32歳不倫体質OLが告白!私の強みは「口の堅さと肉食体質」#1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-08-22 17:26
投稿日:2022-04-08 06:00
 今や「不倫」という言葉は日常となった。また、「結婚はしたくないけれど、恋愛はしたい」「子供は欲しいけれど、結婚はイヤ」という女性も少なくない。
 今回、取材に応じてくれたのはU子さん(32歳広告代理店/独身)。待ち合わせ場所に現れた彼女は、ロングヘアを一つに束ね「クールビューティー」と形容するのがふさわしい美貌の持ち主だ。
 スタイリッシュな黒のワンピースにハイヒールを履きこなす美脚、メリハリのあるスタイルは、同性ながらじっと見入ってしまうほどのオーラを放っている。
 そんな彼女は、現在不倫中だ。高嶺の花ともいえる彼女に不倫事情を聴いてみた。

自称「肉食女子」の恋愛テクニック

ーー不倫中とのことですが、詳しくお聞かせください。

「相手は会社の上司である部長・Zさん(51歳広告代理店/妻子アリ)です。長身で彫りの深い顔立ちは、美形の部類に入るでしょうか。スーツの着こなしがお洒落でダンディ、頭も切れるし弁が立つ、知的な人です。

 二年前、彼が異動で同じ部署に来た時から、狙っていました(笑)」

ーー狙っているとは……U子さんは恋愛には積極的なタイプでしょうか?

「はい、いわゆる『肉食女子』ですね。いいなと思った人には、『好き好きアピール』を惜しみません。例えば、さりげなく『そのアイディア、素晴らしいですね』『今日は一段とダンディ!』などと言いながら、じっと見つめたり、場合によっては軽く腕をタッチしたり……。あ、あとは、積極的に彼の視界に入るようにしていました。

 わざわざ彼のデスクの前を通って無防備な後ろ姿を見せたり、エレベーターの中では彼のすぐ前に立ったり……人間て、会う回数や見る頻度が多いほど親近感を持ってもらえますよね。CMでいくども見かけるタレントに親近感をいだくのと同じ、単純接触効果を狙ったんです」

51歳の部長に仕掛けた恋の罠

ーー素晴らしい恋愛テクニックですね。続けてください。

「で、彼と出会って半年後。一年半ほど前に同じプロジェクトチームとして行動する際に、親密な関係になりました。きっかけは、残業をして二人きりになった時『終わったら、軽く食事に行こうか』と誘われたことです。

 カジュアルなイタリアンレストランで、照明がほの暗くていいムード。お酒と食事を楽しみつつ、『遠距離恋愛の彼と別れて……』と切り出したんです。

 もちろん作り話です。独り身をアピールして、『部長みたいな男性がそばにいてくれたら、毎日がハッピーなのに……』などとほろ酔いで言いました。その時は髪をアップにして、うなじも強調しちゃった(笑)。

 ちょっと策士でしょうか?

 私は兄が二人いるので、子供時代から『どうすれば、男の子の気を引けるのか』みたいなことを自然に学習していましたね。

 ようは相手に口説く隙を与えるんです。

 普段から好意的に接し、独り身の寂しさをアピールする。加えて、ヘアメイク、ファッションにも気を抜かないことは大事ですね」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


セックス依存者が語る 実録「一夜限りの恋」の身の処し方
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
忘れた振りで「否認」を続ける私にストレスを溜めていく女
 異常な行動を繰り返す人間に関して、近年、サイコパスやソシオパスの研究が進められています。 サイコパス──先天的に...
肌を重ねなくても…脳への刺激が快感を呼ぶ“遠隔セックス”
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-11-13 19:28 エロコク
私は都合のいい女? 本命になれないセフレ体質女子の特徴4つ
 男女関係においてセフレ問題で悩んだことがある方は多いはず。 「エッチした途端、男性からの連絡が気まぐれに。都合が...
七海 2019-11-11 18:50 エロコク
優しく小刻みに…奥を丁寧にノックするピストンに身を委ねて
 ピストンバイブと聞くと、だいたいの人は激しい動きを想像されると思います。  がんがん突いてイカせちゃうぜ~! 的...
桃子 2019-11-11 01:55 エロコク
81歳恋人の浮気旅行をNYまで尾行…死にたくなった結末とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
窓の開いた部屋…女はなぜ全裸で床を拭いていたのか?
 翌日も何時間も彼女に全身を舐めら、彼女がまた寝入った後、私はバスルームに入りました。シャワーに打たれながら思いました。...
デリケートゾーンに潤いをプラス!濡れない痛みとサヨナラを
 多くの女性が、常に潤いを気にしています。肌、髪、そしてデリケートゾーンの潤いも。セックスのときは、膣内がちゃんと体液で...
桃子 2019-11-07 18:40 エロコク
性依存に調教され…脳みそ性器男の「浮気旅行」尾行を決意!
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
「私の胸も…」汗ばむ体を重ねてきたアラフィフ女の欲情
「ショックで頭が真っ白になる」とよく言いますが、これは実際に脳が起こす症状です。脳は強いストレスを受けると、一時的に血管...
アプリで会ったラテン系外国人の男は「天動説」を語り出した
 さて、出逢い系サイトもPCやガラケーからスマホに舞台を変え、マッチングアプリという何やら爽やかな名前に変化しました。 ...
男性向けアロマエステを副業にする女性たち…都内OLの告白
 消費税もとうとう10%まで上がり、都会で働くひとり暮らしのOLたちも大きな打撃を受けています。役職に就きでもしなければ...
挿入&クリトリス刺激…ダブルのエクスタシーに見舞われる
 バイブコレクターの私でも、女性がいちばん感じるのはクリトリスだということをよ~く知っています。男性とのセックスでもずっ...
桃子 2019-11-12 04:46 エロコク
それは男女間であれば法的にレイプと呼ばれる事件でした
 私へのセクハラがエスカレートし、私が拒絶するにつれて、彼女の仕事上でのパワハラも酷くなっていきました。ただこの時点では...
内頬を膨らませ…フェラチオの奥義を女流官能作家が教えます
 前回、官能小説における「オーラルセックスの奥義」をお伝えしたところ、ありがたいことに、男性読者さまからも「こんなふうに...
蒼井凜花 2019-10-22 06:00 エロコク
クリを優しく吸引…バイブとの合体技で多彩に楽しめる逸品
 クリトリスをそっと吸い上げつつ振動刺激を与える「吸引系」。この連載でも何度紹介したか分からないくらいですが、なぜこんな...
桃子 2020-01-11 06:51 エロコク