内縁妻、アヌス弄り&足舐め濃厚セックスの裏でまさかの親バレ…!#4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-06-14 11:34
投稿日:2024-06-07 06:00

初めてアヌスを触れられて

――ダメ…そこは。

 私はいやいやと首を振りました。事実、アヌスに触れられたことは無かったですし、綺麗な部分だけを触れられたかった。でも私の拒絶はかえって興奮のボルテージを上げたようです。

――大丈夫。愛液をたっぷり指ですくったから。

 言いながら、アヌス周りを指でいくどもなぞってくるんです。

――あん…ダメよ…正樹さん…。

 肛門周りにむず痒さやくすぐったさを感じました。でも、拒む声が弱々しくなり、やがて愉悦を孕んだものに転化して…。初めて触れられるその部分は、羞恥心とない交ぜになり、鳥肌が立つほど心地良くなってしまったんです。

――少しだけ指を入れてみるね。

 直後、アヌスの窄(すぼ)まりにツプッ…と指を差し入れられて…。

――いやあっ…ダメッ!

 さすがにヒップを逃がしましたが、彼は許してくれません。

――動かないで。人差し指を少しだけ…ああ、たまらないよ。

 正樹さんはすっかり発情した声になり、指先をさらに奥まで進めてきたんです。

――はあっ…本当に許して。

負けるわけにはいかない!

 再度、お尻を逃がしたのですが、ここでハッとしました。

(過去に奥さんにもやっていたのかしら?)

 だとしたら、負けるわけにはいきません。彼がどんな性癖を持っていようとも、私はそれを受け入れるつもりでいましたから。

――正樹さん、1~2センチくらいなら大丈夫。ゆっくり痛くないように入れて。

 そう言いました。彼の要望に沿いたい、彼に尽くしたいという気持ちは日に日に高まっていくばかりです。

 そうそう、男性を惹きつける方法のひとつとして、

・彼に従順で、居心地良い存在になること
・時々NOと告げて、彼の言いなりにならないこと(翻弄するのもアリ)

 があるんです。この相反する行為をアトランダムに与えることは、まだ「妻」の座にいない私にとって、彼を惹きつけるために重要なことでした。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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