オンライン調教で“脚ピン”絶頂!不倫上司の命令は過激に…#4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-05-16 16:45
投稿日:2022-04-29 06:00
 会社の上司と不倫中のU子さん(32歳広告代理店/独身)。彼とのセックスの相性は抜群で、甘い時間を過ごしていた矢先、コロナ禍で逢えない日々が続く。上司である部長に逢えない寂しい夜、アダルトグッズで自慰をしている旨を告げると、「明日のオンライン会議では、ノーパン、ピンクローターを挿入して参加しなさい」との命令が。
 当日、パソコンごしの彼がアゴに触れて合図を送るたび、U子さんは膣に挿入したローターの振動レベルを上げていく。背徳的な行為はスリルと興奮を十分に与えてくれた。
 やがて、彼からのLINEで「そのまま、イッてごらん」との命令が送られてきた。会議中、絶頂への階段を猛スピードで駆け上がったU子さんは――?
 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話

彼の命令通りイクことに集中

ーーある程度予想していたとはいえ、オンライン会議中「そのままイッてごらん」との命令に驚いています。その後をお聞かせください。

「はい、今思い出してもドキドキです。会議が始まる前、彼ーーZ部長(51歳広告代理店/妻子アリ)にLINEで『想像するだけで勃起するよ』なんて言われて、その段階から、私にとっては前戯ですよ。

 で、私も絶頂を迎えることは想定内でした。だから、デスクではなく、ローテーブルにパソコンを置き、床のクッションの上に座りました。

 以前も話しましたが、私はイク際には脚をピンと伸ばす、いわゆる「脚ピン」の姿勢を取らなくちゃダメなんです。

 クッションが濡れないよう、お尻の下にタオルを敷くことも忘れず万全の態勢でしたから、振動レベルをマックスにしたまま、イクことに集中しました。

 私、イク前には太ももがぶるぶると震えるんです。その兆しがあって、全身がこわばってーー画面を見ると、彼がじっとこちらを見ているのが分かりました。

オンライン会議中のタブー行為に酔いしれて

『ああ、部長……』と、私は心の中でいくども叫びました。画面にはもちろん私の顔も映し出されていて……ちょうど他のメンバーが話していた時でしたから、皆の視線は話し手に向いていましたが、Z部長だけは私を見つめている。

 そのオスの眼差しが、さらに興奮を高めたんです。

『くっ……』と私は唸りましたが、誰も気づきません。画面の自分を見ると、メイクをしていても頬がバラ色に染まっている。恥ずかしいけれど、その羞恥がひどく快感をもたらしてきたんです。

 普段はクールにふるまっている自分が、オンライン会議中、愛する部長に見つめられながら絶頂を極めようとしているーータブーな行為を冒そうとしている現実が、とても魅力的で、快感で、言葉にできないほどの恍惚が身を包みました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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