アナタの観葉植物は大丈夫? 不調の原因&冬のお手入れ3カ条

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-11-24 06:26
投稿日:2021-11-24 06:00

冬の観葉植物のお手入れ3カ条

 冬は観葉植物にとっては休眠時期。 この時期、枯れないためのコツなんてもんがございます。

 たいしてご負担にならない、枯れないための極意をお教えいたしますわよ。

1. 部屋を暖かく快適に

 どんなに寒さに強い植物だとしても、基本的に観葉植物の多くは亜熱帯植物。寒い時期は休眠時期に入るため、葉が黄色く落下してカラ坊主になったり、しんなりしちゃうものもございます。ですが、春になり暖かくもなれば、勝手に新芽が出てまいります。

 基本的にアナタが過ごしやすいと思う温度が植物にとっても適温でございます。

2. 水と肥料は極力やらない

 最近の住宅環境は良くなっているので、暖房を切った後も部屋が暖かい、なんて羨ましいお宅もございます。そのようなお宅では、植物も多少の成長というものはあるかもしれませんが、それでもやはりお水は極力控えめ、肥料はナシでお願いいたします。

 夜になると水を含んだ土は冷たくなり、悪影響ですし、肥料は吸収されずに根っこを焼いてしまうので逆効果。

 寒い地域で夜に暖房を切って過ごされる場所では、鉢の中の土が冷たくならないように鉢カバーをつけたり、新聞やエアパッキンなどで鉢を包むだけでも防寒になり、効果的でございます。

3. 葉水をあげる

 葉っぱに水をスプレーすることを、葉水(はみず)といいます。葉水は葉の保湿だけでなく、葉表面のお掃除や葉の周りの空気を動かし、病害虫の予防に一役かっております。

 葉水は、できれば毎日がおススメ。植物の様子を見ることができますし、土にお水をたいしてあげなくても、葉っぱから水分を吸収いたします。

 ただし、葉水を行う時間帯は暖かくなる朝、あるいは昼間に。寒くなる夜はNGでございます。

「忙しいから自分のタイミングでやりたい!」そんなアナタには、“加湿器を横に置く“という離れ技をオススメいたします。

 加湿器は湿気だけではなく、ぼんやりとした暖かさも提供してくれます。

 観葉植物ばかりか、胡蝶蘭やアンスリウムなどにも環境がよろしく、勝手に水分を吸収して開花期間を長くすることもできます。究極、加湿器の横、オススメでございますわよ。

 どうです? そんなに難しいことではないと思いません? お試しあれ。

 アナタのお家の観葉植物が、無事に寒い冬を超えられますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


探し物はにゃんですか?大捜索中の“にゃんたま”にロックオン
 どこにいった? ないないない……見つからにゃい!  きょうはみんな真剣、大捜索中のにゃんたまωにロックオン♪ ...
マッチングアプリにいた コロナ騒動でも自粛できない男たち
 長引くコロナウイルス騒動に疲れ気味の世界。日本でも、あまり外に出ず、自粛の日々を送る方は多いのではないでしょうか。時間...
感染拡大で露呈…自己中すぎる友達が許せない女のコクハク
 新型コロナウィルスへの対策として、徹底的に人混みを避け、外出を控えている人も増えています。徹底した対策を意識している人...
薬はちゃんと飲んでいるのに…突きつけられた残酷な検査結果
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
ウイルス騒動で休校 自宅にいる子どもを賢く育てる読書法3つ
 いきなり休校となり、子どもが自宅にいる。そんな状況になっている家庭が多いようです。学校の授業がない代わりになにかで勉強...
シッポでバランス!二足歩行も夢じゃない美姿勢“にゃんたま”
 二足歩行の猫といえば!ドラえもん♪  ドラえもんは猫型ロボットなので除外すると、スタジオジブリ「猫の恩返し」のバ...
モテないわけじゃないけど…危険なクズ男を引かない方法とは
 別にまったく声かけられないわけじゃないし、むしろデートのお誘いも来る。そんなにモテないわけじゃないけど、幸せになれない...
おこもり日こそ…掃除と片付けでストレス発散&お家スッキリ
 片付けや掃除のコンテンツがあふれている昨今。片付け・掃除のブームを通じて、もうある程度のコツはわかっているはず。時間が...
コロナウイルスなんかに負けてたまるか!免疫力と花のお話
 コロナウイルスにより我々の生活は今まさにひっくり返ったような状態でございます。ワタクシたちお花屋さんにしてみれば、様々...
マンション買うならどっち?キラキラの新築or価格の安い中古
 尊敬するキャリアウーマンの先輩がマンションを購入した。理由を聞いたら「毎月、家賃を払い続けるのはもったいないし、私自身...
気になる彼の性格がわかっちゃう?本邦初“にゃんたま”占い!
 猫の肉球で性格や相性を占う「肉球占い」というものがありますが、きょうは本邦初「にゃんたまω占い」をやってみたいと思いま...
外出自粛の中…マッチングアプリはどんな状況か見てきました
 ウイルス騒ぎで外出を自粛しているかたも多いと思います。外に出かけられないと退屈してしまいますよね。みんなお家でヒマして...
新型コロナ対策で「共倒れしたくない妻」の家庭内強化策
 新型コロナウイルスへの警戒が、日に日に強まっています。時差通勤やテレワーク、休校…と強い警戒のさなか、家庭内での対策に...
家で過ごす時間が増えたなら…今すぐできる簡単美容ケア5選
 猛威を振るう新型コロナウイルス。自宅勤務命令や、感染予防のために外出が減ったという方も多いのではないでしょうか。そんな...
CT検査でも異常なく民間療法に頼るも…バセドウ病が再び悪化
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
漁港の人々の愛情がいっぱい詰まった?ご立派“にゃんたま”
 春の風が吹く、小さな漁港。  人気の「地魚食堂」の勝手口で、にゃんたま君と出逢いました。  食堂で働くおば...