パサパサ髪がつらい…ドライヘアになる原因&5つの改善方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-02-10 06:00
投稿日:2021-02-10 06:00
 髪の毛が乾燥して“ドライヘア”になってしまうと、見た目もパサパサになりますし、ヘアセットもなかなかうまく決まらないもの。「サラサラのツヤ髪になりたい」と思っている女性も多いでしょう。そこで今回は、ドライヘアの原因&5つの改善方法をご紹介します。しっかりマスターして、憧れのツヤ髪を手に入れましょう♡

“ドライヘア”になってしまう4つの原因

「ドライヘア」とは、髪の毛が乾燥してキューティクルが剥がれてしまった状態のことを言います。ドライヘアを改善するためには、原因を知ることが一番の近道。まずはじめに、ドライヘアになってしまう4つの原因を詳しく見ていきましょう。

1. 紫外線や空気の乾燥

 紫外線は髪の奥深くまで入り込み、髪の主成分であるタンパク質にダメージを与えます。紫外線のダメージを受けた髪の毛は、水分を保持することができなくなってしまうため、その結果、ドライヘアとなってしまうのです。

 また、空気の乾燥によって髪の毛の水分が蒸発してしまうことも原因のひとつです。乾燥している髪の毛はキューティクルが剥がれてしまっているため、ツヤがなくなり、ゴワつきが強くなります。

2. 自宅でのセルフカラー

 美容室のヘアカラーと、自宅で行うヘアカラーでは、薬剤の配合バランスに違いがあります。美容室のカラーは髪の毛のダメージを最小限に抑えながらカラーリングできますが、ムラなく綺麗にカラーリングするためには、それ相応の技術が必要だと言えるでしょう。

 反対に、自宅でのセルフカラーは、誰かやっても綺麗に仕上がるようにできているものの、薬剤が強めでドライヘアの原因に……。セルフカラーをする時は、念入りにアフターケアすることが必要です。

3. 自然乾燥

 濡れている状態の髪の毛はキューティクルが開いているので、ブラッシングだけでも傷ついてしまうくらいデリケートな状態。もちろん、半乾きの状態も同様です。

 そのため、入浴後に髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、枕での摩擦で髪が傷ついてキューティクルが剥がれてしまうため、結果的にドライヘアになりやすくなっています。

4. 高温のヘアアイロン

 毎日のスタイリングにストレートアイロンやコテを使用する人も多いと思いますが、これもドライヘアの原因の一つ。髪の毛は熱に弱いため、高温になるヘアアイロンなどによってダメージを受けてしまいます。

 さらに、濡れた状態でアイロンやコテをあてるのは、絶対にNG。髪の毛内部の水分が一瞬で蒸発するので、重度のドライヘアになる恐れがあります。

“ドライヘア”を改善する5つの方法

 ドライヘアになってしまう原因がわかれば、自分に合った改善方法が見えてくるはずです。続いては、ドライヘアを改善する5つの方法をご紹介します。

1. アウトバストリートメントをしっかりと

「アウトバストリートメント」とは、“洗い流さないトリートメント”のこと。髪を乾燥やダメージから、しっかりと守ってくれます。

 シャンプー後の濡れた髪にアウトバストリートメントをよく馴染ませて、軽く頭皮をマッサージしてからドライヤーをかけましょう。毎日ケアを続けることで、効果を実感できるようにはずですよ。

2. ドライヤーの前にしっかり水分を取る

 ドライヤーをかける時間を短くすることも、ドライヘアの改善に効果的な方法です。そのためには、ドライヤーをかける前にしっかりタオルドライしておきましょう。

 この時、髪の毛をタオルでゴシゴシ摩擦したり、パンパン叩くのはダメージの原因になるので絶対にNG。軽く押さえつけるだけでしっかり水分が取れる、吸収性の高いタオルを使うようにしましょう。

3. 保湿効果の高いシャンプーに変える

 ドラッグストアなどで手軽に購入できる一般的なシャンプーは汚れや皮脂をしっかり落とす効果が高いものが多いですが、髪に必要な油分まで洗い流してしまうため、ドライヘアの原因になってしまうことも。

 そのため、ドライヘアで悩んでいる方は、保湿力の高いシャンプーに変えてみるのもおすすめです。一般的なシャンプーに比べて価格は少し高めですが、髪の毛や頭皮に優しいアミノ酸や保湿成分の高いヒアルロン酸が配合されているので、洗うだけで髪の毛がしっとりしますよ。

