女衒の港区おやじと中出しに異常に執着する港区こやじの巻

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2020-01-24 10:32
投稿日:2020-01-10 06:00
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイットボーイというより、じわじわ低温やけどさせる傘寿系脳みそ性器。そんなひろしとわたしの間に、港区女衒おやじが“災い”をもたらすなんて……!

港区の女衒おやじという人種

【vol.41】

 港区にはびこる「港区おじさん」という言葉が東京カレンダーで生み出されてから、日夜繰り広げられる港区☆狂乱の宴も、市民権を得つつあります。

 その港区で女子を確保する、女衒としてハイエナのように生き残る人種がいます。港区おじさんとして日々美酒と美女に溺れる人々には潤沢な資金があり、それを目がけて近寄るのはなにも女子だけとは限りません。

 まず、港区おじさんの周りの港区女子とは、インスタ映えする写真が撮れて、ちょっといい思いができて、帰りのタクシー代くらいもらえたらそれでいいかな、という楽しければそれでOKタイプ。

 このジャンルのヘビー級の中には、リアルに結婚を求めて毎夜毎夜精を出すものの、見初められるのは10%に満たないのに、高望みをしていって、市場価値がなくなって、港区おばさんとして女衒の道を歩んでいく人もいます。ライトな港区女子が一番賢いのですが、またそれは別の機会に……。

 次に、港区おじさんと同じくらいの潤沢な資金を自力で稼げる港区女子は、港区おじさんにとっても対等でWin-Winで、ビジネスでもかかわったりできるので強固な信頼を持った関係性を築きます。

ひろしに近づく港区女衒おやじ

 そして最後が、港区おじさんに群がる港区おやじ。それがここでいう「港区の女衒おやじ」です。事業を起こしていて、人脈で会社を大きくしてきた男性で、そこまで爆発的な金銭的価値を生み出していない会社の創業者。女子とふたりっきりでデートする時は、1人3万円くらいのレストランに行きますが、資金の潤沢さでいえば港区おじさんになりきれないレベル。だからこそ、華やかな女子の知り合いは多いのですが、その女子を“撒き餌”に、港区おじさんに取り入って、仕事につなげようとする女衒おやじです。

 その、とある港区女衒おやじが、ひろしに月に2回くらい〈美しい女性との会食、そろそろいかがでしょうか?〉というLINEを送ってきているのを(勝手に)見て、苦々しく、忌々しく思っていたわたしですが、やはり嫌な予感というのは当たるもので……。

ゴルフの後の“ミーティング”

 港区界隈の腰も尻も軽い女性を網羅している、建築家O。設計の仕事を受注するために、日夜、港区女衒おやじとして華やかな女性を紹介し続けています。

 前回のOとのゴルフに同席したわたしは、その後ひろしとOとの“ミーティング”に嫌な予感を感じてしまいます。そしてそれを察したひろしは、ゴルフが終わって帰宅してからミーティング前までの3時間半、執拗なセックスを迫ってきたわけですが、わたしはといえば、疲労困憊……。

 3回もイカされたのち、ひろしが嬉々としてわたしを連れて行ったのは、銀座のティファニーでした。

「お前にはなんか足りんな。やっぱり胸元に品のいいネックレスがないと、しまらん」と、ひろし。

 仕事で貸し出しに出向いた時のティファニーの広報さんがジュエリー界で最高峰の優しく美人な方でした。そんな背景もあり、ティファニーは大好きなのですが、ジュエリーに一切興味がないわたしは、とまどいながら「別にいいよ」と伝えます。

銀座ティファニーからホテルオークラへ

 でも、ひろしですから、あれもこれも、と試し付けを命じます。そして「これが、ええやないか」と言うひろしが勝手に決めたネックレスを、そのままつけ、Oの秘書(男性)が待つ銀座のレストランへわたしは搬入されました。ひろしはそのままホテルオークラの「鉄板焼 さざんか」へ――。

小悪魔ドルチェ寿司
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出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

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