自販機で購入!注目食材「ビーフン」を食す 2022.4.14(木)

コクハク編集部
更新日:2022-04-14 06:00
投稿日:2022-04-14 06:00
 ロシアによるウクライナ侵攻の影響で小麦の高騰が続いています。食品メーカーのはごろもフーズは2022年2月の出荷分からパスタ製品26種類の値上げを決行しました。
 そんな小麦に代わる食材として「米粉」が今アツいのだそう。「丸亀製麺」を展開するトリドールHDは3月31日に、中国産米を使った麺「米線」の専門店を東京・新宿にオープンするなど、注目を集めています。

神戸で発見!「ビーフン」の自動販売機

 米粉を使った麺といえば「ビーフン」も有名ですよね。なんと、神戸には「ビーフン」の自動販売機があるのです。

 じゃーん、こちらがその自動販売機です。ビーフンメーカーのケンミン食品株式会社の本社脇にあります。2021年9月1日から販売を開始したのだとか。24時間いつでも冷凍ビーフンがゲットできるのです。

「ケンミンの焼きビーフン」の思い出

 筆者が購入したのはスタンダードな焼きビーフン。2パック入って500円とはお買い得なのではないでしょうか。しかもレンチンだけでいただけちゃうという、ズボラさんにはありがたい仕様♡

 思えば、筆者が子どもの頃からビーフンはお昼の定番でした。というのも、自販機でアピールしているように、ケンミン食品は神戸が本社。神戸っ子にとってビーフンは昔からなじみの深い食材なのです。

 なんといっても、当時のCMがめちゃめちゃシュールでねえ。関東の友人に聞いたところ、「見たことない」と一蹴されてしまいましたが、当時の小学生の間では超人気でした。

 関西圏のアラフォーなら「おかーさん、ピーマン入れんといてや」のセリフで、ニヤリとするはず。

手間はレンチンだけ!

 では早速いただいてみましょう。600Wの電子レンジで4分とのこと。

 袋のままレンジにインできるのがうれしいですね。

 お皿に移して、いただきます。

 加熱途中からいい匂いがしていたんですよー。おかげで4分が長く感じました。

 パッケージの裏面にはおいしい調理のコツとして「レンジ加熱後、フライパンでさっと炒めて仕上げると、香ばしく美味しく召し上がりいただけます。」とありましたが、スルーしました。早く食べたい!

いただきます!

 うは、おいしいー! そしてめっちゃ懐かしい! 子ども時代が思い出されます。これだよ、この味!

 レンジ調理なのでちょっとパサつくかな? という心配は全くの杞憂でした。

 極細麺はしなやかでありながらも、プリっとした弾力があります。シンプルな塩味がよく馴染んでいていくらでも食べられそう。

 野菜やお肉もちゃんと入っているところが素晴らしいですね。キクラゲの食感がいいアクセントになっています。

 味変でコショウをかけましたが、お酢でもさっぱり食べられるかも。つるつると軽い食べ心地なのに、満腹感を得られるのも魅力的です! これ、神戸土産の新定番になるんちゃう? 帰省の折はまた買うたろ!

 ◇  ◇  ◇

 まだまだ先の見えないウクライナ情勢。幼い子どもまで犠牲になっている惨状に胸が痛みます。のんきにビーフンをすすっている日常って本当はとても尊いんですよね……。ウクライナに一日も早く平和が訪れますように。

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


「アンコウの酒盗干し」天日で半日干せば極上おつまみ完成!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...
真っ白な「ポテトサラダ」じゃがいも=こってりの概念を覆す
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の和食店「酒と肴 類」の菊岡正輝さん...
おうちで簡単に作れる!かぼちゃとベーコンの絶品キッシュ
 急に冷え込む日が続くようになって、一気に季節が冬に移り変わろうとしていますね。冬は、クリスマスやお正月などイベントごと...
ぐっち夫婦 2020-12-21 01:21 フード
「南蛮エビなめろう」これぞ酒泥棒!目が覚めるコクとうま味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は新潟・新発田の寿司の名店「登喜和鮨」の中小林宏輔...
削ってレンチン!赤ワインには「パリパリ・パルミジャーノ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木の「オステリア ナカムラ」の中村直行...
「葉蒜豆鼓炒海瓜子(葉ニンニクとアサリの豆鼓炒め)」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
万能ソースが活躍「マッシュルームとフォアグラのリゾット」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・北新地のフレンチ「カラーズ」の加藤吾郎さん...
「ムール貝とカブのワイン蒸し」塩辛と生米で2度おいしい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「銀座エスコフィエ」の東正俊...
裏技テクでじっくり2時間 磯の風味を凝縮した「蒸しアワビ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は新潟・新発田の寿司の名店「登喜和鮨」の中小林宏輔...
「ブロッコリーのアーリオ・オーリオ」は冷めてもおいしい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木の「オステリア ナカムラ」の中村直行...
イタリアンな「魚介のサラダ」時短&失敗ナシなのに主役級!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のイタリアン「La coccola」...
「ニンジンのサラダ クミン風味」カレー風味の“なます”です
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のスパイス料理専門店「スパイス・カフェ...
和食の基本と潔さ 手間をかけただけおいしくなる「煮ガキ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は新潟・新発田の寿司の名店「登喜和鮨」の中小林宏輔...
「サバのフリッタータ」本場のオムレツをサバ味噌煮缶で作る
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木の「オステリア ナカムラ」の中村直行...
「鶏モモ肉のロースト大葉とゆずの香り」皮のパリパリ食感!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・豊中市のフレンチ「ビストロ・リッペ」の中尾...
「握り寿司に見立てたリゾット」見た目と味のギャップに驚く
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のイタリアン「La coccola」...