「童貞のペニス…」息子のカテキョをリビングで受け入れて#2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-08-19 15:20
投稿日:2022-08-12 06:00

これまでのあらすじ

 中2の息子を持つA子さん(37歳主婦)は、家庭教師として来たU君(21歳有名私大3年/独身)にほのかな恋心を抱いていた。

 U君は、A子さんがひそかに読むレディースコミックに登場するような美青年。涼しげな一重の目に高い鼻梁、引き締まったアゴのラインは美しく、口元のホクロもセクシーだ。

 礼儀正しく、誠実な人柄も気に入った。

 そんな彼との関係が激変したのは、U君が息子の家庭教師になって3カ月に入る頃。大雨のため、息子の課外授業のバスが大幅に遅れ、家にはA子さんとU君が2人きりに。

 A子さんはドキドキしつつも、「U君は聡明でカッコいいからモテるでしょう?」とつい言ってしまった。

 しかし彼の返答は意外だった。「年齢がそのまま彼女いない歴」だと……。頬を染めて話すその言葉から、彼が童貞だと知ってしまった。

「もし、私が卒業させてあげるって言ったら……?」

 A子さんはソファーに座る彼の横に腰をおろし、そう訊いた。彼の腿にそっと手をのせると、彼はためらったのち、手を重ねてきて――。

 気になる続きの前に、第1話はコチラからお読みいただけます。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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