本気なの?コロナ禍に突然、不倫相手から別れを告げられた女

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-05-09 06:52
投稿日:2020-05-09 06:00

LINEでいきなりの別れ話

「まだ緊急事態宣言が出される少し前だったと思いますが、彼とデートをしていたら、いつもと様子が違って。こちらが話しかけてもうわの空だし、その日はエッチもしないで、食事だけして帰るって言い出したんです。その前の週までは、いつもどおりの彼だったので、どうしたんだろう……とは思いましたけど。こんなご時世だから、仕事に不安でもあるのかな、くらいにしか捉えておらず、そっとしておこうと思い、私からは何も言いませんでした」

 その日は、彼から別れ話が出るわけでもなく、食事だけ済ませて帰宅したのだそう。しかし、家について1時間ほどしたときに、彼から別れ話を告げるLINEが届きました。

「もうね、本当にいきなり! でした。LINEがきたので『あ、家に着いたのかな?』って開いたら『ごめん、もう終わりにしよう。これまで本当にありがとう。楽しかったし幸せでした』って書かれているんですよ。理由も何も書いてなくて、本当にそれだけ。1年以上付き合っていて、別れ話が出たことは一度もないので、本当に驚きましたね。

 その後、私から『なぜ?』『どうしたの?』とLINEをしましたが『コロナが終息しない以上、不倫なんてできないでしょ』って返事がきました。これまで、彼の家庭を邪魔しないようにしてきたし、確かにコロナは怖いし今までみたいにはデートもできないけれど、だからといって、いきなりの別れ話はないんじゃないですかね…!?

 コロナで頭が混乱しているであろう今は、何を言っても無駄かなと思うので、コロナが落ち着いた頃に、また彼と会って話し合いたいと思っています。それ以来、彼には普通に世間話をLINEすれば返事は返ってくるので、元サヤに戻ると思っています」

不倫相手の真意は?

 コロナ禍において、別れを決めている不倫カップルは少なくないと聞きます。しかしその別れ話を「一時的なもの」と認識しているRさん。しかし交際相手である男性のホンネを聞くと、認識には大きな開きがあったのです。

 ひとつの出来事、事象をとっても、その捉え方や考えが異なるのは男女の常。恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。これこそが男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

 さて、交際相手である不倫男性の本心は……?
「コロナを機に目が覚めた」元不倫男の身勝手すぎる心変わり

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


目を背けて結婚…20年間で悟ったモラハラ夫の前兆と地獄実例
 モラハラ夫と約10年間、付き合っていた期間も含めると約20年間も過ごしてしまった経験アリ、犬田さちこと申します。 ...
犬田さちこ 2019-12-30 07:08 ラブ
自ら鬼嫁を生み出している…“鬼嫁メーカー”な夫の性格3選
「ウチの嫁、鬼なんです!」と語る男性たちの中には、気づかないうちに鬼嫁メーカーになっていそうなタイプも散見されます。魑魅...
並木まき 2019-12-29 06:00 ラブ
ダメを近づけているのは自分? 男をダメにする女性の3タイプ
 好きな男性のタイプは「頼りになる男性」とか「仕事ができる男性」と挙げるのにも関わらず、気がつけばいつも彼氏がダメ男……...
東城ゆず 2019-12-28 06:00 ラブ
クリスマスや誕生日の前後…記念日の浮気をチェックする方法
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。皆さん、クリスマスは楽しめましたでしょうか。恋人たちにとってのビッグイベント...
山崎世美子 2019-12-28 06:00 ラブ
正当化にもほどがある…鬼嫁たちが夫に放つ“驚愕の持論”3選
 夫婦関係は、持ちつ持たれつ。……であるはずが、相手が鬼嫁となると、そうはいかない現実も散見されます。魑魅魍魎(ちみもう...
並木まき 2019-12-27 06:00 ラブ
バツイチの出会いはどこに? 本当にあった3つのエピソード
「バツイチ」という言葉もすっかり市民権を得たようで、今では「バツイチです!」と言っても偏見にあうことが滅多になくなりまし...
東城ゆず 2019-12-27 06:00 ラブ
どうして? DVも性犯罪も…女性の「加害者」が増えている
 DVというと多くの人が「夫から妻への暴行」を想像すると思いますが、実態は変化しつつあります。男性からの被害相談がどんど...
内藤みか 2019-12-26 06:00 ラブ
彼氏への上手な寂しさの伝え方!重い女にならないためには?
 お付き合いをしていても、なんだか寂しさを感じてしまうことってありますよね。でも、漠然とした「寂しい」という気持ちを上手...
夫の心が折れる…鬼嫁からのLINEに潜む「恐ろしい癖」3例
 鬼嫁から夫のもとへと届くLINEには、恐ろしいメッセージが書かれているものも散見されます。  日常的にキツいLINE...
並木まき 2019-12-25 14:48 ラブ
デートの必要なし!アプリにはびこる“地雷男子”の見分け方
「あ、『いいね』が来てる。どんな人だろう!」  マッチング系のアプリを使ったことのある女性なら、誰しも“地雷ユーザー...
七海 2020-05-20 11:28 ラブ
幸せになるための結婚相手の見分け方…直感よりも可能性を
 皆さんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。今回は、幸せになるための結婚相手の見分け方をお伝えいた...
山本早織 2019-12-24 06:00 ラブ
好きだけど…彼氏とのデートが楽しくない理由&改善方法4つ
 彼氏がいる人にとって、デートは特別な時間ですよね。デートの前にソワソワしたり、「デートの予定があるからこそ、仕事も頑張...
東城ゆず 2019-12-24 06:00 ラブ
男運がない…なんてもう言わない! 男運を上げる5つの方法♡
 恋愛が長続きしなかったり、ひどい男性とばかり付き合ってしまうと、「私って男運ないのかな……」と不安になってしまいますよ...
リタ・トーコ 2019-12-24 06:00 ラブ
妻たちが語る!夫にイラっとする瞬間&試してみたい対処法!
 結婚して自分の家庭を持つと、幸せなことばかりではありません。育児や仕事、家事と忙しい日々に、イライラする女性も多いでし...
東城ゆず 2019-12-23 06:00 ラブ
夫には悲劇…鬼嫁たちの恐ろしすぎるクリスマスディナー
 クリスマスディナーは、外食にせよおうちごはんにせよ、いつもよりスペシャルな食事を楽しむ夫婦も多いもの。ところが、鬼嫁が...
並木まき 2019-12-22 06:00 ラブ
楽しいデートにしたい♪マンネリに効くデートアイデア7選!
 付き合いが長くなってくると、遊園地や動物園なども退屈に思えてしまいますよね。次第にデートがワンパターン化してしまうのは...
東城ゆず 2019-12-22 06:00 ラブ