夫から三行半…メロンパンがとどめで離婚された美人妻の事例

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-07-18 06:00
投稿日:2020-07-18 06:00

大鍋に入ったてんこ盛りのおかずに驚愕!

 冷凍食品が並ぶ食卓。冷凍食品が詰められたお弁当を食して3カ月ほどたったある日、A君はやんわりと可愛らしい奥様にお願いしてみました。

「あの、ごめん。時々手作りも食べたいなあ~」

 にっこりとうなずいてくれた奥様の快諾に翌日期待しながら帰宅すると、家の一番大きなお鍋がコンロに鎮座していました。

 A君はワクワクと蓋を開けると、なんと、てんこ盛りのひじきが……!「あの……おかずってひじき?」得意気にうなずく新妻。

 ご飯と大量のひじきを数日食べ続けたA君は、「ひじきってメインちゃうやん。そんなことも知らん?」と、真剣に思ったそうです。

 勘違いポイントとして、“ひじきや肉じゃがなどが男は大好き”だという説について。意外と、それが一番好きという男性って少ないのが現状です。

 確かに、和食を作れる女性は家庭的に見えます。しかし、お料理が不慣れな場合のおすすめ男子飯の王者はカレーです。これはテッパンで間違いありません。(余談)

 しかし、頑張った妻からすると、ひじきを見て不満な顔をしたA君に対していい気はしません。その日から、手作りご飯が出てくることはありませんでした。

怠け者というイメージがつくと嫌悪感がわく

 その後の食卓においては、残業して遅くに帰るとスナック菓子が置いていあるときもあったそう。

「山崎さん!お菓子ですよ!これって飯じゃないですよ!」

 お付き合いしているときは、炊事、洗濯、掃除や家事一切が全くダメとは分からなかったと言います。

 ゴミだらけの部屋でゲームをしながらお菓子を食べている姿を見続けていると、心が萎えてしまい、A君は奥様と夫婦生活ができなくなったそうです。

「怠け者すぎやしませんか?!もう人としてどうよ!?」と、訴えるように話すA君。

 ウンザリした生活を送っていたある日。いつもより早く帰宅すると、ダイニングに座ってTVを見ながら何かを食べている妻が振り返って言いました。

「あっ、お帰り~。メロンパンあるよ~」

 もぐもぐと、新妻も夕食にメロンパンを食べていたそうです。

 A君は悲しいやら腹が立つやら、「奥さんの親にこんな現状を見せてやりたい!」などの怒りが頭の中をぐるぐる巡り、無言のまま家を出て美人嫁が待つ家には帰らず、結婚してから半年ほどで別居生活が始まってしまいました。

年上のバツ1の女性らしさに感動

 このまま離婚していいものか?と思い悩むA君の良き相談相手は、同じ会社の6才年上のパートさん。

 バツ1の女性でした。勤務先の近くにアパートを借りていた彼女宅に、愚痴りに行った日のことです。

 ランチの時間に訪問したら、その女性はさりげなく「なんか簡単なもの食べる?」と聞いて、手際よくぺぺロンチーノを作って差し出してくれました。

 A君はパスタを口にすると涙があふれ出て、その年上のパートさんの女性らしい一面に感動したそうです。

まとめ

 その美味しいパスタを食べたA君は、美人と結婚することだけを目標にしていた自分を深く反省して、双方の親の話し合いのもと離婚が成立しました。

 確かに美しい外見には惹かれますが、誰しもが避けて通れない「老い」が必ずやってきます。美しさだけで、夫婦が長く仲良く過ごすことはできません。

 女性として尊敬される何かプラスアルファがあれば、長く愛される最強妻になれる可能性は高いはず。

 A君はその後、6才年上のバツ1の女性と再婚しましたが、彼女は決して美人ではありませんでした。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


