なんで嫌がることするの…?共に暮らすために大切な基準とは

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-02-09 06:01
投稿日:2021-02-08 06:00
「私があんなに嫌がってたのに、全然やめてくれなかった……」そんなパートナーがいた経験、ありますか? もしくは今のパートナーに、嫌だと泣いてもやめてくれないことがあったとしたらどうしよう?
 バーベキューに誘われたけど、彼氏に難色を示されたリコちゃん。彼に秘密で参加しちゃったんだけど、思わぬトラブルに巻き込まれちゃって——!?

喜ばせてくれるかよりも、嫌がることをしないかを見よう

 うっとりするようなサプライズ、感動的なプロポーズ……女性が「喜びそうなこと」をしてくれる男性って、素敵で憧れちゃいますよね。

 でも、こうしたことはアイデアと企画力、お金さえあればできてしまうんです。ピンと来ない方はバチェラーシリーズをご覧いただければわかるのですが、愛情がなくても人を喜ばせることって案外簡単なんですよね。

 逆に「相手が嫌がることをしない」方が、ずっと難しかったりします。嫌だと言っているのに女性と会う。連絡なしの朝帰りが日常茶飯事……。これ、残念ながら結婚しても続きます。「やめて」と言っても聞く耳を持ってくれない。これって実は大問題で、不仲や離婚につながっていきます。

 そもそも誠実さと愛情があれば、相手が嫌がっていたり悲しんでいたりしたら聞く耳を持ってくれるはず。配慮してやめてくれるか、どうしても譲れない場合はお互いの着地点を探そうとするはずでしょう。これは恋人や夫婦に限らず、共同生活をしていく上ではとっても重要な姿勢です。

 ついついうれしいことをしてくれるかどうかでパートナーの器を測りがちですが、一生を添い遂げるつもりであれば「嫌がることをしないかどうか」という基準を重視しておいて損はありません。もちろん、普段からなんでもイヤイヤとわがままになっていたらパートナーも音を上げてしまうので、そこは要注意でしょう。

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー。同僚の柏原さんと付き合いたてほやほや。ってか何この男、ずけずけと許せないんですけど!

風太くん
リコ「シンちゃんのフリーランス仲間? グラフィックなんとかデザイナー? らしい。知らんけど。初対面で酔っ払って絡むとか失礼だし、ヒゲ剃れって話だし、一瞬でもかっこいいって思っちゃったのほんっっっとに後悔!!」

シンちゃん/ノラ
リコの高校時代からの友人たち。シンちゃん「みんな仲良くしてー!!」ノラ「私の焼いた肉が冷めるだろ(怒)」。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

関連キーワード

ラブ 新着一覧


幸せな再婚をするために…事前に考えておくべき3つのこと
 離婚する夫婦が増えていますね。現代の日本では、再婚は珍しいことでもありません。しかし、一度目の結婚で現実が分かっている...
東城ゆず 2019-07-01 06:13 ラブ
新婚なのにケンカが絶えない 悩める夫婦が試すべき3つのこと
 新婚といえば、甘いラブラブな雰囲気を想像する人も多いはず。しかし、これまで違った環境で過ごしてきた男女が、一つ屋根の下...
東城ゆず 2019-06-30 06:00 ラブ
アイツと経験した女子はNG…男子のお付き合いフィルターとは
 女子の皆さん! 要注意です! その男とは関係を持ってはいけません! 関係を持つとあなたの今後の恋愛活動に悪影響を与えて...
しめサバ子 2019-06-30 06:00 ラブ
モテ女子に学ぶ上手なボディタッチの方法!効果UPのひと工夫
 モテ仕草の定番でもある「ボディタッチ」。「気になる人と話すだけでもドキドキするのに、触るなんてとても無理!」なんて思っ...
夫の父親である「舅」をたぶらかし…意のままに操る鬼嫁たち
 あざとい性分のお嫁さんには、夫の父親である“舅”をたぶらかし、世の夫や姑をモヤモヤさせている女性もいるようです。  ...
並木まき 2019-06-29 06:00 ラブ
彼女と結婚しよう…彼氏が決意するちょっと意外な4つの瞬間
 周囲の友人たちが結婚していったり、出産ラッシュを迎えると、なんとなく焦る人も多いですよね。それほど、結婚への憧れは強い...
東城ゆず 2019-10-24 20:44 ラブ
いざ結婚もフタを開けたら…国際結婚は想像以上に大変だった
 私自身を含め、日本夫×台湾妻による夫婦間の文化のずれは、それぞれの家庭や性格によって様々なのですが、今回は私や友人ら約...
インリン 2019-06-28 06:01 ラブ
愛情なんて込めません!鬼嫁たちの知られざる食卓事情とは?
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちには「夫に愛情を込めた料理なんて、食べさせるつもりはない」とばかりに、手抜きしまくりの食事になっ...
並木まき 2019-06-28 06:00 ラブ
“恋愛あるある”から学ぶ「恋愛で幸せになる」女性の考え方
 好きな人ができた、なんと彼と両思いらしい。誰もが有頂天になる瞬間です。これからの甘い恋を想像するだけで、自分が満たされ...
東城ゆず 2019-06-28 06:00 ラブ
ダメなら諦める? 返信を待ち続ける女が取るべき最終手段3つ
 LINEに既読がついているのに、待てど暮らせど彼からの返事が来ない。そんな時、いつまでも待ち続けてしまう女性がいます。...
内藤みか 2019-06-27 06:09 ラブ
重い女性と一途な女性の違いはたった1つ! あなたはどっち?
 あなたは「重い女性」と「一途な女性」の違いを挙げるとしたら、なんと答えますか? この2タイプの線引きはとても難しいです...
孔井嘉乃 2019-06-27 06:00 ラブ
夢みたいな新婚生活に落ちた黒い影…志穂さんのケース#1
「あれって結婚だったのかなと、今でもよくわかりません。ただ、当時の日常を思い出すとムカムカして、吐いてしまうこともあるん...
神田つばき 2020-01-11 07:03 ラブ
都会暮らしの普通の女がいい女よりもいい出会いを増やす方法
「都会の女は出会いが多いでしょ」。田舎の友達からそう言われることはあるけれど、「良質な出会いがあるわけじゃない」と、そう...
ミクニシオリ 2019-06-26 06:00 ラブ
男女の喧嘩で話し合いが失敗するなぜ? 最新脳科学にヒント
 男女の違い……それは、人類が理性を獲得してからの永遠のテーマです。そこに起因した“すれ違い”がとくに顕著となるのが、男...
しめサバ子 2019-06-26 10:10 ラブ
「私の何が悪いの?」婚活がうまくいかない原因は思考にある
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第8回は、婚活が上手くいかずこのまま諦めた方がいいのでは……と悩んでいるあなたへ、...
山本早織 2019-06-25 14:06 ラブ
私とどっちが大事?筋肉男子と付き合うメリット&デメリット
「筋肉にうっすら浮かんだ血管が好き♡」「割れた腹筋に顔を擦り付けるのが刺激的で好き♡」と、男性の筋肉を愛する女性は増加傾...
しめサバ子 2019-06-25 06:00 ラブ