セルフプレジャーは私を解放してくれた。性欲は恥ずかしいものではない

mirae.(みれ) ライター
更新日:2025-02-24 09:53
投稿日:2024-06-03 06:00

気持ちよくしてくれる“おもちゃ”にハマる

 グッズが手元に届いた夜、早速使ってみることに。初めて見るバイブは、男性器をかわいくデフォルメされたもので、グロさや気持ち悪さはありませんでした。「早く使ってみたい!」とはやる気持ちを抑え、急いで部屋の電気やテレビを消して…。

 具体的な行為内容は書きませんが、正直いうとあまり気持ち良くはありませんでした。期待をしすぎたのかもしれません。でも、それも使いはじめの数回だけで、何をしたら気持ち良さ感じるのか把握すると、どんどんアダルトグッズにハマっていったのです。

 その後は、持っていても嫌悪感や後ろめたさを感じないグッズ以外にも、男性器を模したグッズなどをどんどん増やしていき、今ではすっかりアダルトグッズに夢中になり、部屋の中にアダルトグッズ専用の収納があるほどです。

“疑似男性器”であるアダルトグッズたちを使ったセルフプレジャーで快楽を知り、無修正AVで植え付けられたセックスへの嫌悪感も、自然と解消されていきました。

私を解放してくれたセルフプレジャー

 セルフプレジャーの頻度はまちまちですが、毎日いたすことも…。そんな自分を「こんなに性欲があって異常なんじゃないか?」と、恥ずかしく感じ、まだまだ「女性の自慰行為=隠すこと」という思いは強くありました。

 大きな転機は、セルフプレジャーの実店舗へ行った時です。明るく開放感のある店内には堂々とアイテムがディスプレイされ、自慰行為をしている女性は私以外にもたくさんいるのだと実感。安心もしました。

 48歳でリアルな男性を知った今も自慰行為は大好きですし、いたしたい気分の時は集めたグッズが大活躍。女性でも当たり前に性欲があるのは恥ずかしいことではないのですから。

 こうやって「コクハク」でオープンに自分のこじれた性についてコラムを書くことも、私にとっては一つの「セルフプレジャー」なのかもしれませんね。

 次回へ続く。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


いいと思っていたのにガッカリ 好きな人に急に冷める瞬間5選
「彼のガッカリする一面を見てしまい、その後フェードアウトしてしまった」  男女問わず、ふとしたことをきっかけに好きな人...
七海 2020-01-04 06:00 ラブ
寂しいデートの別れ際どうしてる?絆を深めるバイバイの方法
 楽しいデートであればあるほど、寂しくなるのが別れ際。でも、このデートの別れ際は男性に感謝や好きな気持ちを伝える大切な時...
孔井嘉乃 2020-01-03 06:00 ラブ
妻はウンザリ!夫の“サイレントにトゲトゲしい”モラ発言3選
 世の中には、褒めているように聞こえて、実は相手を辛らつに批判している会話も存在します。そんな暴言を妻に吐く夫は、ジワジ...
並木まき 2020-01-02 06:00 ラブ
情で彼氏と別れられない 後悔を防ぐ3つのこと&綺麗な別れ方
 長年同じ恋人や夫と過ごしていると、「とっくに潮時だけど、この人がいない生活を想像できない」「人としては嫌いではないから...
孔井嘉乃 2020-01-02 22:47 ラブ
女性は追う恋より追われる恋が幸せ?追われる恋のデメリット
 巷で囁かれる恋愛論では、「女性は追う恋より追われる恋の方が幸せになれる」というのが鉄則です。でも、これって本当でしょう...
リタ・トーコ 2020-01-01 06:06 ラブ
彼氏の「パパ適正」をチェック! 旦那選びに役立つ豆知識5つ
 付き合っているときは何も不満のない完璧な彼だったとしても、結婚して子どもが生まれると次第に「あれれ、こんなはずじゃなか...
田中絵音 2019-12-31 06:00 ラブ
女好きなだけじゃない…浮気男にありがちな“困った悪癖”3選
 彼女や妻がいながら、別の女性を口説く浮気性な男には、女好きであると同時に、困ったクセがある場合も少なくありません。魑魅...
並木まき 2019-12-31 06:00 ラブ
俺がルールだ!ドン引きしたモラハラ夫の狂気言動ワースト3
 こんにちは、モラハラ夫と10年間の交際期間に加え、約10年間もの地獄の結婚生活してしまった犬田です。前回は結婚してしま...
犬田さちこ 2019-12-30 06:34 ラブ
ワンナイトラブで男を見る目を磨ける? 意外な5つのメリット
 一晩の恋とも呼ばれる「ワンナイトラブ」。人によっては、「そんな不誠実な恋愛は絶対に嫌!」と思われるかもしれませんが、実...
東城ゆず 2019-12-30 06:00 ラブ
目を背けて結婚…20年間で悟ったモラハラ夫の前兆と地獄実例
 モラハラ夫と約10年間、付き合っていた期間も含めると約20年間も過ごしてしまった経験アリ、犬田さちこと申します。 ...
犬田さちこ 2019-12-30 07:08 ラブ
自ら鬼嫁を生み出している…“鬼嫁メーカー”な夫の性格3選
「ウチの嫁、鬼なんです!」と語る男性たちの中には、気づかないうちに鬼嫁メーカーになっていそうなタイプも散見されます。魑魅...
並木まき 2019-12-29 06:00 ラブ
ダメを近づけているのは自分? 男をダメにする女性の3タイプ
 好きな男性のタイプは「頼りになる男性」とか「仕事ができる男性」と挙げるのにも関わらず、気がつけばいつも彼氏がダメ男……...
東城ゆず 2019-12-28 06:00 ラブ
クリスマスや誕生日の前後…記念日の浮気をチェックする方法
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。皆さん、クリスマスは楽しめましたでしょうか。恋人たちにとってのビッグイベント...
山崎世美子 2019-12-28 06:00 ラブ
正当化にもほどがある…鬼嫁たちが夫に放つ“驚愕の持論”3選
 夫婦関係は、持ちつ持たれつ。……であるはずが、相手が鬼嫁となると、そうはいかない現実も散見されます。魑魅魍魎(ちみもう...
並木まき 2019-12-27 06:00 ラブ
バツイチの出会いはどこに? 本当にあった3つのエピソード
「バツイチ」という言葉もすっかり市民権を得たようで、今では「バツイチです!」と言っても偏見にあうことが滅多になくなりまし...
東城ゆず 2019-12-27 06:00 ラブ
どうして? DVも性犯罪も…女性の「加害者」が増えている
 DVというと多くの人が「夫から妻への暴行」を想像すると思いますが、実態は変化しつつあります。男性からの被害相談がどんど...
内藤みか 2019-12-26 06:00 ラブ