ここが残念…! 見過ごしがちな“老け見えポイント”の克服法

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-07-18 04:34
投稿日:2021-07-17 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。老化の大敵であるシワやシミを意識してケアする女性は非常に多いのですが、優先順位的に後回しになっているけれど、とても大切なパーツについてお話ししたいと思います。他の人がまだお手入れに積極的になっていない部分ですので、意識を少し向けるだけで全然違います。今回は具体的で簡単に実践できる方法をご紹介したいと思います。もっと美しくなりたい人、必読ですよ。

残念な髪の女子多し

 街でキレイな髪の女性を見かける率を筆者的に言いますと、辛口ですが2割前後でしょうか。とても少ない確率ですね。日本人の髪は美しいと世界から注目をされているにもかかわらず、バサパサで弱った髪の女性に多い3つの大きな原因とは……。

・古い安いドライヤーの使用
・自分で行うヘアカラー
・安価なシャンプー

 美容室に行った帰り、髪が艶々でサラサラなわけは、性能の良いドライヤーやヘアアイロンで仕上げしていることも大きな理由の一つです。もちろんシャンプーも髪に負担がなく品質の良い物を選んでいる場合が多いのです。髪を労わる3つのことのうち2つもクリアーしているわけですから当然かもしれません。

自分で染めるのはNG!毎日のケアをしっかりと

 経済的なこともありますが、自分で行うヘアカラーはかなり髪を傷めるので、もう染めないか美容室でやってもらうかの二択にするべきでしょう。

 自分でヘアカラーをしている女性は一目見ただけでわかります。「髪の手入れをしようと思って、最近は美容室で5000円のトリートメントをしてもらっています」と言う女性に限って、日常を聞いてみると3000円ほどのヘアドライヤーを使い、シャンプーは旦那さんと兼用しているなんてケースも。

 こんな場合は、月に一度5000円のトリートメントをするよりも、自分専用に5000円のシャンプーを購入するほうが確実に髪は綺麗になります。

 そして、安すぎるドライヤーは熱風を当ててパサ毛を確実に作りあげているようなものです。品質のいいドライヤーは美しい自分づくりのためにも投資すべき代物でしょう。

 日本・中国・韓国。そういえば、アジアの美人芸能人の共通点は例外なくキレイな髪の毛です!

手は口ほどに物を言う

 色気を感じさせるパーツの一つとして、「キレイな手」は最高の武器になります。きちんとお手入れされた手は自分が思う以上にセクシーで若見えします。ぜひ、お手入れすべき部分です。

 まず、効果が上がりやすい悪習慣の人を挙げますと……。

・強めの洗剤を使う時もゴム手袋をしない過信タイプ
・ハンドクリームを塗る習慣がないタイプ
・手には日焼け止めを塗らないタイプ

 このような習慣がひとつでも当てはまるのであれば、意識を変えて改善すると効果がてきめんに出ます。

 まず、普段からゴム手袋を使わずに食器洗いをしている女性。肌が強めの人がやりがちな行為で、手が恐ろしくボロボロになるというわけではありませんが、特に家庭を持っている女性などは頻度が高いので必ず乾燥してきます。

 ここは人より一歩抜きんでて美しくなろうじゃないか!というテーマなので、面倒くさくてもハンドクリームを塗ってゴム手袋をして洗い物をしてみてください。

夏でもハンドクリームは欠かさずに

 筆者もかつては肌が強い“過信タイプ”でしたが、やがて年齢丸出しの手が恥ずかしくなり、ドラえもんのようにグーをしながら不自然に名刺を渡していました。

 そこで、ついに奮起してお手入れを開始。

 毎回忘れないように、使い捨て手袋とハンドクリームを大きめのコップに入れて習慣づけました。すると1週間も経たないうちに、しっとりとした手が蘇ってきました!

