家庭内の緊急事態宣言…もし夫の浮気が「本気」になったら?

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-04-11 06:00
投稿日:2020-04-11 06:00

男女関係にも暗い影を落とす新型コロナ

 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。新型コロナウイルスの特別措置法に基づく「緊急非常事態宣言」が7都府県に発動されました。

 新型コロナウイルスの蔓延で生活環境が一変し、仕事や収入に影響が出ている人も大勢いますが、経済面だけでなく新型コロナの影響は、男女関係にも暗い影を落としています。

 命にかかわる出来事や過度のストレスがたまった時に、人間の品格や本音があからさまになるものです。コロナに感染するリスクも考えず、いまだ好き勝手に外で遊んでいたり、何も手伝わないくせに家事や料理のダメ出しだけはするような、器のチマチマした男もいます。

 この先の人生を一緒に歩める相手かどうかを、緊迫した時期だからこそ見極めることができるはずです。新型コロナウイルスの余波で浮かび上がる、一緒にいても幸せになれない男性を分析してみましょう。

パンデミックで増えるDV、モラハラ男

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出自粛や家庭の経済的困窮にドメスティックバイオレンス(DV)などの増加が懸念されている矢先、痛ましい事件が起きました。

 自宅で口論になった妻(57)を平手打ちし、転倒させて頭にけがを負わせた東京都に住む会社員の夫(59)が逮捕されたそうです。奥さんは搬送先の病院で後頭部皮下血腫のため亡くなりました。

 調べに対し「妻に稼ぎが悪いと言われ、頭にきてやった」と供述していたそうですが、新型コロナウイルス感染症のせいで、収入が激変した家庭の切ない現実です。

「夫が在宅勤務になりストレスがたまって暴力を振るう」「これまで長時間労働ですれ違っていた夫がテレワークで自宅にいるようになり、家事一切を押し付けて文句を言うようになり、モラハラが起こってきた」「DVで母子で家を出ようと準備していたが、自営業の夫は仕事がなくずっと在宅し、監視したりするようになった」などの相談が全国のDV相談ナビに寄せられているそうです。

 DVのように身体に直接のダメージを与えるのは論外として、ネチネチと言葉や態度で人の精神を傷つける「モラハラ男」は数多く生息しています。

 彼もストレスでたまたま私に当たっただけで……とか、私がイケないんだ……と理解してあげる必要はほぼありません! 相手を無視したり言葉で傷つけたりする男性は、はっきり申し上げてちっせー男です。

 自分の意にそぐわないことが起きれば、立場の弱い女性や子供を怒鳴り散らしたり、暴力を振るう男性はコロナと共に終息すべきでしょう。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


倦怠期のないカップルの5つの特徴!真似したいポイントは?
 好きな人と交際できれば、長く継続したいもの。しかし、交際期間が長くなれば倦怠期が訪れ、別れてしまうカップルも少なくあり...
恋バナ調査隊 2020-02-09 06:00 ラブ
「結婚願望ない」彼氏と頑張りたい貴女に必要なメス力3カ条
 私は27歳です。同い年の彼と付き合って3年半になります。  付き合いたての頃は毎回迎えに来てくれて、ご飯代もすべ...
神崎メリ 2020-02-09 06:00 ラブ
マリッジブルーになったらどうする? 5つの原因と乗り越え方
 “マリッジブルー”に、あなたはどんなイメージを持っていますか? 結婚が決まっていない人や相手がいない人にとっては、「な...
恋バナ調査隊 2020-02-08 06:04 ラブ
東出昌大さんをモデルに…すべての人が不幸になる不倫とは?
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。浮気調査専門の探偵社代表として日々浮気問題に向き合ってきた筆者は、誰よりも浮...
山崎世美子 2020-02-08 06:05 ラブ
レスを長期化させないために…まず何から手をつけたらいい?
 恋人や妻を「親友や妹のような存在」と感じるようになると、男性の性欲スイッチは極めて入りにくい状態になっていきます。目の...
神田つばき 2020-02-08 06:34 ラブ
不倫男性が本気になったら行動が変わる? 6つの見極めサイン
 既婚男性と不倫をしている女性が抱える心配、それが「彼は浮気なのか、それとも本気なのか」。一般的に「遊びの恋」だと思われ...
リタ・トーコ 2020-02-07 06:00 ラブ
夫には理解不能…鬼嫁たちの“自分勝手すぎるランチ事情”3選
 ウィークデーのランチは、夫婦別々の家庭も多いのが現実。そして、夫が見ていないのをいいことに(?)、日々の昼食のタイミン...
並木まき 2020-02-07 06:00 ラブ
料理は切り札にならない? 婚活で男性が反応する趣味に異変
 ひと昔前まで、婚活の場で「趣味」として挙げるのなら料理がいい、という話が一般的でした。料理上手な女性と結婚したい男性が...
内藤みか 2020-02-06 06:00 ラブ
久しぶりに付き合う女性必見!チェックしておくポイントは?
 久しぶりに彼氏ができた時って、やっぱりワクワクしますよね。しかし、そんな時こそ注意が必要! 浮かれすぎてしまうと長続き...
恋バナ調査隊 2020-02-06 14:12 ラブ
昭和とはこんなに違う…令和の“鬼嫁”にありがちな3つの特徴
 令和の「鬼嫁」と呼ばれる女性たちにほどありがちな、恐ろしい特徴も存在するようです。昭和には考えられなかったような数々の...
並木まき 2020-02-05 06:00 ラブ
夫婦だっていつまでもドキドキしたい!夫にときめくコツは
「夫婦になってもいつまでも夫にドキドキしたい!」「いつまでも女性扱いされていたい!」外では夫の文句を言っていても、女性の...
恋バナ調査隊 2020-02-05 15:43 ラブ
夫が拒否する理由…セックスレスに悩む女性が“急増中”の背景
 皆さんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。今回は、なかなか大きな声では相談しにくい、セックスレス...
山本早織 2020-02-04 06:00 ラブ
恋のライバルがいる…気を付けるべきポイント&ベスト対応
「好きな人ができたけど、どうやらライバルがいるみたい……」と、悩んでしまう方は多いでしょう。ライバルが自分よりも綺麗だっ...
孔井嘉乃 2020-02-21 18:43 ラブ
女性が手放さない 長続きカップルの彼氏に備わる3つのスキル
 せっかくお付き合いするなら、コロコロと彼女を変える短期恋愛男子よりも、交際に至った彼女とはじっくり長続きする男子を選び...
並木まき 2020-02-03 06:00 ラブ
私さえ良ければいい…鬼嫁が放った自己中すぎるフレーズ3選
 鬼嫁の中には「自分さえ良ければいい」を露骨に出す女性も……。夫に対し、あからさまに愛を感じられないフレーズを繰り出す人...
並木まき 2020-02-02 06:00 ラブ
クラブママ直伝!生々しい“男の不倫のホンネ”をお伝えします
 某有名俳優と女優の不倫が世間を騒がせている昨今、過去10年にわたって六本木のクラブママを務めた筆者は、「浮気や不倫」に...
蒼井凜花 2020-02-02 06:00 ラブ