我慢の限界っ!イケメン出張ホストを呼んで禁断のBL鑑賞 #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-03-17 17:39
投稿日:2022-03-10 06:00

シティホテルの一室でリアルBLを…

ーー聞いている私も驚きです。続けてください。

「悩んだ末、私が選んだのは、クールな正統派イケメン・J君(31歳)と、可愛い子犬系イケメン・A君(25歳)です。2人とも身長180センチと長身でスリムマッチョなスタイル。

 私がハマったBLドラマの設定に似せて、先輩役のJ君にはメガネとスーツ姿、後輩役のA君にはラフなシャツとデニムで来るようリクエストしました」

ーー細かい部分までリクエストされたのですね。

「はい、せっかくなので、妥協したくないな……と(笑)。で、当日、私が先にシティホテルの部屋に入って部屋番号を店に伝え、2人を待つ形となりました。

 お金は当日、現金払いが可能とのこと。ドキドキしながら、待っていたんです」

ーー続けてください。

「店側にはきっと3Pだと思われたと思います。男性2人を指名する女性客も多いそうで……値段は、2時間で4万5千円。安っぽいラブホテルは嫌だったので、新宿にあるおしゃれなシティホテルを指定しました。デイユースだと1万円弱でリーズナブルなんですよ。

 時刻は14時少し前。待ち合わせは14時だったので、もうすぐ2人に会えると思うと胸が高鳴って……。部屋は高層階で眺めも良く、『夜もロマンティックだろうな』などと思いながら、部屋の鏡に映る自分を見て、身なりをチェックしました。

 肩までおろした髪は丁寧にブローしてきたし、洋服は落ち着いたピンクベージュのワンピース。『よし、大丈夫』と思ったところに、ドアをノックする音が聞こえました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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