 眠っている間につける手袋も何度かチャレンジしましたが、朝起きると必ずベッドのまわりに手袋が投げ捨てられていました。睡眠中のケアは難易度が高いものだと断念。

 洗い物はぬるま湯でやり、手にクリームを塗ってから、ゴム手袋をはめると保湿効果は抜群です。

 日焼け止めは言うまでもなく、顔につけるついでに必ず手につける習慣をつけましょう。日焼けは乾燥を招くので厳禁です。これって案外うっかり忘れがちですね。若い人の手を見てキレイ!と思った事のある人は、今がお手入れを始める実にいいタイミングです。

まとめ

 美は1日にしてならず——。髪のお手入れ・手のケア。すぐに実行に移せることばかりです。このように、パーツを意識して磨きをかけると、前より確実に素敵になれますよ!

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


痛くないよね?40代でも「背中開きトップス」が着たいんです
 ヘルシーで涼しげなムードが魅力的な、背中開きトップス。夏のコーデに取り入れたい気持ちがある反面「大人の女性が着るのは痛...
【基本のスキンケア】物価高でケチる前に0円で見直せること
 物価高が家計に重くのしかかってきていて、日々の美容ではなるべく節約したい人も増えているよう。一方、梅雨になると「肌の調...
おうちパックで蘇る! エステ&サロン級のうるツヤ肌と髪
 人と会う機会が増え、久しぶりに再会した人から老けたと思われたくないと、肌と髪の手入れを大急ぎでしています。  エステ...
【生理中の嫌なニオイ】やば!気付かれた?対処法を入手して
 生理中のニオイって、本当に気になりますよね。実際、多くの女性が生理中のニオイを気にしているようです。  今回はニオイ...
今さら聞けない「インバスケア」40代から始める美容習慣4つ
 40代になると、髪や肌に関する悩みが増えてきますよね。だからといって、仕事や家事が忙しくエステに通う余裕はない……。そ...
太って見える「白コーデ」膨張色でもテク次第で細見え可能!
「白」を格好良く着こなす大人女子になりたいと思っていても、いざ買い物に行くと「太って見えるかも……」と諦めてしまう人が多...
プレ更年期でニキビ?女性ホルモンの乱れが…【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【夏の脇汗】毎シーズン悩む…洋服の黄ばみ&ニオイどう防ぐ
 夏になると多くの人を悩ませるのが「脇汗」ですよね。洋服の種類によっては、くっきりと脇汗部分だけ色が変わって、黄ばみやニ...
2022-06-15 06:00 ビューティー
実感!偉大なる“おばあちゃんの3大教え” 2022.6.14(火)
 おばあちゃんっ子です。母が病弱だったこともあり、小さな頃からしょっちゅう祖母の家に預けられていました。大学も祖母の家か...
梅雨・台風の不快を減らしたい!1日1分の耳穴ストレッチ<前>
「梅雨の時期や台風が多い時期は、なぜかカラダの具合が悪い……」という人は、意外と多いのではないでしょうか。それは自律神経...
疲れ目対策&美鼻狙いで「耳穴ストレッチ」1日2分でOK<後>
 前編では、骨格矯正士の清水ろっかん氏の著書「『聞こえ』がよくなる! 耳穴スイッチ」(世界文化社)から、「気象病」を治せ...
髪色より眉色チェンジ!垢抜け狙いの時短メイクは目元がカギ
 メイクのテイストを変えるなら、“眉色”に変化をつけるのも人気ではあるけれど、せっかく眉を変えても「なんだか垢抜けないか...
やせたいのに食べてしまう!脱・過食は歯磨き粉を味方にする
 ダイエット中、やせたい気持ちとは裏腹に食べてしまった経験はありませんか? そのたびに自己嫌悪に陥り、さらにストレスで過...
低用量ピル愛用歴10年でドクターストップが!2022.6.9(木)
 ここ数年ですっかり身近になった低用量ピル。周囲にも「飲み始めたんだ~」と気軽に話してくれる友人が増えてきました。しかし...
梅雨の湿気で髪ボンバー!「ボサこ&ぺたんこ」お悩み別対策
 湿気の多い梅雨の季節は、髪に関する悩みが尽きませんよね。ボサボサになって広がってしまう人、うねってしまう人、ぺたんこに...
「黒目を大きく見せるメイク」習得すべし!やりがちNGも紹介
 ポイントメイクの中でも、多くの女性が重要視しているアイメイク。アイメイクのトレンドは変わっていくものの、黒目の部分が大...