「ステラおばさん」は10枚540円こそ買い!2023.1.24(火)

コクハク編集部
更新日:2023-01-24 06:00
投稿日:2023-01-24 06:00

カリッ、サクッとした食感がたまらない

「ステラおばさんのクッキー」が日本に上陸したのは、1985年。今から約38年前になりますが、実は自分で購入して食べるのは初めて、バージンです。

 ジッパーの袋を開封し、まず驚いたのは、瞬間から溢れ出るバターの香り。濃厚かつリッチなキケンな香りが鼻をくすぐり、すぐさま、苺の甘酸っぱい香りが追いかけてきます。食べて思い出したのは、カリッ、サクッとした食感。ウン十年前、伯母が買ってきてくれて食べた時の感動が蘇ってきて、ちょっぴりおセンチな気分に……。

 アメリカーンなクッキーはどれも食べ応えがあり、甲乙つけがたい。ド定番のチョコチップも鉄板コンビのショコラオレンジも期待を裏切らない味わいですが、あまおう苺と苺りんぐもなかなか。季節ものは、どうしたってテンションが上がります。

「詰め放題」より実は「10枚540円」がいい説

 といった具合に、至福の時を過ごしたわけですが、お腹が満たされるとまたもや妄想(?)がむくむくと……。

 今回購入した「10枚540円」は、通常の量り売りより「約250円のお得」とのこと。540円に250円足すと、790円。スマホの電卓機能でぽちぽち計算すると……3割引きで購入できたわけです。

 ちなみに詰め放題(1700円)は「約3500円分以上詰められる」そうで、つまり、半額で購入できる計算に。「10枚540円」は詰め放題と比べるとお得感は劣りますが、食べすぎ防止、手軽に買える金額の観点からすれば「10枚540円」パターンの購入で、むしろよかったのではないか?

 だって、あればあるだけ食べてしまうし、その結果、肌荒れや吹き出物に泣き、身体も重くなって、あらゆるやる気がそがれるのが目に見えている……。

 自分の詰めの甘さは棚に上げ、「負のループに陥らずに済んだ!」と自己満足し、次回もやっぱり「10枚540円」を狙おうと心に誓ったアラフォー女でした。

(編集O)

※「ステラおばさんのクッキー」イベント開催情報は、公式HPで確認ください。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「白魚の卵とじ」お出汁をたっぷり吸った白魚を卵と一緒に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...
胃袋狙い撃ち!彼に作ってあげたいハンバーグでキーマカレー
「オトコの胃袋をつかんだら勝ち!」とはよく言ったものですが、実際に料理上手の女性は人気が高いですよね。だったら、善は急げ...
ぐっち夫婦 2020-01-15 15:03 フード
「豚のスペアリブのみそ漬け」お肉好きにはたまらない一品
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・野毛のビストロ「ジィーロ 」の市川路朗さん...
表面のチーズが焦げたら食べ頃「トマトとツナのチーズ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・末広町の和食店「神田明神下みやび本店 」の...
シンプル調理の「チキンと野菜のグリル、サルモリリオ添え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の隠れ家イタリアン「ピノサリーチェ」の...
コンビニチキンにかけるだけ…究極のお手軽「棒々鶏」レシピ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・阪東橋の広東料理店「壱龍釜」の唐子庭さんに...
外はパリパリ、中はとろ~り「タラ白子のカダイフ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・北新地の人気店「カラーズ」の加藤吾郎さんに...
「シバ漬けと茗荷のゴマ油和え」「チーズの煮切り醤油づけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・歌舞伎町で25年営業の老舗「ぱいんつりー」...
「蒸し鍋」ひと手間加えたオリジナルポン酢でプロの味に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は熊本市の創作居酒屋「旬家はちどり」の喰田信治さん...
野菜不足を感じたら…さっぱりおいしい「すし屋のサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島のそばの名店「のぶ庵」の三宅泰子さんに...
令和初ハロウィン おうちで“デリ風かぼちゃサラダ”もいいね
 10月の定番イベントとなったハロウィン! 今年も各地ではイベントが行われるのでしょうか。友人と街に繰り出すのも楽しいで...
ぐっち夫婦 2020-01-15 15:02 フード
「スペイン風目玉焼き」アツアツとろ~り半熟卵が味の決め手
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・東銀座のビストロ「イバイア」の深味雄二さん...
「鶏ササミ春巻き」2度揚げすることでパリッとした食感に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代々木上原の中華料理店「吉田風中国家庭料理...
「穴子おこわ」ちょっとお腹に入れたいときの“おしのぎ”に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の割烹「まめ多 」の降旗壽眞子さんに、...
「ナスの揚げ浸し」揚げ油にごま油をちょい足しで風味アップ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・麻布十番の有名鮨店「鮓職人 秦野よしき」の...
クルミの食感が楽しい「アボカドとクルミのマスカルポーネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・鶯谷の居酒屋「根岸 川木屋」の川木一伸さん...