話題の「オープンマリッジ」関係、“セカンドパートナー”と何が違うの? 特殊な結婚観に世間の風当たりが強いわけ

内藤みか 作家
更新日:2025-09-18 11:45
投稿日:2025-09-18 11:45
 YouTuberのヒカルさんが、突然「オープンマリッジ」を宣言し、彼のフォロワーが10万人以上も激減するという事態に陥っています。

 このオープンマリッジ、最近ちらほら目にする「セカンドパートナー」とはどう違うのでしょうか?

「0日婚」だったヒカルさんと進撃のノアさん

 YouTuberのヒカルさんは、進撃のノアさんというキャバクラ経営者と2025年5月に結婚したばかりです。

 交際せずいきなり結婚するという0日婚です。東京と大阪という別居婚でしたが、毎週のように行き来し、お互いのSNSでデートや自室での様子を公開し、絆を深め合っていく姿が話題でした。

 本来ならばラブラブな新婚期だと思われるのですが、近頃はセクシー女優との合コンでキスをする姿をYouTubeで公開するなど、ヒカルさんの動きに微妙な変化が起きているようではありました。

突然の宣言動画

 有名YouTuber2人のほのぼの新婚動画を楽しみにしているファンも増えてきたところで、突然のオープンマリッジ宣言動画が公開されたので、動揺が起きました。妻のノアさんが可哀想という声も起きています。

 ヒカルさんの主張は要約すると、「離婚はしたくない。けれど浮気もしたい」というもの。そのため、お互いに同意のうえ、浮気を認めることにしたというのです。

 宣言動画にはノアさんも同席していて、彼の考えを受け入れていると話しています。

オープンマリッジとは?

 ヒカルさんが主張するオープンマリッジとはどういうものなのでしょうか。

 それは簡単に言えば、既婚者が配偶者以外とも関係を持つことをお互いに同意した関係というものです。ここで大切なのは、配偶者の同意が必要だという点です。

 ヒカルさんは妻の同意を得て、結婚生活を続けていくことにしました。お互いがいいと思っているのであればとやかく言うことではないのかもしれません。

 日本ではこうした関係はまだ少数派ですが、海外では認知度は日本よりずっと高いと言われています。

セカンドパートナーとの共通点は?

 2024年にはユーチューバーのあやなんさんが、既婚だけれどセカンドパートナーがいると公表しました(現在は離婚したためセカンドパートナーという表現ではなくなりました)。

 セカンドパートナーとオープンマリッジの違いはどういうところでしょうか。

 オープンマリッジでもセカンドパートナーでも共通しているのは、相手の同意を得ているというところと、最も大切にしているのは配偶者(元々のパートナー)というところです。

 大切な相手はいるけれど1人では足りないところがあるのかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


コロナ禍で判明した男の素顔に幻滅…再婚を悔やむ女性の叫び
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-01-02 09:28 ラブ
欲しかったのは経済的な安定…年上女性と再婚した男の打算
「冷酷と激情のあいだ〜女性編〜 vol.27」では、再婚直後にコロナ禍に突入し、結婚を後悔している女性・Rさんの叫びをご...
並木まき 2021-01-02 09:29 ラブ
既婚男性×独身女性の不倫カップル 本音とデメリットを解説!
 不倫は“してはいけない”こと。常識ですね。「誰も幸せになれない恋」と、悪いイメージを持つ方も多いでしょう。ですが、実際...
リタ・トーコ 2021-01-01 06:00 ラブ
運命の恋を感じたい人必見!本当の恋の特徴&幸せの掴み方♡
 女性なら誰もが一度は、「運命を感じるような本当の恋がしたい」と思うでしょう。しかし、本当の恋ができる相手に出会うことは...
恋バナ調査隊 2021-01-01 06:00 ラブ
その気になられても…“勘違い男”に送ってはいけないLINE
男性の中には、恋愛経験が少ないピュアな人が存在します。彼らは、ちょっとした社交辞令や女の子らしい可愛い絵文字などを見ただ...
恋バナ調査隊 2020-12-31 06:00 ラブ
好きな人の前で緊張してしまう…心理やドキドキしない対処法
 好きな人を目の前にすると、緊張してしまう人って多いですよね。話せなくなったり、挙動不振になったりして、「嫌われるのでは...
恋バナ調査隊 2020-12-31 06:00 ラブ
どんなに好きでもやっちゃダメ!愛が冷める恋愛のタブー8選
 タブーとは「触れてはいけない・禁止事項・御法度」という意味で、日常でも良く耳にする言葉です。恋愛のタブーも同様で、「や...
恋バナ調査隊 2020-12-30 06:00 ラブ
もう恋愛で傷つきたくない!辛い気持ちを乗り越える方法5つ
 20〜30代になると、「これ以上傷つきたくないから、恋愛したくない」と、恋愛に消極的になる人が増えているようです。過去...
恋バナ調査隊 2020-12-30 06:09 ラブ
夫婦仲ビミョーで離婚したいけど…大人婚2つだけ後悔なし!
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-12-29 06:00 ラブ
クイズに弱いと彼女失格?叶わなかったイケメン東大生との恋
 東大生との恋ーー。それは、女性なら誰もが一度はしてみたい恋かもしれません。実際に婚活市場では、東大出身の男性との結婚を...
田中絵音 2020-12-29 06:00 ラブ
恋愛上手な女性に学ぶ特徴6つ&今すぐ真似したいテクニック
 過去に辛い恋愛を経験してきた人の中には、「恋はしたいけれど、もうあんな辛い思いはしたくない……」と、後ろ向きな気持ちに...
恋バナ調査隊 2020-12-28 06:00 ラブ
まるで就活…恋活アプリのデート直前に男性が思っている本音
 アプリでマッチングした人との初めてのデートってとても緊張しますよね。メッセージのやりとりはしても、実際会って幻滅された...
若林杏樹 2020-12-28 11:33 ラブ
ダメな恋愛に終止符! ダメ男の見分け方&良い女になる方法
 気づけばいつもダメな恋愛にハマってしまって、苦しんでいる人は多いようです。「どうして、会う人会う人ダメ男なの?」と、自...
恋バナ調査隊 2020-12-27 06:00 ラブ
別れるなら今のうちかも…成長しない彼氏に見切りをつけた女性
「冷酷と激情のあいだvol.26〜女性編〜」では、仕事を理由に、デートをしてくれない彼女に恋心を募らせる男の苦悩をご紹介...
並木まき 2020-12-26 08:36 ラブ
仕事と俺とどっちが大事?多忙な彼女に寂しさを募らせる男性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-12-26 08:34 ラブ
もう無理かも…別れを意識する男性たちが彼女に幻滅した瞬間
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。2人の関係がスタートしても、最初からお別れすることなんて考えないはずです。い...
山崎世美子 2020-12-26 06:00 ラブ