マチアプで成功する人・失敗する人 初心者のアラサー女性が騙された実例

内藤みか 作家
更新日:2024-01-18 06:00
投稿日:2024-01-18 06:00
 コロナ禍以降、利用者が増えたマッチングアプリ。今ではアプリで知り合って結婚したのを隠さないカップルも少なくありません。
 しかし運命の相手に巡り会えず残念な結果に終わる人も後を絶ちません。
 アプリで成功する人と失敗する人の違いは何でしょうか。

なぜアプリを使うの?

 そもそもなぜ、多くの人がアプリを使うようになったのでしょうか。

 それはリモートワークの増加や飲み会・交流会の減少により、出会いの機会に恵まれなくなったからです。

 マッチングアプリに登録すれば、女性だったら大勢の男性からのアプローチが得られるので「とりあえずやっておくか」と登録する人が少なくありません。

 最初のうちは、たくさん舞い込むメッセージに気持ちも華やぎ、誰にしようかな? などと楽しく迷うもの。

 しかし、ここから先の選択で、成功するか失敗するかが大きく分かれるのです。

初心者狙いに注意

 多くのアプリでは新規登録者は「NEW」などのマークが付き、判別されやすくなっています。

 そして初心者の女性のみを狙う男性がいます。

「わからないことがあったら教えるよ」などと言って、親切に近寄ってくる人もいますが、最も気をつけなくてはならないのは、すぐに交際を求めてくる人です。

 アラサーのT子さんも、そうした男性にのせられてしまったひとりです。

 多くのアプローチの中から「食事しよう、来週空いてる?」と、デートに誘ってきた男性がいました。

「もうちょっとメッセージのやり取りをしてから…」と伝えたのですが、「会ってみないとわからない部分もいっぱいあるから、まずは会おう」と強引に約束を取り付けてきたのです。

同年代の清潔感のある男性

 彼は同年代で、プロフィール画像もスーツ姿。お茶くらいならいいかなと思い、駅前で待ち合わせをしたのです。

 現れた彼はプロフィール画像とそれほど違わない、清潔感ある男性でした。

 わりといいかも、と思ったT子さんに、彼は「車を近くに停めてあるから行こう」と言うのです。

 いきなり車で密室になるのを躊躇しましたが、彼の「近くに感じのいいカフェがある」という言葉に、近くまでなら、と乗り込みました。

 しかし、おすすめのカフェは定休日でした。

 そして彼が「それじゃあ僕の部屋に行こう、おいしいコーヒーもある」と切り出してきたのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


出資話の裏で…敏腕投資家の夢は美女を集めたエンジェル牧場
 IT起業家――。西麻布、六本木、恵比寿、銀座など華やかな繁華街でシャンパンを嗜み、有名女優らと浮名を流して世間を騒がせ...
しめサバ子 2019-06-10 06:19 ラブ
マッチングアプリでの良縁GETに有効な「メス力」5カ条とは
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラム...
神崎メリ 2020-05-20 11:21 ラブ
電撃スピード婚がしたい!成功する女性の“5つの特徴”とは?
 山里亮太さんと蒼井優さんの電撃スピード婚ニュースに、世間が沸いていますね。付き合って2カ月でのゴールイン!「結婚できな...
孔井嘉乃 2019-06-08 07:07 ラブ
#2 「我慢してあげている」という優位の感覚と被害者意識
 私自身は、若い頃から《したくない側》でした。  性的な好奇心も性欲もあるものの、セックス行為は常にストレスとプレ...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:18 ラブ
離婚は怖くない? 幸せな再婚を果たした女性に“3つの特徴”
 今や3人に1人が離婚をするといわれる時代。  離婚は誰もが避けられない可能性のある人生の出来事になってきたのでは...
しめサバ子 2019-06-07 06:00 ラブ
夫や彼のDVからサヨナラを! 逃げない女性が多いのはなぜ?
 配偶者や恋人からのDVに悩む人は少なくありません。内閣府がまとめた平成29年度の1年間のDVの相談件数は全国で約10....
内藤みか 2019-06-06 06:00 ラブ
デートで眠気が…睡眠不足を乗り切るための5つの対処法
 好きな人とのデートの前日、「明日は何を着よう?」「何を話そう?」と、ついつい夜更かしをした経験がある方は多いでしょう。...
恋を遠のかせる…男性に聞いた女子からの「ウザいLINE」4選
 恋のはじめの一歩は、LINEから。  忙しい現代の私たちにとっては、会えない時間のコミュニケーションもとっても大...
ミクニシオリ 2019-06-05 18:19 ラブ
全然スマートじゃない!キャッシュレス男子との残念なデート
 今やカードとスマホさえ持っていれば、一日お出かけしてもどうにかなるというキャッシュレス社会になりつつありますね。合コン...
田中絵音 2019-06-04 06:00 ラブ
本気で出会いを求めるなら…男性率が高い世界に行こう
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
内藤みか 2019-06-03 06:00 ラブ
あなたの友達はDVやモラハラの被害者かも…意外なSOSサイン
 夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。  しかし一見すると、そうとは気づ...
並木まき 2019-06-03 06:00 ラブ
ハリーウィンストンを結婚指輪にする人は離婚しやすい法則
 さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
しめサバ子 2019-06-02 06:00 ラブ
別れたくないけど別れた方がいいの?的な彼氏への対応策
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-06-02 06:00 ラブ
失恋して眠れない…そんな夜に試したい悲しみの乗り越え方
「失恋をした日の夜、心が痛すぎて眠れずに朝を迎えてしまった。」そんな経験を持つ女性は多いでしょう。失恋したショックは大き...
孔井嘉乃 2019-06-01 06:00 ラブ
#1 「したい側」がひとりで悩んで余計に傷つかないためにも
 セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。  日本性科学会の...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:19 ラブ
結婚詐欺男に騙されないために…彼のSNSアカウント特定方法
 マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
ミクニシオリ 2019-05-30 06:00 ラブ