「芹と蟹 蟹味噌和え」調味料不要!芹は冷水に浸して2度絞ると色良くなる

コクハク編集部
更新日:2023-11-24 06:00
投稿日:2023-11-24 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・麻布十番の「可不可」の宮下大輔さんに「芹と蟹 蟹味噌和え」のレシピを教えていただきました。

「芹と蟹 蟹味噌和え」

 缶詰の蟹味噌は塩分も十分なので、調味料は一切いりません。これだけで日本酒がグッと進むが、芹を加えることで彩りと香りがアップ。より食欲をかき立て、さっぱりと食せるのもいいですね。

「芹は茹でたら冷水に浸してください。色良く仕上がります。しっかり絞ったら2センチ程度に切って、それをまた絞って水気を取りましょう」

 芹の旬は12月から春先の4月ごろ。冬は蟹の水揚げの時期でもあります。鍋用に購入したら、付け合わせに1品添えてもよさそう♡

【材料】

・蟹(市販の棒肉) 3本
・蟹味噌(缶詰) 大さじ1杯
・芹 一把

【レシピ】

(1)芹を湯がき、水にさらしよく絞る。

(2)蟹の身をほぐし、蟹味噌、芹と和える。

本日のダンツマ達人…宮下大輔さん

▼宮下大輔(みやした・だいすけ)

 1961年、山梨県生まれ。20代でダイニングバー「春秋」の開店にあたり、95年には麻布十番に「暗闇坂 宮下」を開店。レストランのプロデューサーとして数々の店舗に関わり、2015年に「可不可 KAFUKA TOKYO」をオープン。

▼可不可 KAFUKA TOKYO(かふか)

 日本の素材を使った料理と和酒(日本酒、日本ワイン)がテーマ。おまかせコース(9品程度)のみの提供で、国産の野菜と魚を生かした創作料理が味わえる。店内は木のぬくもりがある静寂な空間。壁には全国のワイナリー、酒蔵、生産者らのサインが寄せられており、オーナーのこだわりが感じられる。

東京都港区麻布十番2-7-14 2階

(日刊ゲンダイ2020年10月30日付記事を再編集)

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