝えている。

エンタメ 新着一覧


神尾楓珠“ワイプ芸”を刮目せよ!「3年A組」出世頭の演技力は
 神尾楓珠が凄いことになっています。水曜22時「ナンバMG5」(フジテレビ系)、金曜23時30分「青野くんに触りたいから...
平手&長濱“欅坂46両雄”ドラマ界本格復帰記念にプレイバック
 元欅坂46の平手友梨奈(20)が今月10日、22年7月期放送のドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)に出演することが番...
こじらぶ 2022-05-14 06:00 エンタメ
吉高由里子主演「光る君へ」NHK&民放MIX“イケメン再演”の目
 NHKは11日、2024年に放送予定の大河ドラマについて、タイトルは「光る君へ」で、主人公の紫式部を吉高由里子(33)...
神木隆之介は元子役クズ説を覆す男、女性の噂も皆無だけど…
 元人気子役というと悪い印象しかないのは、間違いなく坂上忍と杉田かおるのせいでしょう。  子どもの頃あんなに可愛か...
松下洸平“低視聴率”でも高評価 ゴチで得た天然ポンコツの座
 5月1日に俳優業デビューから12年を迎えた松下洸平(35)がノリに乗っており、ツイッターでは「#松下洸平12周年」のお...
ディーン様は浮世離れしていてナンボ!お宝シーンよもう一度
「あいわらずお美しいこと!」  そう言わずにはいられないのがディーン・フジオカ(41)、通称おディーン様です。4月...
浅香航大は“理想の元彼NO.1”!本人自覚ゼロでも色気だだ漏れ
 昨今、やたらと考察ドラマが多いと思いませんか。前クールの「真犯人フラグ」とか「ミステリと言う勿れ」とか「愛しい嘘~優し...
松潤・キムタク・ニノ…主演作の明暗、私生活切売りがアダ?
「ドクターX~外科医・大門未知子~」など数々の人気作を生み出してきたテレビ朝日の木曜ドラマが2クール連続で苦戦している。...
こじらぶ 2022-06-01 12:36 エンタメ
SixTONES松村が傷物に…「恋マジ」時代錯誤設定にキモイの声
 今月18日にスタートしたフジテレビ系ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜午後10時)が、女性から酷評され...
山P「正直不動産」番宣拒否報道もあったがいいやつじゃん!
「正直不動産」(NHK総合)の山下智久(37)を見ていて、山Pもずいぶん丸くなったなあと思う。  山P演じる主人公...
「芸能人二世」サバイバル! 生き残るための“最大武器”は?
 この春も芸能界は二世が注目を集めるようでーー。タレントの中山秀征(54)の長男・中山翔貴(23)は4月8日スタートのテ...
城田優「カムカム」で甘美な声も…驕る“イケメン”久しからず
 日本人と外国人との間に生まれた子どもを「ハーフ」って言いますが、「ハーフ」は半分という意味だから「ダブル」や「ミックス...
坂口拓が園子温監督“性加害”報道で謝罪 ネットは別の反応も
 映画監督や出演者による性加害報道が相次いでいる。今月4日には「週刊女性PRIME」で園子温監督(60)が複数の女優に出...
2022-04-08 06:00 エンタメ
乃木坂46秋元真夏が炎上…本当に性的マイノリティをネタに?
 今月1日、乃木坂46の秋元真夏(28)が自身のInstagramで、「この度、友人の生田絵梨花と式を挙げました」との一...
こじらぶ 2022-04-07 09:48 エンタメ
柄本佑「イケメン問題」気付けばモテポジション確立の謎解き
 かねてからどうしたものかと悩んでいるのが柄本佑(35)イケメン問題です。この冬のドラマ「ドクターホワイト」(カンテレ/...
小林麻耶と松居一代の共通点は?“赤裸々暴露”する女性の心理
 フリーアナウンサーの小林麻耶(42)と元夫で整体師の國光吟氏(38)が、3月28日にそれぞれのブログで再婚することを発...