「甘い言葉はバカバカしい」行為嫌いな46歳夫、妻に“演技で”求めた時に気付いたこと

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-04-26 06:00
投稿日:2025-04-26 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.243〜女性編〜」では、夫婦間のレス解消への努力を始めた早織さん(仮名)の迷いをお届けしました。
 レス時代のほうが夫婦仲は早織さんは良かったと振り返りますが、夫であるケンゴさんはどう受け止めているのでしょうか。

46歳、レス解消に努力をしているけど

「うん、本当に色々ストレスです。今、レス解消のために努力を始めたところなんですけど。正直レスってそんなに問題ですか? なければないで、別にいいんじゃないですか。俺の考えは甘かったんでしょうか」

 夫婦で参加したバーベキューがきっかけで、親しい人たちから「レスは問題」「今すぐ改善すべき」と強くアドバイスをされたケンゴさん。

 あまりにも周囲が力説するので唖然としたと振り返ります。

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性欲はほとんどなし

「その場に集まっていた夫婦が口々に『レスはヤバい』って言うから、俺たち夫婦はそんな大事なことを何年も放置していたのか…と愕然としましたね。

 まぁ夫婦仲が悪くてレスになったわけでもないし、レスを解消できるならそのほうが健全な関係ですよね」

 その後、妻と話し合った結果、二人で努力を続けていますが、違和感はぬぐえないままだと、ケンゴさんは肩をすくめます。

「なんて言うんですかね、ぶっちゃけ俺はそういうの淡白なんですよ。性欲はほとんどありません。

 だから、夫婦でそっち系の動画を観て気分を盛り上げたり、普段は言わないような、歯の浮く甘い言葉でムードをつくったり…。なんだかバカバカしいんですよ」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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