誰でもない、自分の枕が臭い!「頭皮の汗の悩み」を解決するケア方法3つ

コクハク編集部
更新日:2023-08-17 06:00
投稿日:2023-08-17 06:00

3. 頭皮の汗対策として自分でできる3つのこと

 ここでは、自分でできる頭皮ケアを3つご紹介します。

3-1. 頭皮をお湯でしっかり洗い流す

 頭皮ケアは、シャンプーの方法がポイントです。シャンプーで頭を洗う前に、必ず予洗いをしましょう。

 予洗いをすることで、汗・皮脂などの汚れが半分以上落ちるとされています。

 37~39度のぬるめのお湯で、頭皮を優しくマッサージしながら最低1分は洗うようにしてみてください。その後のシャンプーの泡立ちがよくなるのを感じられるかもしれません。

 また、シャンプー後は、泡が頭皮に残らないようにしっかり洗い流しましょう。シャンプーが頭皮に残っていると、頭皮が荒れて、かゆみやフケの原因となります。

 耳の裏や襟足、前髪の生え際なども、意識してよく洗い流すようにしましょう。

3-2. 低刺激のヘアケア製品を選ぶ

 頭皮の汗対策には、低刺激のヘアケア製品を選ぶのもおすすめです。

 皮脂を落とすために、つい洗浄力の高いシャンプーを使いたくなってしまうでしょう。しかし、洗浄力が高いシャンプーを使うと、頭皮を乾燥から守るために必要な皮脂まで奪ってしまう場合があります。

 これは結果として、乾燥した頭皮を守るために皮脂が過剰に分泌されることにつながるのです。

「毎日しっかりシャンプーで洗っているのに、かゆみやべたつきが治まらない」という人は、一度、低刺激のシャンプーを試してみてもいいかもしれません。

 成分表記を見て、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naなど洗浄力の高い成分が入っていないシャンプーを選んでみましょう。

 敏感肌用、無添加、自然由来成分といった記載のあるシャンプーもおすすめです。

3-3. 頭皮マッサージ

 頭皮ケアのために、頭皮マッサージも行ってみましょう。シャンプー前の予洗いのときに一緒に行うと効果的です。

 片方の手でシャワーを持ち、もう片方の手で頭皮に触れてみてください。指の腹を使って刺激するのがおすすめです。

 ぐるぐると10円玉くらいの円を描くイメージでマッサージすることで、毛穴の皮脂汚れも落ちやすくなります。

 頭皮の血行を促進する効果も期待できる頭皮マッサージ。頭皮を健康な状態に保つために実践してみましょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


毛穴詰まりが怖くて躊躇…ナイトパウダーってどうなのよ?
 みなさんは、ナイトパウダーを使っていますか? ネットでも話題になっているので、気になっている人も多いはず。でも中には「...
イジらなくても魅力増す「40代のチャームポイント」見つけ方
 年齢を重ねると、見た目の差がだんだん大きくなってきますよね。実は、40代を超えてからも綺麗で可愛らしい女性の多くは、「...
オートファジーダイエットって?16時間の“軽い断食”を成功させるには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代のインナーカラー ど派手“痛おばさん”を回避する注意点4つ
 髪の毛の内側だけにカラーを入れる「インナーカラー」は、若者から50代くらいの女性まで、広い世代に流行していますよね! ...
バズコス「おいせさんコスメ」スプレー2種、お浄め効果を試したら…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
女性のメイクが嫌いな彼氏対策!方法3つで我慢せずに化ける
 男性の中には、女性のメイクが嫌いな人も多いですよね! 中には、付き合った彼氏に「メイクをしないで」と言われ、悩んでいる...
生理休暇は女性の権利!「ずるい」と思われない賢い伝え方
 生理で著しく就業が困難な女性に認められる「生理休暇」ですが、実際に活用している人は少ないようです。というのも、まだまだ...
「限定コフレ」にご用心!悲しすぎる失敗から学ぶ賢い買い方
 クリスマスやバレンタインなど、イベントごとが近づくと発売されるコフレ。イベントで高揚した気分も相まって、「さまざまなア...
ハンドクリームはシーン別に揃えよう 冬乗り切る3アイテム
 乾燥する冬は手肌のかさつきが気になります。手洗いや水仕事後の、小まめなハンドケアが必要ですよね。ハンドクリームをシーン...
どこでしくじった? 30代からどんどん綺麗になる人の秘密4つ
 20代の女性はどんな女性でも若さに溢れて美しいですが、30代を過ぎた頃から見た目に大きな差が開いてきますよね。30代を...
あーイライラ!“鉄板”漢方でプレ更年期と戦う【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代メイクフェチがお伝えしたい! 劇的に垢抜ける「ハイライト」術
 アラフォー女性のみなさん! ツヤ肌に見せたいからといって、顔中あちこちにハイライトをのせてギラギラにしてしまっては、せ...
「漢方の基本」プレ更年期世代の素朴な疑問10【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
amazonで常に上位!男を惑わす「フェロモン香水」試したら
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
単品より定食!? ダイエット中なのに外食が多い人のメニュー選び
「外食=太りやすい」というイメージが強いため、ダイエット中はできるだけ避けたいと思う人も多いはず。でも仕事が忙しいと、つ...
“ヘアアレ”下手回避!意外と知らない「スタイリング剤」の種類&選び方
 女性にとって、ヘアスタイルは重要なポイント! 毎朝、鏡に向かって髪の毛と格闘している人も多いのではないでしょうか。理想...