更新日:2025-08-22 11:45
投稿日:2025-08-22 11:45
冷めた言葉の羅列に戦慄
でも、投稿を遡っていくと、明らかに彼と一致する内容が並んでいた。
そこに綴られていたのは、驚くほど冷めた言葉たちだった。
「最近知り合った女、ちょっと返信遅いだけで機嫌悪くなる。めんど」
「女の”疲れてる”アピ、何が目的? こっちの方が疲れてるわ」
「可愛いって言えば喜ぶのほんとちょろい。すぐヤれるかも」
最初は信じたくなかったマキも、文章の癖やタイミング、そして投稿された写真の背景から、間違いなく彼の裏垢だと確信した。
「ショックっていうか、もう気持ち悪くなった」
そう言って彼とのLINE履歴を見返すと、あれだけ優しかった言葉が、すべて“計算”のように思えてきた。
「こんな言葉で、私は安心させられてたんだなって思ったら、一気に鳥肌立った」
まさかの逆ギレ
翌日、マキは彼に「このアカウント、あなたですよね?」と問いただした。
すると、コウジは一瞬で態度を変えた。
「SNSなんて遊びだし。本気にするなよ」
「なんでそんなことで怒るわけ? 裏垢くらい誰でもやってるだろ」
マキは黙ってそのままブロックし、二度と連絡を取らなかった。
「人って、見たい顔しか見えてなかったりするじゃん? あのときの私は、優しくされたい自分に都合のいい面しか見てなかったんだと思う」
そう語るマキの表情は少し悔しそうで、でもどこか吹っ切れてもいた。
ラブ 新着一覧
鬼嫁がつくる家庭ルールの中には、思わず夫に同情したくなるほど過酷なものも少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょ...
付き合って2カ月の彼がいます。付き合う前や付き合い始めの頃はLINEを頻繁にしていました。必ずどちらかから〈おはよう〉...
鬼嫁には、夫に容赦なくダメ出しをするタイプも少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とす...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。私の相談室に来られる方の3大テーマは、「浮気された」「離婚を考えている」「彼...
恋のライバルが出現した時、誰もが心穏やかではいられないはず。しかも相手が年下の女性だった場合、勝てる気がしないと感じる...
世界情勢がきな臭くなってきた感じがいたしますが、身近な世界における不毛な戦いの一つが、男女の「おごりおごられ論争」。
...
「恋愛と仕事の両立ができない……」、そんな悩みを抱えていませんか?中には、「仕事ができなくなるから恋愛しない!」というキ...
なぜ男性は、彼女と毎日LINEするのを嫌がるのでしょう。LINEの頻度の認識の違いで、大きなケンカになってしまうカップ...
ドM男性なんて本当にいるの?と思われがちですが、実はたくさんいます!でも、相手がSかMかなんて、一目見ただけで見抜くこ...
「類は友を呼ぶ」とも言われるように、鬼嫁のまわりには鬼嫁が集まるケースも少なくないようです。
魑魅魍魎(ちみもうりょ...
付き合う相手に求めることの中に、「居心地がいい人」という項目を挙げる方は多いはず。居心地がいいというのは、ただ「優しい...
職場の同じフロアにいる年下の可愛い男性。気になるし、仲良くなりたいのだけど、どうやって誘ったらいいのかわからない。そん...
別れた元彼から連絡が来ると、びっくりしてしまいますよね。別れ方にもよりますが、やっとの思いで気持ちを断ち切ったのに、不...
鬼嫁と呼ばれる妻のなかには、家族以外に対して、容赦なく鬼対応する女性もいるようです。
クレーマーや勘違い女になってい...
「女性は男性を立てて一歩後ろをついていく」――。そんな考えに全く賛同できない!と思うあなた、もしかしたらドS気質を持って...
風邪をひくと、家族に対しワガママを言い出す人は珍しい存在ではないものの…。相手が鬼嫁ともなると、そのワガママの度合いが...