ひと手間で興奮度大 セックスを極上にする“3つのスパイス”

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2019-04-11 17:23
投稿日:2019-03-26 06:00
 互いの肌の温もりを感じ、肉と粘膜を求め合うセックス。大好きな彼とのセックスをより豊饒なものへと変えるため、もしくはマンネリ打破のため、いつもは何気なくしている行為に意識を向けてはいかがでしょうか?今回はエロスがアップするセックスのひと手間を、官能作家の筆者がお伝えいたします。

1. 見つめあう・視線を絡める

 互いの肌を愛撫する、性器を弄り合う、そして挿入の瞬間も熱い視線を絡ませてみましょう。

 呼吸するのさえもどかしい興奮に包まれる中、見つめあいながらの挿入は、この上ない快感と甘美な恥じらいを与えてくれるはず。抜き差しが始まっても、決して目を逸らさずにいて下さい。彼だけにしか見せないあなたの淫靡でセクシーな表情は、二人の興奮を高める極上のカンフル剤となるのです。

2. タッチに緩急・強弱をつける

 熱いキスで興奮が高まってくると、徐々に互いの体をまさぐる・愛でる行為へと続きます。この時、一定のリズムや圧で撫でずに、少しだけ緩急・強弱をつけるのがオススメです。

 触れるか触れないかのフェザータッチや、指先、手の甲を駆使しての愛撫も意外性があってエロティック。首筋や乳首、背中、腰まわり、内腿なども、時にソフトに、時に情熱的にタッチしてくださいね。

 もちろん、あなた自身の体が感じたら、彼の背中に爪を立てたり、手をギュッと握りしめるのもOK。与えられた快楽を彼に伝えることで、二人の性感が高まり、いっそう研ぎ澄まされるでしょう。

3. 焦らす・視姦する

 彼の内腿やお尻は撫でても、肝心な場所にはなかなか触れてあげない――いわば欲望のお預け状態です。彼としては勃起したものに早く触れてほしいはずですが、あえてペニスを避けて乳首や脇腹を優しく責めたり、もしくは股間に顔は寄せても、ふうっと吐息をかけるのみ。

 そのもどかしさに、彼は「早く」と股間を突き上げてくるかもしれません。

 また、「視姦」と呼ばれる見るだけの焦らしプレイもおススメです。

 彼のモノに一切触れず、急角度でそそり立つモノや、カウパー液をしたたらせる尿道口をながめるエロティックな女性は官能小説にもよく登場します。

 あなた自身も彼の興奮を目の当たりにして、いつもより体が敏感に反応してしまうかもしれません。

 手に入れた時の悦びが大きいからこそ感じる焦らしのメリットを、存分に楽しんでください。

まとめ

 見つめあう、タッチに緩急と強弱をつける、焦らす、視姦する――より深い官能へと続く新たな扉を開いて、極上のセックスライフを。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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