ベッドで精気なし…マグロな彼にヤル気を出させる3つの秘策

内藤みか 作家
更新日:2019-12-05 06:00
投稿日:2019-12-05 06:00

「舐めて」と言ってくる彼に

 マグロ男に悩める女性の不満の多くは「彼ばかりが『舐めて』と言ってくる」というもの。女性に舐めてもらえば彼は気持ちいいでしょうけれど、自分ばかりが気持ちよくなり、お返しをしないために、女性の不満が溜まってしまうのです。この傾向を見ても、アグレッシブさを欠いた男性が増えていることがうかがえます。

 こういう男性には、フィフティ・フィフティ作戦でいくことをおすすめします。向こうが「舐めて」と言ってきたら「舐めたら、私も舐めてくれる?」と聞いてみるのです。言いづらいという人もいますが、冗談めかして言ってみればいいのだと思います。

 そして彼がいやがったり躊躇していたら「じゃあ私も舐めない」とSっぽく言ってしまうことです。愛し愛されることでお互いの快感が成り立っているということを彼に理解してもらうためにも、時にはおあずけが必要です。

「上になって」と言ってくる彼に

 セックスとは男性が男の象徴を突き刺し、ダイナミックに女性を感じさせるものだという考えかたはもう古いらしく、昨今のマグロ男子たちはいざそういう段階になっても、自分から動きたがらないのだとか。好きな体位も女性上位。そして女性には「上になって」とせがみ、自分はベッドの上で寝転がるという楽すぎる態勢に……。びっくりしてしまいますが、こういう男性が増えているそうです。

 女性を上に載せるだけでなく「腰を前後に動かして」「もっと腰を振って」などと指図までしてくる男性もいるのだとか。あとで形勢逆転して男性も腰を振ってくれるのならいいのですが、そうではない人がいるというから呆れます。

 こういう人には「疲れちゃった」などと言って、あまり動かずサボり、彼のほうから動くように仕向けるしかないでしょう。それでも男性が動きたがらないのなら、こういう人だとあきらめるか、別れを考え始めるかどちらかだと思います。

 男女同権社会なのですから、エッチの時も、男性ばかりが動くものだという考えかたは間違っていると思います。けれど、マグロ男はそれを通り越し、女ばかりが動くベッドタイムを希望しているという存在。ここには新たな男女格差が生まれているような感じさえ受けます。

 お互いに同等に愛し合い、気持ちよくなれる、バランス取れたエッチを目指し、マグロ男子を育てていきたいですね。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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