「妻を他の男に抱かせたい…」エリート商社マンの告白 #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-10-11 06:38
投稿日:2020-10-11 06:00

包み隠さず打ち明けたら…

――それで、奥さまを自分以外の男性に抱かせたいと思ったのですね。

「はい。さすがに社内の人間と関係させるわけにはいきませんので、ネットで出張ホストを調べました。出張ホストは、普通のデート以外にも、アダルトグッズや手指の愛撫、クンニなどのサービスがあり、会社によっては3PもOKですので」

――プロの男性を交えてのセックスをしようと?

「はい……もちろん他人のペニスを挿入すると『売春』となり、法に反するので、プロの愛撫を受けた妻に僕が挿入し、同時にホストのペニスをフェラチオをさせたら、さらに興奮が増すだろうなと、あれこれと妄想を巡らせていました。そう計画している間もペニスが硬くなり、そのままオナニーをしてしまいました。自分の妻が会ったばかりの男のモノを咥えていると思うだけで、全身に鳥肌が立つほど昂(たかぶ)りました」

――そして、奥さまに打ち明けたのですね?

「はい。『話がある』とリビングのソファーに座ってもらいました。僕が改まった話をするときはいつもリビングのソファーに座ってもらうんです。そして、妻に対し『君は十分すぎるほど魅力的だし、生活面でも家庭を守り、僕のサポートもしてくれる』とまずは感謝の念を伝えました。次に『だからこそセックスができない。でも、以前のように君と情熱的なセックスがしたい』と包み隠さず言ったんです」

妻は言葉を失っていたが…

――その時の奥さまの反応は?

「妻は『私もあなたに昔のように抱かれたい』と言ってくれました。嬉しかったです。そして、K君の件を言いました。『君がK君と楽しそうに話している時、嫉妬する反面、興奮して勃起してしまった。で、どうだろう。君好みのプロの男性を交えて、セックスをするのは』と伝えました。

――続けてください

「妻は当初、言葉を失っていました。当然ですよね。で、僕はあらかじめテーブルに用意していたノートパソコンで、とある出張ホストのHPを見せたんです。ホストの顔写真が出ているページを開くと、二十代から四十代までの様々なタイプがアップされました。イケメン系、体育会系、マッチョ系、癒し系など、最初こそ驚いていた妻も、ホストたちの写真を興味深そうに見ていました」

――奥さまの反応を詳しく教えてください

「最初こそ嫌悪していたようですが、妻は二十代のイケメン系に惹かれたようです。プロフィール欄などもあれこれと見ていましたから。出身地や身長やペニスのサイズまで書いてあるんです。で、『やる、やらない』ではなく、あえて3Pすることを前提に『挿入は無理だけど、愛撫やクンニ、コンドームを着けてのフェラチオは可能だよ。どの子がいい?』と訊きました」

――すると、奥さまは?

「口ごもっていた妻も、『あなたと昔のように愛し合えるなら……』と恥ずかしそうに言い、一人の青年を指しました。二十八歳の美男子の長身男性でした。ペニスのサイズは十五センチ。有名人に例えると、俳優の瀬戸康史君に似ているでしょうか」

 奥さまの承諾を得て、Mさん夫妻は、出張ホストを呼ぶこととなった。

 続きは次回

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

エロコク 新着一覧


敏感なところに適切な振動を送ってくれる新作「イロハ」
 好きなコスメブランドから新作が出ると何度でもワクワクできる……。女性のみなさんには共感してもらえるかな。  新...
桃子 2019-11-12 04:40 エロコク
浮気編<1>浮気男のLINE公開処刑!ゼンメイが泣いた一件とは
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
女性向け風俗のコスパ#2…買ったのはイケる体と女の自信
 女性用風俗は彼氏がいない人だけが利用しているわけではありません。でもそれって彼氏を裏切っていることになるんじゃない? ...
男性は基本的に女性の「おっぱい」と「顔」しか見ていません
 このコラムは、あくまで私の経験上の話です。男は基本的に「おっぱい」と「顔」しか見ていないというは、到達したひとつの結果...
理想のご主人様と思ったら…あまりの体毛に舌と唇がKO負け
 深志美由紀の実録出逢い系体験談、第3回です。  いつの間にか、普通のセックスでは興奮できない――SM系のプレイにハマ...
初心者から中級者までオススメ 細やかな振動の美ローター
 ラブグッズを買う時に気にしてほしいのが“素材”です。女性の体で最もデリケートなところに使うのですから、それによってかぶ...
桃子 2019-11-12 04:40 エロコク
結局は若さだけ? 20年後の令和女子を狙い始めた独身男子
 たとえ女性のあなたがいくら文句を言っても、SNSに愚痴を書き込んだとしても、男性の大多数は何だかんだ言って「若い女子が...
同棲編<4>【女の力量】男の腐った嘘を信じてあげる愛(試し)
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
コスパ至上主義男子の見分け方 彼らが重視するCPSって何?
 最近「コスパ男子」という言葉をよく耳にしませんか?  コスパは、コストパフォーマンスの略であり、「コスパ男子」は...
「また遊ばれた」愚痴る女性は同性に嫌われ男から喜ばれる
 今回は、世の女性陣に注意喚起をするためのコラムを書かせてもらいます。少しでも恋愛がうまくいくよう、そして女性同士の仲を...
マッサージされている男性を眺めるだけ 女性向け動画が人気
 女性エステティシャンの指が、若い男性の身体全体を数十分間に渡り、ひたすら撫で回す。男性はうっとりと至福の表情を浮かべ…...
内藤みか 2019-05-27 06:00 エロコク
3本の足でクリをモミモミ…あの手この手で攻めたい貴女へ
 現在、クリトリスを“吸引”するローターが世界中を席巻しています。でも女性の性感帯の中で最も敏感なクリトリスなのだから、...
桃子 2019-11-12 04:39 エロコク
生え際フェチ、密接距離侵入…オリジナルプレイで得る快感
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-06-15 15:30 エロコク
同棲編<3>恋愛に妥協できない男の、最も長く続く愛とは?
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
女性向け風俗のコスパ#1…彼氏とは違う“プロの技”の料金は?
 女性だって「最近、性欲がたまっているな~」と思うことはありますよね!   そんな時に、必ずしも彼氏がいるとはかぎ...
ユニクロの服を着て次々と男をゲットした伝説のオンナの話
 今回は、ユニクロの服を着て次々と男をゲットした伝説のオンナの実話です。主役は、私が約8年前に知り合って、今は新宿ゴール...