「山芋のたたきとホタテ大根」困ったときの簡単おつまみ

コクハク編集部
更新日:2020-02-11 06:00
投稿日:2020-02-11 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島の蕎麦居酒屋「のぶ庵」の三宅泰子さんに、素早く作れる「山芋のたたきとホタテ大根」のレシピを教えていただきました。

今すぐお酒のあてが欲しい!

 ちょっと小腹がすいた、今すぐお酒のあてが欲しい。でも手の込んだおつまみは時間がかかる……。そんなときに紹介したいのがこちらの2品です。

「おかずが一品足りないときにも重宝する“困ったときの簡単おつまみ”です。山芋をお好み焼きに使っても余りますし、大根サラダにしたって飽きて全部食べきれない。残り野菜にちょっと食材を加えるだけで立派なおつまみになります。熱燗にも冷酒にも合いますので、ぜひ試してみてくださいね」

◆山芋のたたき

【材料】(2人分)

山芋  10センチ
梅干し  1個
大葉  3枚
カツオ節パック 小口1パック
醤油 小さじ4分の1

【レシピ】

1. 山芋の皮をむき、たたきやすい大きさにカットする。
2. 梅干しの種を取る。
3. 大葉をみじん切りにする。
4. 上記の材料にカツオ節と醤油を加え、包丁でたたきながら、まな板の上で混ぜ合わせれば完成。

◆ホタテ大根

【材料】(2人分)

大根  5センチ
塩 適量
ホタテ貝柱缶詰 1缶
マヨネーズ 大さじ1
カイワレ大根 適量
レモン汁 適量

【レシピ】

1. 大根を千切りにして薄塩をかけてしばらく置く。
2. 大根がしんなりしたら絞って水気を取る。
3. ホタテの貝柱を汁ごと大根に加え、マヨネーズと一緒に和える。
4. 皿に盛り、お好みでレモン汁、色合いにカイワレ大根を添える。

本日のダンツマ達人…三宅泰子さん

▽みやけ・やすこ
 神戸出身。1978年、東京・銀座にライブハウス「ヤコス」をオープン。名物ママでありながら自身もジャズシンガーとして活躍。店で出すおつまみやそばも評判になった。2011年、東日本大震災を機に33年の店の歴史に幕を下ろす。12年、月島にそば店「のぶ庵」をオープン。そばの名店としてメディア掲載多数。

▽のぶ庵
 そば粉にこだわった自慢の打ちたてそばに加え、築地から毎日仕入れる新鮮野菜を使った料理や肴が人気。厳選された日本酒や焼酎と。オススメは鴨すき鍋コース。いつも混み合っているため電話確認した方がいい。
東京都中央区月島1―17―5
℡03・3533・4545
営業時間18時~22時30分(月曜定休)

(日刊ゲンダイ2018年1月25日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


甘辛い味付けがやみつきになる「手羽中のコックオーヴァン」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神保町のバル「Bal Marrakech」...
「マグロブツのニラ醤油和え」ひとひねりしたタレが美味しい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の居酒屋「酒井商店」の酒井英彰さんに、...
簡単だけど奥深い味「アンチョビー入りガーリックトースト」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のビストロ「スリジィエ」の山本延年さん...
カッテージチーズをかけるだけ…究極の「簡単カプレーゼ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の和食店「魚菜 まる富」の富成勝さんに...
和と洋をミックス「牛肉とジャガイモのすき焼き風ミルク煮」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫県・加古川のビストロ「ビストロ・エピ」の宮崎...
まるでステーキ! 分厚さが魅力の「ポークのしょうが焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前の「ごはんやパロル」の桜井莞子さんに...
白ワインに「モルタデッラとタレッジョのクロスティーニ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺のイタリアン「パノラマ キッチン」の...
生クリームのコクが決め手「カニとブロッコリーのサラダ 」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡市・大濠公園近くのフレンチ「TTOAHISU...
簡単だけど見た目は華やか「千枚漬け寿司」おもてなしにも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・長堀橋「和旬 撫子」の卜部吉恵さんに、手軽...
つぶ貝をエスカルゴに見立てた「つぶ貝のガーリックバター」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の和食店「酒と肴 類」の菊岡正輝さん...
お酒にも合う「さば缶ごはん」 土鍋で炊くとさらに美味しい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の創作和食店「やまだや」の高山和慶さん...
「クリームチーズ醤油漬け」味噌漬けよりもシャープな風味に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「がっしょ出雲」の野津宏太さん...
クミンシードが香る「干し芋の熱々スパイシークミンバター」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「赤坂 まるしげ」の与那覇朝雄...
暑い日に食べたい「蒜泥黄瓜(キュウリのニンニク和え)」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
「モヤシのスパゲティ」お安いモヤシで作る簡単イタリアン
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・西大橋駅近くのイタリアン「トラットリアパッ...
「ちょっとタイム、車エビとこしょう」熱々をカリッとどうぞ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・有楽町のフランス料理店「Restauran...