「アボカドの卵黄づけ」だし醤油に15分漬けて卵を落とすだけ

コクハク編集部
更新日:2021-08-03 06:00
投稿日:2021-08-03 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・高円寺の居酒屋「あんぽんたん」の村山正人さんに、「アボカドの卵黄づけ」のレシピを教えていただきました。
合うお酒=ビール、日本酒、焼酎、白ワイン(C)コクハク
合うお酒=ビール、日本酒、焼酎、白ワイン (C)コクハク

 サラダやタコス、ハンバーガーなどの定番食材のアボカドは、意外と和食や中華にも合いますよね。今回の一品は、和食の基本である出汁に漬けます。

「アボカドを15分ほどひたひたの出汁醤油に漬けるんです。手間はそれだけ。帰宅してシャワーを浴びる前に用意しておけば、着替え終えたころには漬かっています。簡単でしょう」

 出汁醤油は、醤油に昆布やカツオなどのウマ味を加えた調味料。めんつゆは、さらにみりんや砂糖をプラス。どちらも市販のものでOKですが、めんつゆを使うなら規定の分量より濃いめにするか、醤油を加えるといいでしょう。その方がアボカドの甘味が生きるそうです。

 食べるときに卵黄を割って絡めると、卵のウマ味と甘味も重なって、箸が止まらなくなります。

 アボカドは熟す前の硬いうちに糠に漬けたり、コンソメと合わせたりしても◎。漬ける材料を変えると楽しさ倍増です。

材料

・アボカド 1個
・卵 1個
・出汁醤油 適量

レシピ

(1)アボカドの皮をむいて半分に切る
(2)1をひたひたになるように出汁醤油に漬ける
(3)15分漬けた2をスライスしたら、タネを抜いた方が上になるように小鉢などに盛る
(4)卵を割って卵黄を取り出し、3のへこんだ部分に落とせば出来上がり

本日のダンツマ達人…村山正人さん

▽村山正人(むらやま・まさと)
 焼き鳥屋やアジア料理店で修業し、この店へ。7年前に信号で出くわした外国人のモヒカンにしびれて開眼。両サイドは最愛の妻にカットしてもらい、中央部分は床屋で整える。料理を出すたびに「はい、どうぞー」ととにかく低姿勢。

▽あんぽんたん
「口が悪い」を自任するオーナー・マサと、親しみあふれる料理人マサが「簡単でウマい」をテーマにメニュー開発や食材探しに励む。料理は多くがワンコイン。ダブルマサの掛け合いが常連客をひきつけ、笑いが絶えない。東京都杉並区高円寺南4―49―1。

(日刊ゲンダイ2021年7月27日付記事を再編集)

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