「許されたとばかり…」10年前の浮気で離婚宣言された48歳男の遅すぎる後悔

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-04-19 06:00
投稿日:2025-04-19 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.242〜女性編〜」では、夫の浮気を10年許すことなく、ついに離婚を切り出した美幸さん(仮名)の覚悟をお届けしました。
 では、タクヤさんは、どんな考えをもっているのでしょうか。

48歳、家の空気に耐えきれず…

「俺、家を出ました。だって、美幸は『離婚をする』の一点張り。子どもたちも『ママをこれ以上、苦しめないで』なんて言ってきて、もはや家族としての形が保てていません。もう、耐えられませんでした」

 10年ほど前に浮気が発覚し、大揉めした過去を持つタクヤさん。子どもがまだ小さかったため、離婚は回避できましたが、夫婦関係は完全に崩壊してしまったとタクヤさんは嘆きます。

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今は何の問題もないはずなのに

「なんかもう、ここまでくるとダメなんでしょうね…。だけど俺としては、今でもやっぱり、できれば離婚をしたくないんです。

 10年前の浮気は本当に申し訳なかったし、あの浮気がバレてからは、妻を裏切るようなことはしていません。まあ、当たり前ですよね…。

 妻から聞いているかもしれませんが、浮気をしたときに俺の見栄で数百万円の借金を作ってしまったんですよ。でも頑張って返済しました!

 だから今は家庭に問題はないはずです。それなのに離婚だなんて、ガックリですよ…」

 タクヤさん曰く、美幸さんは「芯がとても強い女性」。そのため、一度固めた離婚の意思を、簡単には覆さないだろうと覚悟はしていると肩を落とします。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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