私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-10-08 11:39
投稿日:2024-03-11 06:00

童貞は語られても処女はほぼ語られない現実

 はじめまして。今回、「コクハク」で「処女」に関するコラムを書かせていただくことになった、mirae.(みれ)と申します。

 現在50歳で、パートナーなしの独身女性です。そして、“彼氏いない歴=年齢”のいわゆる喪女でもあります。そんな私は、実は48歳まで性体験がない、処女でした。

 日本人男性の性体験未経験率(童貞率)の高年齢化ついてはよく話題になりますが、女性の未経験率もかなり高いのをご存知でしょうか?

30〜34歳女性の4割弱が「経験なし」

 2021年の調査(※)では、30〜34歳の39.7%が「経験なし」という結果が出ており、30代女性の3人に1人が「処女」だと言われています。

 男性の高年齢の童貞はよく語られても、女性についてはあまり話されてきませんでした。だからこそ、実際に48歳まで処女だった私が公の場で語ってみようと思ったのです。

 これまでもSNSやメディアを通じて48歳まで処女だったと公言し発信をしてきましたが、「コクハク」ではさらに突っ込んで“赤裸々”に書いていきたいと思っています。

※出所…国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」

処女だったのは理想化した男性像のせい?

 私は48歳まで処女だったわけですが、男性に興味がなかったわけではありません。むしろ、異性に関しての興味はとても強かったと思います。しかし強すぎたがゆえに理想化してしまっていたような気もします。

 小学生の頃、夢中になっていたのは少女漫画でした。特に好きだったのは、「なかよし」や「りぼん」などの少女漫画誌に描かれた胸キュンものの恋愛漫画。それは今も昔も変わらないかもしれません。

 当時、少女漫画誌に描かれていた恋愛漫画の主人公は中学生がほとんどでした。小学生だった私にとって、漫画の世界は少しお姉さんの憧れの世界だったわけです。その世界で繰り広げられる恋愛は憧れの対象でした。

 今思い返せば、その時代に恋をしていた相手は、漫画の男性キャラクターだったのかもしれません。実際に同級生を好きになったこともありましたが、声をかけることさえできませんでした。

 この頃に理想化した男性像ができてしまったのは否めず、何か男性を特別なもののように見るようになったのはあるかもしれません。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「失礼しました」多用の女性をハイスペ男子が選ばない理由
 昨今、「申し訳ありません」の代用として「失礼しました」を多用する風潮が強くなっている気がします。しかし、この「失礼しま...
並木まき 2019-04-17 03:29 ラブ
究極のモテは「わたし、気になります!」な好奇心旺盛女子
「わたし、気になります!」  こちら、大人気TVアニメ「氷菓」のヒロイン・千反田える (ちたんだえる)の決めゼリフ...
しめサバ子 2019-03-13 15:55 ラブ
男性の脳を刺激 “香りマーケティング”は恋愛でも使えます
 結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。第1回目の「結婚につながる恋コラム」では、五感で男性を刺激する、最も効果...
山本早織 2019-03-25 07:40 ラブ
不倫からの略奪愛に長けた女性に見られる“危ない傾向3つ”
 不倫をしている女性の中には、「いつかは正妻から彼を略奪したい」と目論む女性も珍しくないようです。人の家庭をぶち壊してま...
並木まき 2019-04-14 03:08 ラブ
恋愛相談を女友達にするなら…絶対に知っておきたいルール
 恋愛中は「少しでも誰かに話したい!相談したい!」と思うのが女性です。そんな時にじっくり話を聞いてくれるのが、気のおけな...
孔井嘉乃 2019-04-13 02:02 ラブ
ナンパからの恋愛ってあり? ナンパでも誠実な男の見分け方
 ナンパ=チャラい、というイメージから「ナンパで始まる恋なんて絶対無理!」と思っている方も多いのではないでしょうか。実際...
しめサバ子 2019-04-10 03:27 ラブ
嫉妬心を消すには「逃げる」or「立ち向かう」の2択しかない
 仕事で活躍する同僚、好きな人の彼女、スタイルが良く笑顔が素敵な女友達、芸能人――。例えを挙げればキリがないほど、誰もが...
孔井嘉乃 2019-03-08 18:39 ラブ
上げ底に比例? シークレットシューズを履いた男のプライド
 ノンフィクションでお届けしている「ザンネンな恋の話」。今回は、身長168cmのモデル体型のんちゃん(仮名)が出会ったハ...
田中絵音 2019-03-28 20:58 ラブ
男性の「ちょっと距離を置こう」は何日? 結論を急ぐ女性へ
 お付き合いをしている男性からの「ちょっと距離を置こう」の言葉。「いつまでって何日!?」と、つい問いたくなりますよね。そ...
孔井嘉乃 2019-04-11 06:28 ラブ
【渋谷編・上】“いきなり恋人”からカジュアルに宗旨替え!
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-04-22 23:05 ラブ
男の褒め言葉「かわいい」は「ブスじゃない」と同義だった
 合コンなどの前情報では、女性が「かわいい子を連れていくね!」と言っても、信じない男性が多いと聞きます。「女の言う“かわ...
並木まき 2019-04-08 01:48 ラブ
なかなか恋愛モードに入れない干物女子は“匂い”から入ろう
「最後に付き合ったのいつだったっけ?」  ある調査では彼氏が現在いない女性のうち、なんと40%以上が5年以上彼氏が...
しめサバ子 2019-04-15 03:04 ラブ
40代が危険…“そこそこオバサン”に愛想尽かし離婚を望む男
 最近、立て続けに晴れ晴れとした顔で「離婚したんです」と打ち明けてきた40代男性たちと話す機会に恵まれました。  ...
並木まき 2019-04-09 06:28 ラブ
永久保存版 「意識高い系男子」とうまく付き合う5つの方法
 さて、なにかと話題の意識高い系男子。サイバー〇ージェントや、リク〇ートなどの“超一流企業”によく生息し、目線の高さ、将...
しめサバ子 2019-04-20 00:17 ラブ
30代からの恋愛…理想の男性に出会うためにすべきことは?
 働く女性が多くなった今、結婚年齢もどんどん上がり、アラサー、アラフォーでも婚活はこれから!という方は増えていると思いま...
しめサバ子 2019-04-06 03:25 ラブ
堕ちやすい罠…夫の浮気でメンタルを壊す妻がやっていること
「夫の浮気」が発覚したとき、うまく対処して被害を最小限に食い止められる妻と、立ち回り方を誤り、さらなる悲劇へと進む妻がい...
並木まき 2019-04-07 07:17 ラブ