更新日:2026-01-23 11:45
投稿日:2026-01-23 11:45
よみがえる思い出と、募る罪悪感
誠二さんは車やバイクが好きで、ドライブやツーリングに連れ出してくれた。若い頃、北海道をバイクで一周した思い出が、鮮やかによみがえった。
律子さんは語る。
「大手の旅行代理店で揉まれて、世界中を飛び回る誠二が、とてもまぶしく見えたんです。学生時代から社会人になるまで、5年間ずっと一緒でしたから…」
同時に、夫への罪悪感も増していった。
「ある日、関西の施設から連絡が入ったんです。義父のカテーテル治療で、身内の立ち合いが必要だと言われて。責任者は夫の名前だったので、仕事道具のPCを持って、すぐに向かうことになったんです」
出発前、夫は申し訳なさそうに言った。
「僕が留守の間、家のことをよろしく」
律子さんは笑顔で答えた。
「大丈夫。しっかり守っているから、安心して」
夫のLINEに動揺
でも、その日の夕刻――偶然にも誠二さんから連絡が入った。
「食事だけのつもりでした。でも、そのままホテルへ行ってしまったんです…」
深夜、夫の忠彦さんからLINEが届いた。
――急に一人にしてしまって、ごめんね。親父は大丈夫だから、安心して。
「夫の『ごめんね』の文字を見て、胸が締めつけられました。私…最低な女だなって」
そう思いながらも、律子さんはこう返信した。
――私は大丈夫。お義父さんの回復を願っているから、忠彦さんも体を休めてね。
ラブ 新着一覧
かっこいい男性の結婚相手を見て、「なんであの素朴な子が!?」って思ったことはありませんか? 実は、男性の多くは「素朴女...
長年連れ添ったパートナーには情が芽生えますよね。そしてその情に引っ張られ、別れるべきかどうかわからなくなることも。一体...
好意を抱いている男性からアプローチされると、すぐに誘いに乗ってしまう人が多いでしょう。しかし、相手がモテる男性だったり...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。“恋愛”と“結婚”についての話題って、尽きませんよね。わかり合えないから悩み...
妻に内緒でこっそり不倫を続けている夫……。いえ、気付いていないと思っているのは夫だけ。妻は気付いていない振りをしながら...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.43〜女性編〜」では、婚活中に出会った年上男性にしつこくアプローチされていると言う女性・Oさ...
彼と出会った時、一緒にいて落ち着いたり、偶然の共通点が多かったりすると「思わず運命の人なのかも!?」と思ってしまいます...
どんな夫婦でも、結婚が決まった時は明るい未来を想像し、お互いに幸せを感じていたでしょう。しかし、年月が過ぎ、さまざまな...
コロナ禍は、多くの遠距離カップルを引き裂いてしまいました。会えない期間が続くと、愛情を持続させることはかなり難しくなっ...
友達同士でもなかなか語り合えない「セックスの頻度」。皆さんはどれくらいでしょうか? パートナーとの夜の営みがない期間が...
仕事が忙しくて、なかなか会えない彼氏……。そんな時には、「なんで会えないの!?」なんて拗ねたLINEよりも、彼氏を癒す...
外見の良さは、人から評価されやすいものです。しかし、あまりに外見でちやほやされすぎると、コミュニケーション能力の欠如し...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
少し前に流行った、「美魔女」という言葉をご存知ですか? 一般的な定義としては、“35歳以上の才色兼備の女性”のを指すよ...
結婚って幸せの入り口だと思っていたのに……結婚生活を重ねるほどに浮上してくる、現実的な問題の数々。もしパートナーがこの...
















