毎年「年越し蕎麦には日本酒」でしたが…
もうすぐ大晦日ですね♪
「おいしい食事には必ずお酒!」のポリシーがある私は(笑)、年越し蕎麦には日本酒を合わせてきました。
ですが! 様々なワインの資格を取得する中で「日本酒にも負けないくらいベストマッチなワインがあるやん!」と発見したんです!!
それを皆さんにも共有したい♡
というわけで、例年とはちょっと違う雰囲気で皆様にも年越し蕎麦を味わっていただける1本をご紹介します。優雅な気分になること請け合いですよ♪
国産ワイン? いいえ、セオリー度外視!
「日本蕎麦×ワイン」となると、ペアリングの基本である《その土地同士の食材を合わせる》という鉄則のもと、日本ワインを合わせるのが一般的ですが、今回はあえてセオリー度外視で推したいと思います!
『Implus CAVA Brut Nature(インプルス カヴァ ブリュット ナチュレ)』997円(税抜き)。
特別感を演出するための最強&激安な1本。スペインのカタルーニャ州という地域で造られたスパークリングワインです。成城石井で見つけました!
グラスに注いだ瞬間、レモンイエローに輝く中でシュワシュワと音とともに気泡が立ち上がり、グラスに鼻を近づけると柑橘系のスッキリとした爽やかな香りと、酵母由来のやさしいトースト香が広がります。
口に含むと……お腹いっぱいだとしても、スイスイ飲めちゃうくらいの軽やかさとキリッとした爽快感です。
「辛口のスパークリングワイン」がベストマッチな理由
「CAVA」とは、フランスのシャンパーニュ地方で造られる高級発泡性ワイン「シャンパン」と同じ製法(ボトル内での2次発酵)で製造されたスパークリングワインのこと。ちなみに、CAVAはカタルーニャ語で「洞窟」を意味するのですよ。豆知識に♪
各国のスパークリングワインのボトルのエチケット(ラベル)には、そのワインの残糖量が表示されるのですが、同ワインの場合は「Brut Nature」と表記されています。
この表記は「ワインに含まれる残糖分は1Lあたり3g未満」の意。糖分が加えられていない発泡性ワインのみ記載ができ、「辛口のスパークリングワイン」を指すんです。
年越し蕎麦は、お出汁のきいたつゆと蕎麦粉の香り、そこにトッピングする天ぷらなど、全てのおいしさをしっかりと味わいたいですよね。
だとすると、赤ワインやフルーティーで甘やかな風味のワインを合わせてしまうと、お蕎麦全体の風味と喧嘩してしまい、ワインともども足の引っ張り合いに……(涙)。
そうならないためには、お料理の邪魔をしない辛口ワインがベスト。さらに「年末」という特別感を出したかったので、発泡性ワインをセレクトしました♪
アミノ酸のマリアージュ
このワインは瓶内2次発酵から生まれる「アミノ酸」の、パンを焼いたような香ばしい酵母の香りが楽しめます。アミノ酸といえば、年越し蕎麦のおつゆの出汁となる昆布や鰹にもたっぷりと含まれていますよね。
おつゆとワインそれぞれが持つアミノ酸の旨味成分がマリアージュし、お互いを高め合い、結果的にお蕎麦全体をさらにおいしい一杯にしてくれるはずです♡
そうそう、海老天などを一緒にいただく年越し蕎麦の場合は、天ぷらの脂をサラっと流してくれますしね!
超絶お手頃価格なワインでCheers♪
2023年を元気に明るく迎えるための年越し蕎麦。この年末は見た目も華やかで超絶お手頃価格な1本で、ご自身に、もしくはパートナーやご友人と「Cheers♪」しながら年越し蕎麦を召し上がってみてはいかがですか☆
最後まで読んでくださったアナタ様にとって、心穏やかな素敵な年末が迎えられますように……。
※本文内のワイン価格等は著者購入時のデータとなります。
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