“色素薄い系メイク”って? 特徴やメイク方法を徹底解説♡

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-01-10 06:00
投稿日:2021-01-10 06:00
 近年、SNSを中心に、さまざまなコンセプトのメイクが発信されていますよね。しかし、なかなかイメージできないのが、「色素薄い系メイク」。パッと見た感じはとても控えめな印象がありますが、ナチュラルメイクとはどう違うのでしょうか? そこでこの記事では、色素薄い系メイクの特徴やメイク方法について、徹底的に解説していきたいと思います。

「色素薄い系メイク」ってどんなメイク? 特徴&似合う人

「色素薄い系メイク」とは、“生まれつき色素が薄い、透明感のある様子を演出するメイク”のこと。まるで北欧の少女のように儚く清楚な印象に仕上がるので、男性女性問わず、受け入れられやすいのが特徴です。

 よく混同されますが、ナチュラルメイクとイコールではありません。ナチュラルメイクの場合、薄いのは“メイク”ですが、色素薄い系メイクの場合は、薄いのは“使用する色”だけなので、全体的にしっかりとメイクすることが多いのも特徴です。

30代以降の大人女子にも似合う?

 色素薄い系メイクは幼さを強調するメイクではないので、アラサー以上の大人女子がトライしてももちろんOKです! ただし、使うアイテムが独特なので、普段のメイクと違ったアイテムを揃える必要があることを覚えておきましょう。

色素薄いメイクのポイントは「色選び」!必須アイテムは?

 基本的に、色素薄い系メイクにダークトーンの使用はNGです。特に、「黒」が定番色となっているアイライナーやマスカラを使うと、色素が濃い印象になってしまうので注意しましょう。ポイントは、複数の色の中間色であるニュアンスカラーをうまく取り入れること!

 それではさっそく、必須アイテムを見ていきましょう。

イエベさん・茶髪さんの必須アイテム

 イエベさん・茶髪さんの場合は、全体をブラウン系のアイテムで揃えていきます。顔全体の印象が沈まないようにするため、アイシャドウかチークのどちらかに、血色感のあるレッドブラウンを使用するのがおすすめです。
・アッシュブラウンの眉マスカラ・アイブロウ
・ライトブラウンのカラーマスカラ・アイライナー
・控えめレッドブラウンのアイシャドウ・チーク
・くすみブラウンのマットリップ

 色選びの際にはパールが配合されていないマットタイプを選ぶと、より肌になじみやすくなりますよ。

ブルベさん・黒髪さんの必須アイテム

 ブルベさんや黒髪さんの場合、普段毛の部分に使っている黒をグレー系カラーで代用します。ポイントメイク用品は、くすみピンクやボルドー系を基調にして揃えるといいでしょう。
・グレージュの眉マスカラ・アイブロウ
・ピンクブラウンかボルドーのカラーマスカラ・アイライナー
・くすみピンクのアイシャドウ・チーク
・ピンクベージュのマットリップ

 高発色でパッと明るくなるものよりも、ややスモーキーな印象を与えるカラーがおすすめです。

【大人女子向け】色素薄い系メイクのやり方を徹底解説!

 それではさっそく、メイクのやり方を見ていきましょう!

1. 明るさを意識したベースメイク作りを

 色素薄いメイクのベースメイクは、明るい肌を意識します。コントロールカラーで肌のくすみを補正し、ファンデーションでマットな陶器肌に仕上げていきましょう。そばかすがある人は、あえて隠さなくてもOK。肌悩みを活かすことで、透明感のある印象を出すことができます。

 アイブロウは、ナチュラルな太眉を意識して描きます。あまり角度をつけず、平行気味を意識するといいでしょう。

2. 目の周りにニュアンスカラーをON

 アイメイクは、優しい垂れ目の印象にしたいので、二重延長ラインと地雷ラインを引きましょう。顔のパーツが真ん中に集まっている“求心顔”の方は目尻の延長ラインに、パーツの間隔が広い“遠心顔”の方は目頭の切開ラインも一緒に引くと、垢抜けた印象に仕上がります。

 このラインを活かしながら、ニュアンスカラーのアイシャドウを入れていきます。囲み目を作るように、アイホール全体と下まぶたの外側3分の1くらいに色を入れます。さらに涙袋にハイライトカラーを入れると、一気に今っぽい印象になりますよ。

 ちなみに、アイシャドウパレットの場合はミディアムカラー(中間色)をチョイスし、シェイドカラー(締め色)は使わずにグラデーションを作りましょう。

3. 眉毛やまつ毛を明るいカラーに着色

 色素薄い系メイクでは、顔にある「毛」に着色して、本来の色素よりも薄い発色にして見せる工程が大事です。

 眉毛には、眉マスカラでカラーリングしていきましょう。ブラシを左右に動かしながらつけると、満遍なくつけられます。

 さらに、まつ毛も色をつけていきます。ビューラーでJカールをつけ、事前に用意していたカラーマスカラで、上下どちらのまつ毛にも色を乗せていきましょう。下まつげを長めにしてロング感を出すと、よりアンニュイな印象に仕上がります。

