女性器リノベに投資する女たち#3…「膣がゆるい」の真相は?

神田つばき 女と性 専門ライター
更新日:2019-10-11 16:45
投稿日:2019-08-28 06:00
 美容整形外科のメニューにはあるのに、あまり表立って語られることの少ない女性器の整形手術。費用はどれぐらいかかるのか? どんな変化が期待できるのか? そもそも手術することが必要?必要かどうかの基準は? 今回は女性の性器まわりのお悩み第2位「膣のゆるみ」にフォーカスします。

自分の膣がどのくらい伸びるのか誰も知らない 

そもそも自分にとって膣とは何なのか

 私たち女性にとって膣とはどんな存在でしょうか?

「生理が出てくる」

「ペニスが入ってくる」

「赤ちゃんが出てくる」

 いずれも重要なライフイベントに関わっています。女性はみんな、成長しながら「ここは大事な場所」と感じるのだと思います。それでいて、お悩み第1位の「小陰唇」とは違って、「これが私の膣か」と目で見て確認できない部位でもあります。

女性が自分の膣と向き合うきっかけは

 そんな隠された重要な部位だけに、「ゆるんでいるのはないか」と人知れず悩んでいる人も多いのです。きっかけは、さまざまです。

「出産後、完全に元に戻っているのか自信がない」

「パートナーが中で射精しないことがあると、ゆるいのかと気になる」

「中でいったという経験がない」

「膣がしまるって、どういう感じなのかわからない」

 いずれも人に相談しづらいことですし、これだけで産婦人科に行くのは…と考えてしまいます。

膣のしまりは周囲の筋肉の反応で決まる

 膣は赤ちゃんが出てくるときには広がりますが、ふだんはタンポンを入れるのもためらうぐらい閉じていますし、ペニスを入れるのが痛いと感じる人もいます。直径10センチもある赤ちゃんの頭が通るのに、直径3センチほどのペニスとしっかり密着できるというのは、いったいどういう構造になっているのでしょうか?

 実は、膣という筒が伸び縮みするのではなく、周囲を取り囲んでいる括約筋が収縮し、それにつれて広がったりせばまったりしているのです。締まりをよくするには、膣などを支えている骨盤底筋群が反応よく動くようになればいいわけです。

神田つばき
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女と性 専門ライター
離婚と子宮ガンをきっかけに“目がさめて”女性に生まれたことの愉しみを取り戻すべく、緊縛写真のモデルとライターに。私小説「ゲスママ」、イベント「東京女子エロ画祭」「親であること、毒になること」などを企画。最近は女犯罪者や緊縛表現者に関するZINEの制作・販売を開始。Xnoteblog

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