元カレにフェラ顔を見せる幸福…ついに憎っくき“猫ババ女”と対面!#3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-08-07 14:01
投稿日:2023-07-28 06:00

猫ババ女の反撃につい声が

 そもそも、ユリちゃんに虐待まがいのことをしたヨウコから逃れようと、ユリちゃんを連れたユウキが外出して偶然見つけたのが、私の教室だったんです。

 すると、ヨウコも反撃してきました。

――やだあ、ユウキのこと、いまだに未練たらたら?

――はあ? どういう意味?

 私はさすがに声を上げました。その声に、教室のオモチャで遊んでいた子供のひとりが『先生、どうしたの?』と、こちらに来たんです。

(マズい……)

 取り乱してはいけないと思いつつも、ヨウコが彼を奪った憤怒がよみがえり、再び「復讐」の二文字が明確になりました。

――そろそろレッスンの時間ね。よろしく。

 ヨウコは勝ち誇った顔で言い放つと、他の保護者のほうに行き、『ユリの母です。いつもありがとうございます』とにこやかに挨拶をしていましたね。

人生をかけた最大の復讐へ

(許さない……。私がユウキに未練たらたらなんて……。もとはといえば、アンタがニセ情報でユウキを奪ったくせに!)

 怒りと悔しさのあまり、全身が震えました。こめかみがピクピクと痙攣し、思わず『アンタの旦那は私とセックスして、いつも中出ししてるんだよ! いつも私のアソコやフェラでヨガリまくってるんだよ!』と叫んでやりたくなったほど。

 ピルを飲んでいるため、妊娠の心配はありませんが――。

(でも、このままじゃ許さない!)

 この時、私はヨウコに対し、人生をかけた最大の復讐を思いついたんです。

 続きは次回

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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