4. バランスを見ながらリップとチークを入れる

 チークは肌の透明感を演出するため、狭い範囲に塗り、濃さが控えめになるように意識しましょう。リップはマットな質感を活かしつつ、発色が強すぎる時はティッシュオフするなど、濃さを調整してみてください。

 もしもこの方法でもメイクが似合わないと感じたら、必要に応じてカラコンを使い、髪色を明るくすると、儚い印象が似合いやすくなるのでおすすめです。

トレンドの色素薄い系メイクで新しい自分を発見♡

 色素薄いメイクは北欧系の女の子を表現する、これまでになかったようなメイクです。清楚で儚げな印象に仕上げるには、使うアイテムの色選びがとても大切。ぜひ、眉マスカラやカラーマスカラに挑戦してみてくださいね。

 新しいメイクにチャレンジすることで、これまで知らなかった自分の新たな一面を見つけられるかもしれません♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


大正時代の化粧品!?「コスメ今昔」パック、オイル…美への憧れは一緒
 みなさんは、普段から手にしている化粧品の昔の姿を想像したことはありますか?  筆者は先日、クラブコスメチックス...
7700円の費用対効果は?DIOR「ジャドール」で洗体→フェロモン放出!
 1本(200ml)7700円のボディソープを購入しました。200mlといえば、水コップ1杯分の量です。もちろん、こんな...
特別なオトコしか知らない♡ 実は気に入ってる顔や体のパーツ8選
 絶世の美女ではなくても、どこか一つ自分の顔や体に気に入っているパーツがあると自信がつきますよね! 自分の魅力を知って大...
サウナは美の宝庫♡ 綺麗になりたい女性に嬉しいメリット5選
 近年大ブームが再到来している、サウナ。主に社会人の男性から人気のサウナですが、女性にとっても嬉しいメリットがたくさんあ...
秋はやっぱりチェック柄!40代でも痛見えしない4種類と着こなしルール
 猛暑から、一気に秋めいてきましたね! 秋になると気になるのがチェック柄の洋服。カジュアルにもクラシカルにも着こなせるチ...
声枯れからの声老け!?【専門家監修】今すぐできる簡単な対策法&漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
黒髪が似合う人は永遠の憧れ…自分はムリ?しっくりこない時の処方箋
 黒髪が綺麗に映えるアンニュイな印象の女性、憧れてしまいますよね。そんな女性にはいくつか共通点があります。今回は黒髪が似...
40代寒さ対策に使える“下半身のあいつ”…レギンスとスパッツの違いは?
 肌寒くなってきたこの頃、足元も冷えてきますよね! 秋冬の冷たい足元に活躍するのが、レギンスとスパッツです。でも、「そも...
ネット通販たとえ安価でも1着だって失敗したくない! 守るべき5つの鉄則
 なかなか自分の時間がとれない40代女性に人気なのが、洋服のネット通販ですが、届いた洋服が紹介されていたものと違いすぎて...
ハードルは低く!40代から10年後に差がつく「ついで美容」ポイント3つ
 美容というと、エステに行ったり、高級なスキンケアアイテムを購入したりといったイメージがありますよね。でも、本当に美しい...
白髪、薄毛、パサつき…40代はショートヘア? デメリットをおさらい
 40代を過ぎると、白髪やパサつき、薄毛などいろいろな髪の悩みが出てきますよね。ケアやメンテナンスが楽な「ショートヘア」...
運動習慣がものをいう!40代からでも始めやすいスポーツ5つ
 若い時に比べて、筋力や代謝が落ちてくる40代。「いい加減健康やダイエットのために、運動でもはじめようかな」と考えている...
【節約】ホームケアで輝く髪へ!40代でもサロン級のツヤ髪に
 美容院に行くたびに、できるならトリートメントを追加でお願いしたいところです。  しかし最近は節約モードに入ってい...
今すぐできる糖質対策!【専門家監修】意外と知らない糖質のキと摂取法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ちょっとの油断で眉頭が大惨事に…こっそり笑われてるかも!? 眉メイク3選
 眉メイクは自由自在に雰囲気を変えることができる一方で、一歩間違えるとせっかくのメイクが台無しになってしまいますよね。 ...
うっわ…どこまでOK?男性がつけるアクセサリー“ありorなし”の境界線
 女性にとっては、おしゃれに欠かせないアクセサリーですが、男性がつけると賛否両論あるようです。やはりチャラいイメージを持...