子宮全摘だけでもつらいのに…腸閉塞で長さ190㎝の管を挿入

コクリコ 編集者
更新日:2019-11-28 05:52
投稿日:2019-10-15 06:00
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひとりで受けました。誰にも頼れず、心の内側にずっと不安を抱えながらがんと闘うのはとてもつらいこと。なぜ私が……と思う気持ちと向き合って、そして不確かな情報に惑わされないように、私の体験がお役に立てれば幸いです。

ネットに「拷問」の文字が氾濫するイレウス管

避けられなかった…(写真:iStock)
避けられなかった… (写真:iStock)

【Note.24】

 5日間の絶飲食を経ても、私のお腹はパンパンに膨らんだまま。体重は減らないし、便秘も治りません。

 絶飲食6日目、月曜の朝にほんまに先生がやって来て「残念だけどこのまま何日おいても治らないと思うから、イレウス管を挿入しましょう」と言いました。

 イレウス管!!!!!

 鼻から喉を通して、腸まで入れるというあのイレウス管……。たとえるなら太さはタピオカミルクティーのストローくらいでしょうか。太すぎる。

 ネットのどの記事を読んで調べても、〈つらい〉〈拷問〉〈地獄〉と書いてあるイレウス管を避けられなかった………。

コクリコ
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実用書の編集者(社畜)。アラフォー未婚のがんサバイバー2年生(進級しました!)。2018年、子宮頸がんにて広汎子宮全摘出術を受ける。現在ホルモン補充療法をしながら経過観察中。SNSをパトロールするのが趣味。“Twitter探偵”とも呼ばれる。でも幸せになりたい。

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