ナイトブラを勧める理由 ダサさを乗り越え美乳を目指そう

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-03-31 05:55
投稿日:2019-02-20 06:00
 大手下着メーカーでも販売されているナイトブラ。でも、実際に使用しているのは、女性の半数以下なのだとか。そもそも、ナイトブラを着けるメリットは何なのか、愛用歴3年の筆者がお伝えします!

なぜバストの形は崩れるの?

 バストの形が崩れる1番の原因は、日常生活・妊娠・加齢の影響により、「クーパー靭帯」が損傷することだと言われています。クーパー靭帯とは、バストを構成するコラーゲン組織の束のこと。バストの脂肪や乳腺、皮膚を繋ぎ、ピンとハリのあるバストを保つ役割があります。

 しかし、クーパー靭帯は、運動や就寝中の寝返り、ノーブラ生活など、日常での些細なダメージによって伸びたり切れたりしてしまいます。

「出産後にバストが垂れた」と嘆く女性は多いですが、これも、妊娠中に大きくなるバストの重みにクーパー靭帯が耐えきれず、損傷してしまうことが原因。また、他の組織同様、加齢の影響で衰えてしまいます。

 注意が必要なのは、クーパー靭帯は再生できないということ!

 一度伸びたり切れたりしたら、伸びっぱなし切れっぱなし。ハリを保てなくなるため、下垂などの形崩れが起こってしまいます。つまり、いかにクーパー靭帯を守るかが、美乳を保つポイントになるのです。

ナイトブラはなぜ必要?魅力と効果をチェック!

 妊娠や加齢によるバストへの影響は、ある意味仕方がないことでもありますが、1日の3分の1〜4分の1を占める睡眠中のバストへの負担は、ナイトブラで軽減することができます。

 そこで、ナイトブラの魅力や効果について見ていきましょう。

1. 就寝中の衝撃からバストを守る

 ナイトブラの大きな働きは、衝撃からバストを守ることです。「寝ている間に衝撃?」と思う方もいるかもしれませんが、寝返りやうつぶせ寝による潰れなど、就寝中のバストにはさまざまな負担がかかっています。

 ナイトブラは縦横無尽に動くバストをしっかり固定して、クーパー靭帯の損傷を防いでくれるのです。

2. 就寝中のバストの横流れを防ぐ

 バストが左右に離れる「離れ乳」は、就寝中にバストが左右に流れることも原因の1つ。

 ほとんどのナイトブラは幅広アンダー&脇高設計になっているため、横になってもバストが流れず形をキープ。離れ乳予防にも最適です。

 ちなみに、ナイトブラの中にはバストアップ機能や形を補正してくれるタイプのものもあるため、バストを大きくしたい方や、すでに形に悩んでいる方は、機能面に注目して選んでみると良いでしょう。

3. 安眠効果もある

 ワコールとオムロンヘルスケアが行ったテストによると、ナイトブラを着けると入眠までの時間が短くなった&12分間も深い眠りが増えたという結果が出たそうです。

 締め付けを嫌うノーブラ派もたくさんいると思いますが、ナイトブラはノンワイヤーで締め付けない設計になっているため、快適なのも魅力。睡眠の邪魔になりません。

ダサさを乗り越え、ノーブラ脱出へ!

 ナイトブラ推進派の私ですが、唯一のデメリットを挙げるのであれば、「ナイトブラはダサい」ということ。レースや柄物も大抵可愛くないし、なんだかスポブラみたいだし。

 正直言って、最初は抵抗がありました。でも、着けてみたらノーブラよりも楽! 横になっても崩れないバストの形! 単純に嬉しいです。

 ダサさを乗り越えた先に、美乳が待ってるはず!ぜひ、この機会にナイトブラ生活を始めてみてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


K-POPスターがお手本! 白肌をより引き立てる口紅の選び方
 TwiceやBLACK PINKなど、中高生から大人気のK-POPアイドル。彼女たちに共通するのは、ホクロやシミそばか...
やるとやらないでは大違い…時短美容的なオイル美容の3原則
 秋冬シーズンは、乾燥や気温の低下による肌不調などに悩まされやすい時期。夏までと同じケアに「お手入れ不足」を痛感する女性...
5カ月で念願の-10kg達成! 一番効果があったダイエットは?
 半年で15kg激太りするという異例の事態後に思ったことは、「このままじゃいけない」という危機感でした。左膝は体重が重い...
ひじのカサカサがつらい…毎日のバスタイムでツルツル肌に♪
 厚着の季節だからといって、ひじのケアをさぼっていませんか?ひじはただでさえカサカサになりやすい部位。でも、毎日のバスタ...
産後「勝手に痩せる」は嘘! 1年で-17kgを叶えた4つのコツ
 ママ友との会話で必ず出てくるのが、「体重が戻らなくて……」という話題。一児のママである私ですが、出産後に-17kg痩せ...
 “胸元の開いたデート服×大人かわいいリップ”の組み合わせ術
 肌寒くなり、アウターを羽織る時期になってきました。ダークトーンのアイテムが増えるこの時期は、代わり映えしないコーディネ...
秋冬も紫外線対策を! 常備しておきたい“日焼け止め”4タイプ
 夏の強烈な日差しを浴びて、肌も髪も一気に老けた気が……。しかし、夏が過ぎても紫外線は年中降り注ぐので、しっかりUVケア...
乾燥肌対策にも! 栄養士が教える「美肌へのモテ食習慣」3選
 すっかり寒い季節となり、彼に密着できるチャンス到来! しかし乾燥肌では彼に幻滅されてしまうかもしれません。  乾燥対...
食べられないストレスの発散方法とダイエットに挫折する理由
 食欲の秋は、ダイエットに励む女性にとって苦しい時期ですよね。見渡せば、そこらじゅうに美味しそうな食べ物。さらに追い打ち...
1日でもOK♡ファスティングダイエットを成功させるやり方!
 近年「ファスティングダイエット」が流行っていますね。「何日も断食状態を続けるのは無理!」「仕事など生活の弊害になる」と...
何年同じ髪型? 自分ルールをアップデートして垢抜け美人に
 自分に合うセルフブランディングは意識していないようで、どこかマイルールとして取り入れているものだと思います。 「エラ...
マツエクでおブスになってない? 可愛く盛るための注文方法
「まつげが少ないからマツエクに頼ってみたら、仕上がりが思ってたのとなんだか違う。彼氏から『つける前の方がかわいいよ』と言...
七海 2020-08-09 03:47 ビューティー
外食を制する者は減量を制す!冷え性改善に白湯ダイエットも
 せっかくダイエットの決意をしたのに、いつも挫折してしまう人は多く存在します。私もその一人。外食先で食べてしまったケーキ...
自分磨きで変われないあなたに…“もうひと手間の努力”の方法
 補正下着をしっかり使う、パーソナルジムに通う、ネイルをする――。SNSで誰もが自己発信ができるようになった今、「自分磨...
乾燥の季節にご用心! 秋冬に特化するべき美容の基本ケア3選
 涼しいというより肌寒いくらいの季節になりましたね。UVケアを夏ほど張り切らなくていいのでケアが楽になった……と油断する...
七海 2020-08-09 03:46 ビューティー
目元の悩みをプロに聞く! シワ&たるみのアイケアを教えて
 目尻のシワが気になったと思ったら、目の下のぷっくりたるみ、小ジワなどたくさん悩みが出てきました! 悲しいかな、これが老...