3分レシピ「いちじくカプレーゼ」 もうひと手間なら生ハムを

コクハク編集部
更新日:2020-09-25 06:00
投稿日:2020-09-25 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「IZAKAYA P/ma」の丸山大輔さんに、白ワインに合わせたい「いちじくカプレーゼ」のレシピを教えていただきました。

イタリアンの一皿をいちじくにアレンジ

 カプレーゼといえば、トマトとモッツァレラチーズを合わせた冷菜。そんなポピュラーなイタリアンの一皿をいちじくにアレンジした一品。

「簡単なツマミがテーマなら、まさにこれっす。メチャクチャ簡単で、白ワインにピッタリです」

 別掲のレシピの通りに調理すればあっという間にできちゃいます。3分クッキングで完成です。いちじくのほのかな甘味とモッツァレラチーズのコクが折り重なって、さわやかな香りが鼻に抜けていきます。白とピンクのコントラストも鮮やか。柑橘系の軽い白ワインが進む、進む!

 切れ味が悪い包丁でトマトをスライスすると、グズグズになって、カプレーゼだか、トマトジュースだか分からなくなってしまいがちですが、いちじくなら、その心配もありません。

「あまりにも簡単ですから、もうひと手間加えるなら、生ハムをのせてもいいっすよ」

 週末の昼飲みが待ち遠しい!

【材料】

・いちじく 1個
・モッツァレラチーズ 60グラム
・オリーブオイル 大さじ1杯
・塩 適量
・コショウ 適量
・パセリ 少々

【レシピ】

(1)いちじくとモッツァレラチーズをくし切りにしたら、さらに半分に。
(2)1を皿に盛りつける。
(3)オリーブオイルなどの調味料をかける。塩はかけ過ぎないこと。「もしあれば、食塩より岩塩がベターです」

本日のダンツマ達人…丸山大輔さん

▽丸山大輔(まるやま・だいすけ)
 熊本県出身。上京して14年、人気居酒屋で腕を磨く。笑顔を絶やさない接客で、常連客には「ヤマさん」の愛称で親しまれる。

▽IZAKAYA P/man
 店内の熟成庫で宮崎牛や国産豚を熟成。そんな熟成肉をグリルした盛り合わせが名物。自家製ソーセージは、店名の通りピーマンに包んで、ピーマンの肉詰め風に食べる。渋谷ストリーム近くの人気店。渋谷区渋谷3―22―11 1階&2階。

(日刊ゲンダイ2019年9月25日付記事を再編集)

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