童貞ペニスに身も心もトロトロ 私がもっと教えてあげる!#3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-08-28 14:15
投稿日:2022-08-19 06:00

タブーは蜜の味…まるでレディコミの世界に欲情

――聞いているだけで体が火照ってきます。続けてください。

「ふふ、私も話していてアソコがジンジンしてきます(笑)。家族がいない間に、リビングのソファーで美青年の童貞を奪っちゃうなんて、まさに私が読んでいるレディコミの世界ですから。

 彼は射精をこらえるのに精いっぱいなのか、必死に歯を食いしばって私の動きに耐えているように感じました。

 そんな愛らしい表情を見つめながら、ゆっくりと抜き差しをしている自分自身にも欲情しましたね。

 タブーって蜜の味なんだと実感しました。

初めての女になれた証が欲しいとキスマークを

 そのうち、彼は揺れる乳房を揉み、乳首を吸い転がしてきて――。

『気持ちいいわ、たまらない』

『僕もです……』

『もっと強く吸っていいのよ……キスマークをつけて』

『えっ……でも……』

『つけても大丈夫よ……U君の初めての女になれた証(あかし)につけて欲しいの』

 そう言うと、彼は左胸の膨らみを支え持ち、チューッと吸いついたんです。

 唇を離すと、くっきりとしたキスマークが残っていたんです。

『ありがとう……これを見るたび、U君を思い出すから』

 そう言って、再び腰を上下させました。

 ややスピードを上げたので、ジュブッ……ジュブッ……と水音が響きましたね。

心も濡れるセックス…エクスタシーの波はもうすぐそこに

 雨音はやや収まってきていたでしょうか。

『ああ、もうダメだ……で、出そうです』

 彼の手が私の腰の動きを止めようとしましたが、

『出してもいいのよ……私の中でいっぱい出して』

 私は我慢できず、激しく腰を揺らしました。

 やや前のめりになったり、逆に上体を後ろに反らせたりして、角度を微妙に変えて……そのたび、膣肉に新たな刺激がもたらされるんです。

 言葉では言い尽くせないほど心地よく、幸福感がこみ上げてきましたね。セックスって体だけじゃない。心もじっとり濡れてしまうのだとしみじみ思いました。

 そして、徐々にエクスタシーの波が迫ってきたんです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


セックス依存者が語る 実録「一夜限りの恋」の身の処し方
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
忘れた振りで「否認」を続ける私にストレスを溜めていく女
 異常な行動を繰り返す人間に関して、近年、サイコパスやソシオパスの研究が進められています。 サイコパス──先天的に...
肌を重ねなくても…脳への刺激が快感を呼ぶ“遠隔セックス”
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-11-13 19:28 エロコク
私は都合のいい女? 本命になれないセフレ体質女子の特徴4つ
 男女関係においてセフレ問題で悩んだことがある方は多いはず。 「エッチした途端、男性からの連絡が気まぐれに。都合が...
七海 2019-11-11 18:50 エロコク
優しく小刻みに…奥を丁寧にノックするピストンに身を委ねて
 ピストンバイブと聞くと、だいたいの人は激しい動きを想像されると思います。  がんがん突いてイカせちゃうぜ~! 的...
桃子 2019-11-11 01:55 エロコク
81歳恋人の浮気旅行をNYまで尾行…死にたくなった結末とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
窓の開いた部屋…女はなぜ全裸で床を拭いていたのか?
 翌日も何時間も彼女に全身を舐めら、彼女がまた寝入った後、私はバスルームに入りました。シャワーに打たれながら思いました。...
デリケートゾーンに潤いをプラス!濡れない痛みとサヨナラを
 多くの女性が、常に潤いを気にしています。肌、髪、そしてデリケートゾーンの潤いも。セックスのときは、膣内がちゃんと体液で...
桃子 2019-11-07 18:40 エロコク
性依存に調教され…脳みそ性器男の「浮気旅行」尾行を決意!
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
「私の胸も…」汗ばむ体を重ねてきたアラフィフ女の欲情
「ショックで頭が真っ白になる」とよく言いますが、これは実際に脳が起こす症状です。脳は強いストレスを受けると、一時的に血管...
アプリで会ったラテン系外国人の男は「天動説」を語り出した
 さて、出逢い系サイトもPCやガラケーからスマホに舞台を変え、マッチングアプリという何やら爽やかな名前に変化しました。 ...
男性向けアロマエステを副業にする女性たち…都内OLの告白
 消費税もとうとう10%まで上がり、都会で働くひとり暮らしのOLたちも大きな打撃を受けています。役職に就きでもしなければ...
挿入&クリトリス刺激…ダブルのエクスタシーに見舞われる
 バイブコレクターの私でも、女性がいちばん感じるのはクリトリスだということをよ~く知っています。男性とのセックスでもずっ...
桃子 2019-11-12 04:46 エロコク
それは男女間であれば法的にレイプと呼ばれる事件でした
 私へのセクハラがエスカレートし、私が拒絶するにつれて、彼女の仕事上でのパワハラも酷くなっていきました。ただこの時点では...
内頬を膨らませ…フェラチオの奥義を女流官能作家が教えます
 前回、官能小説における「オーラルセックスの奥義」をお伝えしたところ、ありがたいことに、男性読者さまからも「こんなふうに...
蒼井凜花 2019-10-22 06:00 エロコク
クリを優しく吸引…バイブとの合体技で多彩に楽しめる逸品
 クリトリスをそっと吸い上げつつ振動刺激を与える「吸引系」。この連載でも何度紹介したか分からないくらいですが、なぜこんな...
桃子 2020-01-11 06:51 エロコク