栄養士が伝授!「甘酒」の意外なアレンジ術と目的別選び方

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-02-20 06:00
投稿日:2020-02-20 06:00

2:ココアに砂糖の代用として

 手軽に使える調整ココアには、既に砂糖が入っているので、甘酒をちょい足しするには純正のココアがオススメ。砂糖の代わりに甘酒を入れて飲むと、優しい甘さになりますよ。

 またココアに含まれるカカオポリフェノールには、便秘改善や冷え性改善などの効果もあるので、甘酒とココアの組み合わせは女性に嬉しい作用がたっぷりなのです。

3:生姜焼きの調味料として

 飲み物ではなく、料理にも活用できる甘酒。さまざまな料理にも活用できますが、筆者がオススメするのは「豚の生姜焼き」です。甘酒を他の調味料と一緒に豚肉と漬け込むと、麹の力でお肉がふっくらと柔らかく仕上がりますよ。

 ちょっと疲れ気味の時も、料理に甘酒をプラスするだけで手軽に栄養補給ができます。

目的別:甘酒の選び方

 一般的な甘酒の酒粕と米麹にはそれぞれ違う効果があるので、目的に合わせて飲み分けるのも方法です。

 ダイエットには酒粕甘酒がオススメで、酒粕甘酒には、油を排出する成分「レジスタントプロテイン」が含まれています。食べたものの余分な脂肪を絡ませて排出させてくれるので食後に飲むと良いでしょう。

 また、風邪予防や美肌を目指したい時には米麹甘酒。「麹菌」に含まれるビオチンが酒粕甘酒よりも多く含まれているので、肌荒れや肌のくすみなどにも効果抜群です!

 体にいいとはいえ、大量に飲むと糖質の摂り過ぎになるので、摂取量には注意が必要。1日100ml程度を目安にするようにしましょう。

 優しい甘みで栄養価も高い甘酒は、さまざまな工夫によって、飽きずに続けやすいのも魅力の食材です。

 <文・時短美容協会所属/Nozomi・栄養士>

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