締めに食べたい「〆鯖サンドイッチ」 わさびバターで洋風に

コクハク編集部
更新日:2020-07-06 06:00
投稿日:2020-07-06 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「小料理 百けん」の松﨑友江さんに、お店の人気メニュー「〆鯖サンドイッチ」のレシピを教えていただきました。

火であぶると、脂のうま味がじんわり

 自家製〆鯖を使ったサンドイッチは1日5食限定。

「締めに食べていただくサンドイッチです。うちの〆鯖は酸味は控えめで、サバの生っぽさ、脂の乗り具合を残しています。市販のものでしたら、一度火であぶると、脂のうま味がじんわり溶け出て、おいしくなりますよ」と松﨑さん。

 片面ずつに塗られた、わさびバターとマヨネーズが〆鯖を洋風に変えます。食べる時に小皿に醤油とごま油を垂らし、サンドイッチにつけて食べるとまたおいしい! ママカリなど酢締めの別の魚で試してみるのもおすすめです。

 わさびバターとの新たな組み合わせを試してみてもいいですね。

【材料】

・〆鯖 4切れ
・タマネギ 1片
・水菜 少々
・食パン(6枚切り) 1枚
・バター 大さじ1
・わさび 小さじ2分の1
・マヨネーズ 大さじ1
・醤油 少々
・ごま油 少々

【レシピ】

(1)タマネギはスライスし、5分ほど水にさらし、水気を切る。
(2)バターをレンジで軟らかくし、わさびを混ぜ、軽くトーストしたパンの半分に塗る。
(3)もう半面にマヨネーズを塗る。
(4)水菜を適当に切り、ごま油、醤油と混ぜる。
(5)1のタマネギ、皮をとった〆鯖、水菜を挟む。
(6)小皿に醤油とごま油を入れ、サンドイッチに添える。

本日のダンツマ達人…松﨑友江さん

▽まつざき・ともえ
1985年、千葉県生まれ。武蔵野美術大学卒業後、ジュエリーデザイナーを経て、料理の世界に。渋谷で大人が落ち着いて飲める小料理屋をコンセプトに2015年に渋谷・百軒店(ひゃっけんだな)に現店をオープン。季節の食材を使った日替わり料理や酒の肴(さかな)など、常連客を飽きさせないメニューに定評がある。

▽小料理 百けん
渋谷区道玄坂2―20―10 豊田ビル1階

(日刊ゲンダイ2019年9月7日付記事を再編集)

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