試行錯誤の末に…鬼嫁に“鬼の仮面”を外させた夫の秘策3選
 妻の鬼嫁っぷりに頭を抱える夫の中には「なんとかして、鬼になるのを、やめてもらえないだろうか……」と試行錯誤する人もいる...
並木まき 2020-02-26 06:00 ラブ
モラハラ男の特徴と対処法!上手に恋愛する4つの秘訣とは?
「モラハラ」は精神的な暴力とも言われ、長い間モラハラを受け続けると心に深い傷ができてしまいます。一人で我慢しすぎると「強...
恋バナ調査隊 2020-02-25 06:00 ラブ
彼氏へのマッサージで愛が深まる!メリットや疲れないコツ♡
 お付き合いをする上で「癒し」ってとても大切なものでしょう。でも、あなたがもしも彼氏に「癒しを与えてあげられるかな?」と...
孔井嘉乃 2020-02-25 06:00 ラブ
女性からデートに誘うのはダメ?男性心理や成功率UPの誘い方
 気になる男性との仲を深めたいなら、手っ取り早く2人きりでデートするのが◎。とはいえ、女性から男性をデートに誘うって、な...
リタ・トーコ 2020-02-24 15:01 ラブ
「セカンドしてました…」本命になれなかった貴女への金言
 私は3年半、彼女がいる方と付き合っていました。  同じ職場の人で、彼女も同じ会社でした。3年半のうち約1年は一緒...
神崎メリ 2020-02-23 11:30 ラブ
“別れたい”と思うのはどんな時? 男女別の「5つの理由」とは
 どんなに理想的な相手と出会い、交際できたとしても、別れるという結果を迎えてしまうことがあります。付き合ってみなければ分...
恋バナ調査隊 2020-02-23 06:00 ラブ
胸キュン…? 鬼嫁が「かわいく見えた」夫の怪エピソード3選
 鬼嫁と呼ばれる女性でも、ふとした瞬間に「かわいげ」が、垣間見えることもあるみたいです。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)...
並木まき 2020-02-23 06:00 ラブ
夫が帰宅拒否…本気で離婚を決意した男性に見られる行動3つ
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。昨年11月に離婚が報じられたタレントのSHELLYさん(35)が、バラエティ...
山崎世美子 2020-02-22 06:00 ラブ
誰に嘘をつきたくない? 不倫をして痛い目に逢わないために
 不倫はなるべくなら避けたいもの。  でも、好きな男性ができ、男性も自分に想いを寄せているのであれば、燃え上がる恋...
うかみ綾乃 2020-02-21 06:00 ラブ
結婚相談所の出会いもアリ?メリット&デメリットを紹介!
 結婚相談所というと、「モテない人のいくところ」と思っている人もいるでしょう。そんなイメージから、興味があっても利用でき...
恋バナ調査隊 2020-02-21 06:00 ラブ
花粉がつらい時期 屋内でも春を感じられるデートスポット3選
「ハックシュン! ズビズビ、ぶしゅ!」  2月の頭ごろから眠気や日差しとともにやってくる悩みのタネ……それは「花粉症」...
七海 2020-02-21 06:00 ラブ
なぜ年上女性? 婚活パーティーの参加男性に聞いてみました
 最近の婚活パーティーは細分化され「バツイチ同士」が集まるものもあれば、「マンガ好き」同士が集まるもの、それから「ぽっち...
内藤みか 2020-02-20 06:00 ラブ
カップルには別れやすい時期がある! 5つの要注意サインとは
 好きな人と付き合った当初は別れなんて想像することもないでしょう。しかし、どんなに気の合うカップルも、別れが訪れることが...
恋バナ調査隊 2020-02-20 06:00 ラブ
彼の部屋に置く…女にだけ分かる“女のニオイがするゴミ”5選
 何人かいる女性のうちの一人だと分かっていても、どうしても諦められない恋もあります。自分では彼への愛を止めることができな...
ミクニシオリ 2020-02-19 06:00 ラブ
年下彼氏は不安がいっぱい! 女性を悩ませる原因5つ&対処法
 彼氏が年下だと、「本当に私のこと好きなのかな……」「若い女の子に気移りしないか心配」など、不安な気持ちでいっぱいになっ...
恋バナ調査隊 2020-02-19 06:00 ラブ
運任せじゃダメ!「運命の人と結婚できる」女性の特徴とは?
 皆さんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。今回は、婚活女性や結婚したいけど婚活に踏み切れない女性...
山本早織 2020-02-18 06:00 ラブ