もやしが好きです、好きで仕方がありません。お腹もココロも満たされるおつまみの代表格、焼きそば(時に焼うどん)はほんとーによく作るのですが、その際使う野菜といえば、もやし一択! キャベツや人参、玉ねぎ、キノコ類もいいですが、もやしがあれば、十分、というか、むしろ大満足。一口大に切った豚バラ肉を合わせ、最後に目玉焼きを乗っければ、立派なごちそうの完成です。
この世に「もやし」があってよかった……と、しみじみと思う今日この頃ですが、昨年末から、チョー偏愛しているもやしがあるので、ご紹介させてください。
「大鰐温泉もやし」って読める?
「大鰐温泉もやし」と書いて、「おおわにおんせんもやし」と読む。津軽の奥座敷といわれる大鰐町の特産品で、350年以上前から栽培されていたともいわれる津軽伝統野菜のひとつなんです。
実は大鰐温泉もやしを目当てに、現地まで食べに行ったことがありまして。東京から東北新幹線に乗り、新青森駅で在来線に乗り継ぎ、40分かけて大鰐温泉駅へ。ええ、それなりに時間がかかりました。
がしかーし、販売店を数軒回るも「きょうは入荷がないのよ~」と言われ、撃沈……。数年前からテレビ番組などでもちょくちょく取り上げられていて、ここ最近は、人気が急上昇。現地でも希少性の高い、なかなか買えない商品となられておられます。
東京・飯田橋のアンテナショップで買える!
そんな大鰐温泉もやしですが、東京・飯田橋にあるアンテナショップ「あおもり北彩館 東京店」では定期的に入荷があるというではないですか……!
店員さんによると、毎週金曜日の15時頃に入荷予定とのこと。1束519円。なかなか、いやかなり、高級なもやしサマとなりますが、堂々たる見た目と力強い風味はまさに「キング・オブ・もやし」!
「大鰐温泉もやし」丸ごとおひたしのレシピ
【材料】
・大鰐温泉もやし…1束
・だし汁…500cc
・薄口醤油…大さじ1.5
・塩…小さじ1
【作り方】
(1)だし汁、薄口醤油、塩を保存容器に合わせておく。
(2)鍋にたっぷりのお湯を沸かし、豆のついたほうを先に入れ、1分ほど加熱。しばらくしてから全体を入れ、さらに1分ほど茹でる。
(3)水に取って冷まし、水気を切って、①の中に浸し、冷蔵庫で一晩、なじませる。
(4)食べやすいよう適当な長さに切り、器にだし汁とともに盛り付けて、出来上がり。
根っこまで愛して
おひたしにすれば常備菜として日持ちしますし、小出しでチビチビ食べられるので(笑)、至福度&満足度ともにグンと上がります。
根っこも捨てずに、丸ごと食べるのが“鉄則”。豆もやしともセリとも異なる滋味深さ。気になったかたは、是非一度、お試しください。
こちらでも紹介記事を書いております。それほど、虜なのです。よろしければ、合わせてご一読ください。
(編集O)
「あおもり北彩館 東京店」
address:東京都千代田区富士見2-3-11
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