毒親育ちの彼と鏡の前でした甘美なセックスと驚愕の動画!#5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-03-03 22:46
投稿日:2022-02-18 06:00

高級ランジェリーのプレゼント

「ある日、彼は『C子ちゃんに着てほしいんだ』と、白いレースのセクシーなランジェリーをプレゼントしてくれたんです。ランジェリーのカタログで、外国人モデルがランジェリーとアクセサリーのみの姿を見て、私に着てほしいと思ったそうです。

 高級レースのランジェリーは繊細なつくりで、花刺繍やスワロフスキーの飾りがあり、とても豪華です。普段は決して身に着けないTバックショーツや、透け感のあるブラジャーもセクシーで……ランジェリーを身に着け、鏡に映った自分を見ると気分が一気に昂りましたね。

 彼もいつにも増して興奮してくれました。

 極薄のブラジャーごと乳首を吸われたり、舐められたり……彼の生温かな舌とレースの感触がすごく気持ちよかったんです。そして、Tバックショーツを横にずらしてクンニリングスをされると、もうたまらなくて……。

「いつもよりバキュームが強くて気持ちいいよ」

 その日、シックスナインをしている時は『C子ちゃんのフェラチオ、いつもよりバキュームが強くて気持ちいいよ』なんて言われて、すごく恥ずかしくなりました(笑)。

 そして、挿入もゆっくりと、ゆっくりと焦らすように……。

 私が腰をずらして奥まで欲しがると『君が動いちゃダメだ』って怒られて……でも、そんな言葉にも興奮しましたね。

 ダメって言われると、逆に欲しくなるじゃないですか。

 その時のセックスは、鏡を見ながらのエッチだったんです。ベッドで正常位をした後、私は洗面所に行くよう言われました。

 そして洗面台に手をつかせて、『バックからハメられている自分の顔を、鏡で見てて』と命じられて……。

 これには興奮しました。

 純白のランジェリーをまとった乳房が半分はみ出て、乳首が真っ赤に膨らんで……そして、貫かれるたび、喉奥から『あううっ!』と悲鳴が漏れて鏡が曇るんです。

 挿入の衝撃は、スローセックスとは真逆で激しいものでした。

 思わず目をギュッとつむりそうになるのですが、『目を閉じちゃダメだ。自分のいやらしい顔を見てて』と、いくども言われて……」

鏡の中のエロティックな自分に興奮

ーー続けてください。

「私は命じられた通り、自分の顔をずっと見つめていました。貫かれるたび、髪が跳ねて目の周りがだんだん紅潮していく。うめき声をあげると、首に筋が浮き立って、乳房もぶるん、ぶるんと揺れ弾んで……。彼にわし掴まれたヒップを振りたてながら、自分の恥ずかしい姿を見入っていました。

『はああっ!』と叫ぶたびに白い歯がこぼれ、口端からよだれも垂れて……。身を支える両手がぶるぶると震えて、足も崩れそうになるんですが、勃起の抜き差しがあまりにも気持ちよくて、懸命に足を踏ん張りました。

 彼の手はいつしか私の脇の下をくぐり、両乳房を揉みしだき始めました。片方の乳房は露出して、もう一方はレースごしに乳首がツンと赤く尖って……すごくエロティックでした」

セックスはすべてを忘れさせてくれる

ーー続けてください。

「自分の淫らな姿を見ると、さらに欲情しましたね。

 気持ちいいうえに、セックスの時だけは、イヤなことも忘れられるんです。着たい服を我慢していることも、また彼がリストカットしたらどうしようと不安になることも……性器と性器を繋げている瞬間はセックスに没頭して、全て忘れられる。

 快楽しかありません。

 この快楽があるからこそ、様々なことを我慢できるとも言えました。

 その日は危険日でしたが、『膣内(なか)に出して!』と自ら言いました。

 あの膣奥にドクン、ドクンと噴射される精液の勢いの快美感はすさまじく、すっかりクセになってしまったんです。

 その日も『出るよ……C子の中に出すよ、イクよ!』と叫びながら、彼は濃厚なザーメンをたっぷりと迸らせました。

 その瞬間、私も鏡の中の自分を見つめながら、イッてしまったんです」

LINEに添付されていた動画に愕然

ーー続けてください。

「今までで一番気持ちいいセックスでした。

 鏡っていいですね。一瞬だけ、彼のイキ顔も見ることができたし……私、バックから突かれるのが好きなのかもしれません。俗にいう『下つき』なのかも……(笑)。

 彼も理解したのか、それ以来、鏡を使ったプレイや、セクシーランジェリーをまとったセックスにのめり込みましたね。

 ……ただ、また新たな問題が起こったんです。

 ある日、シャワーを浴びている彼のもとにLINEの着信があったんです。スマホはテーブルの上にあって、ちょうど私から見える位置。

 で、一瞬だけ相手の名前が表示されたのですが、送信者は彼の師匠である大御所カメラマン。

 普段から、師匠のパワハラぶりは聞いていたので、私、ちょっとだけムッとして、思わずクリックしちゃったんです。

 ちょっとお酒が入ってほろ酔いだったせいもあって……。

 文章はありません。その代わり動画が添付されていて……見ると、彼が師匠のペニスを咥えている光景だったんです」

 続きは次回

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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