更新日:2022-11-26 06:00
投稿日:2022-11-26 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
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「離婚するから」は嘘?
ユウスケさん(仮名)は35歳のバツイチ独身。1年半ほど前から既婚者である38歳の菜摘さん(仮名)と不倫交際中です。
菜摘さんに子どもはおらず、不倫を始めた当初から「離婚するから結婚しよう」と、菜摘さんからユウスケさんに何度も言ってきているとのこと。
離婚まで時間かかりすぎじゃない?
「それでももう1年半ですからね、ちょっと待たされすぎていると思っています。
僕は前妻との間に子どもがひとりいて養育費を払っていまして、子どもがいても離婚協議は半年かからずに終わりました。
子どもがいない菜摘が、なぜこんなに離婚まで時間をかけているのか、まったく理解できません」
菜摘さんとは知人が開催した会で知り合い、意気投合。菜摘さんが既婚者であることは最初から知っていたものの「旦那とはうまく行っていない。愛情もない。離婚したいんだ」という菜摘さんの言葉を信じ、交際をスタートさせたと言います。
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