「元妻とマッチング」の後悔 即ブロせずにベッドインした47歳男の決意

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-08-17 09:03
投稿日:2024-07-13 06:00

別々の人生を歩むって決めたわけだから

 ただし今後、元妻との関係は「LINE友達止まり。これ以上は、絶対に距離を縮めない」と心に決めているそう。その理由を聞いてみると…。

「一度は完全に終わった仲ですからね。元妻とは何度も話し合いをして、お互いに傷つけあって、それで別々の人生を歩むって決めたわけだから。

 時間が経ってその当時の感情が薄れてきたからって本質的には合わない部分があるってわかっているわけで。

 だから、ここで流れに任せて付き合うってなっても、また同じようにドロ沼を迎えて別れることになりますよ、絶対。

もう絶対に会わない

 だから俺は、絶対に元妻とはもう会わない。連絡は取り合っているけれど、それは元妻がLINEしてくるから、無視するのも悪いよなって思って返事をしているだけ。要するにLINE友達止まりってこと。

 元妻が、アプリでいい人に出会ってくれたらいいなぁって思うよね。そうしたら俺への関心も薄れるだろうし…。

 俺は俺で、いい女性と出会いたいよなぁ。お互い離婚をして5年も経つんだから、そろそろ次の幸せを積極的に見つけてもいい頃合いだと思うんだよね」

  ◇  ◇  ◇

 恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。

 まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
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