薄給夫に不倫疑惑!証拠隠滅&ノー自白に翻弄される43歳女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-05-07 14:51
投稿日:2022-05-07 06:00

証拠隠滅? スマホから消えたLINEや写真

「証拠って言ってもプロに依頼したわけじゃなくて、夫のスマホにあったLINEのスクリーンショットと相手女性だと思われる人との2ショット写真なんですけど、夫婦間で不倫を認めるなら、これで十分だと思うんです。

 それなのに夫は『このLINEは俺じゃない』『この写真に写っている人なんて、知らない』って言ってきて、話がまったく進まないんですよ。私はもちろん『あなたのスマホにあったんだから、そんなわけないでしょ!』って怒ったんですけど、それでも認めなかったですね」

 腹が立って仕方のなかったという瑞恵さんは後日、再び夫のスマホをチェックすると、以前はあったはずのLINEのやりとりや不倫相手らしき女性の写真はすべて削除されていたとのこと。

不倫を認めない理由も、これからのこともわからない

「だから、確実に怪しいんですけど、とにかく夫が不倫を認めない以上は話が進まないじゃないですか。でも、シラを切り続けるので、相手の女性と別れるように言っても『だから、俺じゃないのになんでそういうこと言うの?』ってはぐらかされるので話が進みません。

 今も夫の行動には不可解なところがあるし、まだ相手の女性とは続いているんじゃないかなって思うんですけど、私が不倫の証拠を出してしまったばかりに、夫の警戒も強くなっていて新しい証拠も集められなくなっています。

 夫はいったい、何を考えているんでしょう……。不倫をやめるつもりがないなら、私にも考えがありますが、本人と話をしてもずっとこんな感じなので、モヤモヤと時間ばかりが過ぎていきます。

 夫がなぜ不倫を認めないのか、その理由も知りたいですし、今後、夫婦の関係をどうしていきたいのかも聞いてみたいですけど、私から言っても話にならなすぎるんですよね」

 夫の考えをどうしても知りたいと考えた瑞恵さんは、共通の知人に夫へのリサーチを依頼。すると夫はその知人に対して、瑞恵さんが思いもしなかった考えを打ち明けたのです。

 次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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