お手当は整形費用に…地味子だった26歳OLが尽き進む“愛人道”

中山美里 作家
更新日:2023-01-10 06:00
投稿日:2023-01-10 06:00

整形費用捻出のため愛人に

 そこで、整形費用を効率よく貯めるため、彼女が選んだのが愛人。ネットの出会い系掲示板に〈整形するお金を援助してくれる方を探しています〉と書き込んでパパを募った結果、現在は月に2万円ずつ出してくれるパパを3人確保しているとか。

「お金が貯まったら、今度は鼻とくちびるを整形しようと思ってます。エラも削りたいけど、さすがに高いから無理かな」

 美人になれば条件のいいパパが見つかるかもしれない、そんな思惑もあると言う彼女ですが、ざっくり試算すると、だんご鼻をすっきりさせるのに50万円、ふっくらくちびるに10万円、さらにエラ骨を削るとなると総額200万円コースになるというから、道のりは、はるか遠くでありまして(笑)。

理想のお手当は月10万円

 とまぁ、そんな奈緒子さんではありますが、理想の顔になってお金持ちのパパと知り合えたら、お手当は月にいくらもらいたいか聞いてみると?

「う~ん……10万円?」

 50万円! なんて大きく出ないあたりが、いかにも“さとり世代”らしい奈緒子ちゃんでありました。 

中山美里
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作家
1977年、東京都出身。フリーライター。数多くの援交女子や風俗嬢をインタビュー。著書に「漂流遊女」や「高齢者風俗嬢」。2019年2月に出版した「副業愛人」(徳間書店)はテレビなどでも大きな話題になっている。

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