4. 就寝時に“シルクのナイトキャップ”をかぶる

 髪の毛をドライヤーでしっかり乾かしても、寝ている間の摩擦でキューティクルが剥がれ、傷んでしまうことはあります。これを防ぐには、就寝時に「シルクのナイトキャップ」をかぶるのがおすすめ。擦れによるダメージや、水分の蒸発を防ぐことができます。

 また、シルクに含まれるアミノ酸には、髪に潤いを与える効果もあるそうですよ。

5. ヘアセットをする時にアイロンを使わない

 髪の毛は高温に弱いので、アイロンやコテを使用を続けるとダメージを悪化させてしまう可能性があります。ドライヘアを改善したいのであれば、アイロンやコテの使用をお休みしてみましょう。

 スタイリング時には低温のホットカーラーを使用したり、ワックスやスプレーなどの洗い流せるスタイリング剤に変えてみてくださいね。

“ドライヘア”は毎日の自宅ケアで改善しよう♡

 ドライヘアを改善するためには、原因を知り、自分に合った改善方法を試すことが大事なポイントです。髪の毛は毎日しっかりケアしてあげれば、確実に効果を実感できるはずです。

 毎日のケアを見直し、あなたにピッタリの方法で憧れの「ツヤ髪」を手に入れてくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


【生理の腰痛】丸腰じゃ戦えない!自宅でできる腰痛の解決策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日焼け止めの落とし方をおさらい 体もクレンジングするの?
 紫外線の強い季節に欠かせない日焼け止め。一日に何回も塗り直すわりには、クレンジングを適当にしてしまっている人も多いよう...
姑チェックは厳しいぞ! 帰省ネイルの注意点&好感度UPテク
 年末年始や夏休みになると、夫の実家に帰省する人も多いですよね。ここで意外と見落としがちなのが「帰省ネイル」。デザインに...
気を付けて! 令和版・ヤリモク男“ホイホイメイク”3つの特徴
「ヤリモク」とはその言葉の通り、最終的に“やる”のが目的の男の人のこと……。ちゃらちゃらした男をよく引き寄せてしまうとい...
拷問動画多すぎ!深夜の飯テロ対策5選、ドカ食いを回避せよ
 深夜に飯テロ番組や食欲をそそるようなSNSを見てしまい、空腹に悩まされた経験がある人は多いでしょう。ダイエット中の人に...
立派な二の腕をカバーする! 細見えノースリーブ着こなし5選
 夏の着こなしの定番アイテムといえば、涼しげに見えるノースリーブですよね。でも中には、「太い二の腕が気になるから、ノース...
旅行で活躍の予感!雑誌の付録で「トラベルセット」まで完成
 雑誌の付録で、旅行セットが作れました♪  化粧水・乳液のセットはたっぷり使えるサイズで何泊でも使えそう。ヘアオイルと...
美容マニアも愛用!「炭酸パック」の魅力&使い方5ステップ
 女性はいくつになっても綺麗な肌に憧れるものですよね。年齢とともにすっぴんに自信を持てなくなる人は多いですが、でも、年齢...
ニオってる?夏の汗・皮脂が臭う原因と対策【部位別に解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
自信過剰なの?すっぴん派が明かす「私がメイクしない理由」
 大人世代に突入して、若いころとは違って「メイクしないと出掛けられない」と感じ始めた女性が多いはず。  だからこそ、メ...
甘辛コーデは時代遅れ? おしゃれ女性が知ってるやり方はコレ
 キュートとクールを両立した甘辛コーデ。「何歳になってもかわいい服を楽しみたい」という女性にとって関心の高いスタイルでは...
ほんのり&抜け感で男ウケ抜群! あざといアイメイクの方法
 一見、男ウケを狙っていない感じなのに、しっかり可愛い「あざとい女性」たち。男性からすると、がっつりメイクで“ウケを狙っ...
女性ウケとは別なんです!“夫ウケメイク”で夫婦円満に
 頑張ってメイクをしているのに「夫に褒めてもらえない」と、不満を抱いている妻たちは多いようです。でも、もしかするとその原...
美胸の秘訣を伝授!女が輝ける「美しいおっぱい」の3大要素
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
大人女性なら覚えておきたい“上品肌見せコーデ”のお作法4選
 肌見せコーデは、若い女性だけでなく大人女子からも人気です。ただし、大人の女性が上手に着こなすためには、ただ肌を見せると...
気になる「VIO専用シェーバー」の使い心地 2022.7.26(火)
 アンダーヘアの処理ってどうしていますか? 完全に毛をなくす「つるすべ派」、少しだけ整える「ナチュラル派」、あえてそのま...