更新日:2025-10-17 11:45
投稿日:2025-10-17 11:45
「分散」提案に、心が揺らいで
「泣く泣くアプリ内にある『女性限定の相談ルーム』に投稿したんです。『彼から連絡が減ってつらい。どうすればいいのか分からない』って。すると、すぐにたくさんの返信が来ました」
――主さん、私も同じ。彼ともう2カ月会えてない。
――都合のいい女って分かってるのに、彼を嫌いになれない自分が嫌。
――婚外恋愛なんて結局、男の遊び相手探し。もう誰にも期待しません。
そんな中、ひとつだけ異質な返信があった。
――主さん、いっそ『分散』したら? 私は一人に執着して苦しかったから、今は他の人ともデートしています。
分散――それは一人の男性に絞らず、複数の相手に愛情や時間を分けて付き合うという意味だった。
「最初は驚きました。でも、正直、少し楽になった気がしたんです。『自分もそうしてみようかな』って。少しでも気を紛らわせたくて」
新たにマッチした相手の素性に驚愕
瑠奈さんは新たにマッチした男性・浩平さん(40歳・金融関係/子供あり)と韓流映画の話題で盛り上がり、顔写真を交換した。
「精悍で日焼けしたイケオジ系。年下の伸二くんとは違う魅力がありました。初めての写真交換にドキドキしていたら、彼から突然――『もしかして、苗字は林って言いません?』って。
え? と思っていたら、『一度、会社の懇親会でお会いしましたよね。僕、林先輩の部下の浩平です』って言われたんです」
夫の職場の後輩――その瞬間、頭が真っ白になった。
関連記事
ラブ 新着一覧
20〜30代になると、「これ以上傷つきたくないから、恋愛したくない」と、恋愛に消極的になる人が増えているようです。過去...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
東大生との恋ーー。それは、女性なら誰もが一度はしてみたい恋かもしれません。実際に婚活市場では、東大出身の男性との結婚を...
過去に辛い恋愛を経験してきた人の中には、「恋はしたいけれど、もうあんな辛い思いはしたくない……」と、後ろ向きな気持ちに...
アプリでマッチングした人との初めてのデートってとても緊張しますよね。メッセージのやりとりはしても、実際会って幻滅された...
気づけばいつもダメな恋愛にハマってしまって、苦しんでいる人は多いようです。「どうして、会う人会う人ダメ男なの?」と、自...
「冷酷と激情のあいだvol.26〜女性編〜」では、仕事を理由に、デートをしてくれない彼女に恋心を募らせる男の苦悩をご紹介...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。2人の関係がスタートしても、最初からお別れすることなんて考えないはずです。い...
傷心中って、ちょっと投げやりだったり自暴自棄になったりしませんか? あるいは「もう恋なんてしない!」「男なんてこりごり...
好きになった男性に彼女がいることがわかったとき、彼のことを潔く諦めるか、略奪愛を覚悟してアタックを続けるか、悩んでしま...
結婚をしたい、あるいは子供がほしい女性にとって、今付き合っている彼氏に結婚の意志があるかどうか、結婚の時期をいつだと考...
年末年始を迎えるカップルたちが悲鳴をあげています。この時期にデートや旅行を楽しもうとプランを立てていたのに、コロナ禍で...
言葉は難しいものです。普段何気なく人と話していても、ふと相手の言葉にモヤっとしてしまうことはありませんか? 小さなモヤ...
せっかく告白したのに「好きだけど付き合えない……」と返されたら、落ち込んでしまいますよね。そもそも相手の男性は、どうし...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
















