刺身や野菜に「簡単ケジャンソース」応用が利く万能ソース!

コクハク編集部
更新日:2021-08-19 06:00
投稿日:2021-08-19 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、北海道・札幌の和食居酒屋「海鮮酒蔵 二三一」の小野寺真菜さんに、色んな食材に応用が利く万能ソース「簡単ケジャンソース」のレシピを教えていただきました。

刺身に絡めても野菜のディップにも

 5合升にこぼれんばかりの甘エビをドドンとのせた、二三一名物の「甘エビのマス盛り」。濃厚なうま味と甘味が特徴の増毛産の朝取れ新鮮プリップリを、ぜいたくにも特製ケジャンソースと和えたのが今回の一品です。

 甘エビやタコの刺し身に絡めてもよし、マヨネーズを足して茹で野菜のディップにしてもよし。応用が利く簡単万能ソース。記者もさっそく自宅で試しました。

 ふるさと納税の返礼品で手に入れた冷凍のホタテを使ってみましたが、うま辛のケジャンソースによってホタテの甘味が引き出され、ビールにも麦焼酎の炭酸割りにも合います。茹でたブロッコリーもあっという間に平らげてしまいました。

材料

・ニラ 1束
・キムチのもと 300グラム
・コチュジャン 300グラム

レシピ

(1)ニラを5ミリ幅に切る
(2)ボウルに1とキムチのもと、コチュジャンを入れ混ぜ合わせる
(3)甘エビやタコ、茹で野菜など好みの食材を2のソースに絡めたら完成

本日のダンツマ達人…小野寺真菜さん

▽小野寺真菜(おのでら・まな)
 北海道上富良野町生まれ。高校卒業後、新千歳空港で保安検査員を務めていたが、知人の勧めで料理の道へ。調理学校に入り直し、札幌市内の懐石料理店などで修業を重ねた。「二三一」では3人いる料理人の最年少26歳だが、メニュー開発を任されるなど若さとセンスを武器に奮闘している。「店長の横でお寿司を握るのが目標」

▽海鮮酒蔵 二三一(ふみいち)
 札幌駅直結という好立地にある和食店。北海道中から集まる新鮮な魚介が自慢だが、特に自信を持つのが増毛(ましけ)から直送される海産物。オーナーのルーツがある増毛町は「ニシンの町」として栄え、甘エビなど北海道有数の漁場として知られる。店名も札幌と増毛をつなぐ国道231号から。日本酒も増毛町内にある日本最北の酒蔵「国稀酒造」から取り寄せるなど徹底している。札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45B1。 

(日刊ゲンダイ2021年8月12日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


【カマの醤油焼き】漬けダレは醤油と酒を1対1でOK
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・品川の「あじろ定置網」の西潟正人さんに、ち...
これもモヤシ!?「大鰐温泉もやし」でヘルシー常備菜♡
 もやしが好きです、好きで仕方がありません。お腹もココロも満たされるおつまみの代表格、焼きそば(時に焼うどん)はほんとー...
【蒜泥黄瓜(キュウリのニンニク和え)】ビールと相性抜群
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
【豆鼓菜圃辣醤】台湾の食べるラー油はお酒が進む逸品
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
骨付き肉を食べるなら…サイゼリヤ一択! 2022.1.27(木)
 無性に骨付き肉が食べたくなる時があります。野生(?)の血が騒ぐのでしょうか。本能のままに肉にむしゃぶりつきたい。そんな...
【酸梅泡菜】台湾風漬物は酸味のある日本酒にピッタリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
【ちりめんじゃこ山椒冷奴】たまり醤油は4、5回分けて差す
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡・中央区にある「博多料亭 稚加榮」の平山克浩...
「旬のお野菜とフルーツとチーズ」チーズがこだわりの一皿
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・有楽町のフランス料理店「Restauran...
百均グッズでオリジナルシリアルバー作り 2021.1.20(木)
 以前ご紹介した「電子レンジチップスメーカー」に続き、ダイソーでお菓子作りグッズを発見しました。その名も「レンジで簡単シ...
「TOYOタッキー」特別な日のディナーにも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・有楽町のフランス料理店「Restauran...
「マグロとアボカドの磯辺和え」3つの工夫で極上のウマ味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂にある「多に川」の大森雄哉さんに「マグ...
「筋子とマッシュポテトのサンドイッチ」紅白で晴れやかに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「ロックフィッシュ」の間口一就さん...
「白トリュフの塩パン」で“ジャにの”体験 2022.1.15(土)
 いまネット上で話題になっている、Truffle BAKERYの「白トリュフの塩パン」を知っていますか? 今回は、売り...
「骨付き鶏もも肉の源たれ煮」万能調味料に“おんぶにだっこ”
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「ロックフィッシュ」の間口一就さん...
横浜のディープスポットで絶品カレーを食す 2022.1.13(木)
 カレーが好きです。冬に凍えた体を芯から温めるのもよし、暑い夏に汗だくで食べるもよし。ちょっと胃腸がお疲れ気味……なんて...
「しめ鯖のキウイマリネ」店主が追求するキウイ料理の進化系
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「ロックフィッシュ」の間口一就さん...